あなたもきっと夢中になるコイン収集の世界 単行本(ソフトカバー) – 2023/12/21
泰星コイン株式会社 (著) 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
幻冬舎メディアコンサルティング(2023/12発売)
内容説明
コインの魅力にはまる大人たち急増中。その一枚は美術品でもあり歴史の語り手でもある。
目次
THE JOY of COIN collection
1 コインとは何か?あなたもきっと夢中になるコイン収集の世界(コインはいつからあるの?;古代におけるコインの役割 ほか)
2 たった一枚にロマンが眠る コインから読み解く歴史物語(天正菱大判;明治3年銘試鋳貨)
3 希少性で選ぶもよし、デザインで選ぶもよし コイン収集の基準は人それぞれ(極めて希少なコイン;広く価値が認められている金貨 ほか)
4 購入方法、保管方法、扱い方…今日から始めるコインコレクターへの道(失敗しないコイン購入方法;価格が決まるポイント ほか)
たった一枚に古代のロマンが眠る――。
コインの世界を知れば知るほど、
あなたは心を奪われる

希少性で選ぶもよし、デザインで選ぶもよし
コイン収集の魅力を解説!

切手、骨董品、アクセサリー、ワインなど、コレクションを趣味としている人は大勢います。
そのなかでも近年特にその魅力に惹かれ、
趣味にする人が増えているのが「コイン収集」です。
コインの歴史は古く、古代ギリシアで紀元前7世紀頃に誕生したとされています。
紀元前6世紀頃にアテネでつくられたテトラドラクマ銀貨は古代の国際貨幣となり、
紀元前4世紀には、アレクサンドロス大王によってエジプト、
オリエントからインド西部にまで広められました。
ローマ時代になるとコインは貨幣としての役割だけでなく、
戦勝記念や君主の慶事や功績をアピールする目的でも製造されるようになり、
君主であるローマ皇帝の容貌を広く知らせるツールとしても活用されていました。
コインは、製造された当時の政治や文化、戦争と平和、王朝の交代など
さまざまな事柄を映し出す鏡であり、たった一枚に古代のロマンが詰まっているのです。
また、デザインの美しさもコインの魅力の一つです。
コインには製造された時代の最高峰の彫金技術が施されているものもあり、
まるで絵画のような美しさを誇ります。
さらに、コインは優良な現物資産であり、不動産などと違って所有しているだけで
税金がかかることもなく、保管も決して難しくありません。
コイン収集はコレクションとして楽しみながら資産の形成もできる
ワンランク上の趣味といえるのです。
本書では、そんな歴史の語り手でもあり、美術品としての側面ももつコインの魅力を
余すところなくまとめています。