とんぼの本
白洲正子“ほんもの”の生活 白洲 正子/青柳 恵介/赤瀬川 原平/前 登志夫【ほか著】価格 ¥1,650(本体¥1,500) 新潮社(2001/10発売)
内容説明
当代一の目利き、“ほんもの”を知る唯一の人といわれた白洲正子。今秋、旧白洲邸「武相荘」が記念館としてオープンするのを機に、白洲ワールドの拠点の全貌をあますところなく伝える。さらに、生前には家族にも内緒だった自筆の和歌集、油絵、ノートなどから修業時代の正子の姿を追い、白洲正子はいかにして白洲正子になったのかの謎を探る。
目次
旧白洲邸「武相荘」大公開!
“ほんもの”とは何か?
娘にねだった洋風“おふくろの味”
白洲学校の給食係
生涯をめぐる三つの断章
年譜
附 秘められていたこと
著者等紹介
青柳恵介[アオヤギケイスケ]
1950年、東京生れ。成城大学大学院博士課程(国文学)を修了。現在、成城学園教育研究所勤務、成城大学短期大学部日本文学科非常勤講師
赤瀬川原平[アカセガワゲンペイ]
1937年、横浜市生れ。武蔵野美術学校中退後、前衛芸術家として活躍。81年に作家尾辻克彦として「父が消えた」で芥川賞受賞
前登志夫[マエトシオ]
1926年、奈良県生れ。詩人として出発し、後に短歌を志す。68年より「山繭の会」を主宰。『縄文紀』(白玉書房、77)で迢空賞を、『青童子』(短歌研究社、97)で読売文学賞を受賞
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