星新一―一〇〇一話をつくった人― 最相葉月/著

出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2007/3/1) 発売日 ‏ : ‎ 2007/3/1 言語 ‏ : ‎ 日本語 単行本 ‏ : ‎ 571ページ

大企業の御曹司として生まれた少年は、いかにして今なお愛される作家となったのか。知られざる実像を浮かび上がらせる評伝。
「ボッコちゃん」「マイ国家」など数多のショートショートを生み出し、今なお愛される星新一。森鴎外の血縁にあたり、大企業の御曹司として生まれた少年はいかなる人生を歩んだのか。星製薬社長となった空白の六年間と封印された負の遺産、昭和の借金王と呼ばれた父との関係、作家の片鱗をみせた青年時代、後の盟友たちとの出会い――知られざる小説家以前の姿を浮かび上がらせる。
受賞 第39回 星雲賞 ノンフィクション部門
受賞 第61回 日本推理作家協会賞 評論その他の部門
受賞 第34回 大佛次郎賞
受賞 第28回 日本SF大賞
受賞 第29回 講談社ノンフィクション賞
目次
書誌情報
読み仮名    ホシシンイチセンイチワヲツクッタヒト
ジャンル    ノンフィクション
定価    2300円
最相葉月 サイショウ・ハヅキ
1963(昭和38)年、東京生れの神戸育ち。関西学院大学法学部卒業。科学技術と人間の関係性、スポーツ、精神医療などをテーマに執筆活動を展開。著書に『絶対音感』(小学館ノンフィクション大賞)『青いバラ』『東京大学応援部物語』『ビヨンド・エジソン』『最相葉月 仕事の手帳』『ナグネ――中国朝鮮族の友と日本』『辛口サイショーの人生案内』など多数。『星新一』にて大佛次郎賞、講談社ノンフィクション賞、日本SF大賞、日本推理作家協会賞(評論その他の部門)、星雲賞(ノンフィクション部門)を受賞。