とあるコミュニティに入った時

コミュニティリーダーが

「仲間をつくって!」

「仲間は大事。絆は大事」

ということをずっと言ってたの

 

 

 

わたし、

「仲間」「絆」ってことばに

本当に抵抗があってオエー

 

 

 

なんでだろう、

ってずっと考えてた。

 

 

 

出てきたのは、

 

仲間って

作るもんじゃなくて

できるものでしょ?

 

ってこと

 

 

 

 

 

 

 

人間は

どこかしらコミュニティに属してる

 

 

 

 

家族から始まって地域や

学校、会社や趣味の集まり

 

 

 

友達関係も3人以上あつまれば

小さなコミュニティかな

 

 

 

属してるだけで

すでに仲間じゃん?

 

 

 

仲間だからって

仲良しってわけでもない

 

 

 

家族で仲が悪い場合もある

 

 

 

 

でも一緒に生活してるなら

生計をともにしてたり

家を共有してたり

何かしら1つ以上、

同じ目的があるはず

 

それが打算だとしてもよ💰

 

 

 

 

会社の同僚とか

普段は全然合わない人もいるてへぺろ

 

 

 

でもプロジェクトが一緒になって

会社の中でもさらに

共通目的ができると

それを通じて団結するよね

 

 

 

そして、終わったら一旦解散

 

 

 

意外と、普段から仲良しの人より

全然気が合わないと思ってても

仕事に関しては

通じ合ってることって多かったりね✨

 

 

 

 

その中にいるときに

「仲間づくり!」なんて考えたこともない

 

 

 

 

ただ、家族とか同僚とか

普段は興味ないけど

第3者に悪口いわれたらむかつく笑

 

 

これは仲間意識のひとつだよね

 

 

 

「あの人を知ってるわたしは

悪口言っていいけど

知らないくせにいうな」って

あるあるじゃない?笑

 

 

 

普段はどうでもいいけど

 

気づいたら

協力したり

味方したくなったり

 

 

わたしにとって

「仲間」ってのは

そういうもの

 

 

 

対外的に「仲間」というのは

ともかく

 

 

 

苦手なのは、

身内だけがいる場所で

「仲間」とか「絆」を強調する人

 

 

 

わたしの経験上、

そういう人ほど

同調圧力が強かったり排他的な

傾向がある

 

本人が意識してなくても

みんな気を遣って同調したり

 

 

 

求人で

「”アットホームな環境”って

書いてるのはブラック企業」

とかいうのも見たことが

あって

 

確かに

私がいた元ブラックの社長も

アットホームっていってた笑

 

それを思い出した

 

 

 

 

 

少数派が意見すると

「そんな意見はあなただけ」

「あなたがスネてるだけ」

 

 

黙ってると

存在しないものとして流す

 

 

 

 

っていうリーダーは微妙だな

 

 

 

少数派の意見を汲めないのは

仕方ないよね、って理解できる

 

 

 

でも

自分と反対の意見を否定したり、

存在を無視するのはまた別の話。

 

 

 

 

こないだ別のコミュニティの

イベントでリーダーが

 

「音楽が始まると、

客席のみんなが自分の世界に入ってる

のを見て感動した」

 

と感想をいってたのも、

ちょっと疑問だった。

 

 

 

普通のライブなら

そこまで違和感ないセリフだけど

特殊な内容だったので

「”みんな”ではないよね」と思ったわけ。

 

 

 

一方で、めっちゃ好きな

プロアーティストのライブに

いったときは全然ちがった

 

そのアーティストは

「”自分の目に入ったあの人”は

こういう反応をしてた」

という風に、

その場に何万人いようと

特定の誰かの話をしていた

 

「みんなが」ではなく「その人は」

っていうわけ。

 

 

そしたらさ、

別の好きなアーティストも

似たようなことを言ってたの

 

 

 

ファンに対して

「どうして自分の曲を

好きになってくれたのか、

どうしてグループを

好きになってくれたのか。

できることなら全員に聞きたい」

って。

 

 

 

この2人のアーティストは

ファンを「全体」としてではなく、

そこに存在する一人ひとりを見ている

 

 

 

物理的な視点じゃなくて

心理的な視点でね。

 

 

 

ライブに集まるってことは

ファンという共通項がある

 

 

 

でも、みんなが

ノリノリでジャンプしてる

わけじゃない

 

 

 

泣いたり笑ったり

素の表情だったり

 

 

 

みんなの反応も

好き度合いもそれぞれ。

 

 

 

それをわかってくれてる

 

 

 

ファンがアーティストを

好きになるきっかけは作品だけど、

その音楽性とアーティスト本人の

言動が一致してるから

より一層好きになるわけで。

 

 

 

 

わたしが好きなリーダー像って

たとえ少数派だろうと

「あなたのことも見てるよ」

って感じさせてくれる人なんだ

 

(もちろん作為的なのはダメ)

 

 

 

 

わたしは常に少数派だからてへぺろ

特にその辺に敏感

 

 

 

もし、そのアーティストから

「仲間」っていう単語が

出てきたとしても

「そういう仲間ならいいかな」

って思える気がする。

 

言葉に乗っかってる

エネルギーが全然違うはずだから

 

 

 

 

 

「全体」をひとくくりにしちゃう人に

「お前もそうなれ!」

っていうわけじゃないけど

 

 

 

自分がリーダーだったら

自分みたいな少数派が

寂しい思いをしないようにしたい

 

 

 

 

「全体」は「個の集まり」

ってことを忘れたくない

 

 

 

 

そして「仲間」に固執しない

 

 

 

緩くつながっていて

必要な時に集まって

さっと解散する

 

 

普段はフワフワしてるけど

やるときはやる!

 

 

 

そんなのだったら最高スター

 

 

 

 

これも願いなのかな。

放っておこう✨