モヤモヤを吐き出したらスッキリしたので、楽しかったMOMEDライブレポートも書くことにしました。
昨日までは楽しいレポとか気にならなかったけど、罪悪感ありながらもネガティブ感情を表現したら変わるんだなって思いました。
MOMED未経験だからよくわかんないけど、なんかしら楽しいんだろうな~バルスライブよりパワーアップした感じなんだろうな~というワクワクした気分で臨みました。2日たったいま、細かいところは正直覚えてないけど、出す場所がなかった感情や有り余ったパワーを全開にして放出したかんじ![]()
覚えてるところをかいつまんで書いてみます。
1日目、2日目ともに、最初の映像は同じで血液とか体内の細胞たちがグルグル動いてる。これがわたしの身体の中にあって、同時にわたしの周りの人や環境をあらわしてるんだよね、と思うと身体がいとおしくなりピコピコ立ち上がる心電図がどんどんゆっくりに、反応も小さくなって、一度心臓が止まる疑似体験をした。一回ここで死ぬんだよね。
そしてHAPPYちゃんの登場!
あべこちゃんとアムロちゃんのダンサーさんとのステージがめっちゃカッコイイ。エネルギーに満ち溢れてて、しかも事前のHAPPYちゃんが夢だった人との共演に歓喜してるのも知ってるからよけいにキラキラして見える。すごいよねー!って。
そしてMOMENTチーム登場では、一般人とは思えない輝きに、見てるこっちもイエーイってなりました。日頃から堂々としてる人たちなのかな?合宿でメンタル開放とかして鍛えられたんかな? どちらにしろ、あたしはあんなステージであんな表情できそうにない。ほんとのプロ集団に見えたよ。
GODチームは「もうすぐ神になる」みたいにネタにされていたけど、まったく歳とか感じなかった。登場は「おお」っていうくらいの小さい感動だったのが、ずっとステージで動いて踊ってるのを見てると、みんなカワイイ生き物だなあ
ってほのぼの見てる自分がいた。
わたしはぼっち参戦で、テンションも上がりにくいタイプなんだけど、スイッチが入ったらめっちゃ楽しめるタイプなので、ダンスナンバーは全身全霊で楽しめました![]()
ワークについては、最初から全力でいけるのとか、なかなか入れないのとか、いろいろ。わたしは悲しみとか虚しさを感じるやつはものすごい効果を感じたのだけど、怒りとか苦しみ、魔女ワークはあんまり
基本的に普段から喜怒哀楽は激しいけど、その中でも悲しみと虚しさは抑えがちだからだろうな。
怒りのワークはなかなか出てこなくて、ステージにいたアイキンと目があった気がして、わたしに向けて「ほらほら、全然出てねえぞ!」ってめっちゃあおられた気がして、「アイキンめちゃかっこいいやん」って逆にうれしくなって笑顔になってしまった![]()
魔女ワークの時は妙に冷静で、わたしは魔女で焼かれる立場でも焼く立場でもない人間だったのかな。遠くから「大変そうね」って無感情で見てる気分だった。たとえ焼かれても叫んだりしないような。。でもそれじゃもったいないから、わたしの好きなジャンヌダルクの気分になって、くやしさと誇らしさの混じった断末魔をあげてみた![]()
個人的には和太鼓がハマって、肚から心臓からダイレクトに響くのに興奮した。命の躍動を表す響き。和太鼓好きな人ってそれを体感として知ってるんだろうね。
そうそう、自分を殺すワークもよかった。「死にたい」とかつい思っちゃうことが多いし、実際に死ぬことはなくても、「なんで生きてるんだろう」みたいな投げやりな気分になることも多い。でも、本気でこのワークをやったときに出てきたのは「生きたい」だった。今までだって、死にたいと思うのは生きたいってこと、って頭では理解してた。でも体感として心の叫びみたいに感じたのは初めてで、やっぱりそうなんだ!っていう腑に落ちる感覚が強くて。
そしてラスト付近のMOVEだったかな。2日間とおしてMOVEでは疎外感を感じちゃってしんどかったけど、詳しく説明してくれてわたしも動けるようになると、本当に楽しかった。命が動きたがってる。もっと踊りたい、楽しみたい!って身体の感覚として湧き上がってきた。
最後にポンって栓を抜くのは産道から生まれるイメージ。
昔、白昼夢みたいなのをみたことがあって、真っ暗な細い管を猛スピードで抜けて、ポンって真っ白の部屋に飛び出すの。それを思い出した。でもなんかうまくいかなくて、栓が抜けきってなかったので、さいごのもう一押し。「千と千尋の神隠し」で、オクサレ様のゴミを抜いた最後に、小さい栓をポンって抜く感じ。「でたー!」っていうより「はっ。…出た?」という小さな驚きと感動でした。
なーんも考えずに行ったイベントで、こんな楽しめるとは思わなかった。ライブとはまた違う、不思議なワークショップ。正直、大人数と同調してみんなで楽しむ、っていうのは普段は苦手。集団で右向け右してるのを見ると気持ち悪くて「入りたくない」って思っちゃう。基本的に”スン”族だと思う。
でもね、外から見てたら集団だけど、近くで一人ひとりを見ていると、全く一緒なんてなかった。テンション爆上がりで最初から最後まですごい人もいれば、控えめな人もいる。わたしに似て、そこまでのめり込めないけど、場合によってはハマるって人もいるだろうし。
非日常の場所で、大きな一つの目的とか楽しみだけ共有して、あとは思い思いに感じ取って、それぞれ違うものを持って帰ればいいんだ。
HAPPYちゃんが掲げていた「身体大解放」。「めっちゃ変わりましたー!」っていいたいけど、わたしはまだ実感はない。今はノドが痛いくらい。ビフォーアフターで何かしら気持ちは変わった気がするってのは確かなんだけどね。ここからじわじわ効果を実感できるのかな。
結局は日常を大事に生きるっていうのに立ち戻るから、わかりやすく魔法がかかるわけじゃないはず。だから地味な日常の、地味な変化を日々大事にしていこう![]()