いえーい、ひゅーひゅー、ぱふぱふ(←暴走族の、アレ)。
申し遅れましたワタクシ、黒川豆。このイベントに5回参加しています。皆勤賞です。賞状くれ。
さて、このレポートをお届けするのも、5回になっていますので、ちょっとだけ、振り返りを。
第0回燻製の前哨戦
第1回はじめて参加者を集めての燻製
第2回雛祭りの燻製
第3回最多チーム参加燻製
第4回女だらけの燻製祭り
やってきましたねー、現在完了形で言うところのWe have done, 個性的な燻製の数々。我々スタッフも、かなりプロっぽくなってきました。
今回は、どんな燻製になってのでしょうか。

greensmileが開催する全快燻製ちゃんは、そこらへんのできあがった燻製とはわけが違います。
なにせ、燻製器も自分で作るのですから。
自分で紹介するのもアレですが、燻製器づくり8ヶ月の熟練(←浅!)、人生と燻製器づくりは甘くないぞ、的な生活指導の先生より怖い、鬼の燻製器先生、とは、私のことです。

しかし、今回の参加者たちは、腕も良く、聞き分けも良く、怒る暇なく、素晴らしい作業でした。

同じ材料でつくる燻製器。個性を光らせる場所は、中身を確認するためあける窓の「取っ手」のみ。ガチガチの校則で縛られる女子高生が唯一オシャレをするハイソックスのワンポイント、的な。その限られた個性。
今回は、「チームもろ」がゴミとなるプラスチックをリサイクルして、付けた取っ手が第1回「取っ手賞」を受賞しました。
できあがった燻製器を、毎度おなじみ、石井さんの前で各々抱えて記念撮影。
(スタッフ青が抱えているモノだけは、ただの箱ですよ、だまされぬよう)

この手作り燻製器へ、自分たちで用意した食材をつめて行きます。つけまたにも個性がキラリですよ。
スタッフは手慣れてきているので、もっこもっこのせて行きます。アジの開きは、躊躇なく目玉に針金を通して、燻製器に吊るすことだってできますのです、ギョギョギョ。

みんな楽しそうでした。

でも、本当の楽しみは、この燻製器を開けるときですからね。今回も温燻なので、2時間ばかし待つことになります。かまどにセットしてと。

ここから2時間、ただじっと、燻製が出来上がるのを待つ。
――のは、スタッフのお仕事。
皆さんは、東海道の宿場町として栄えた、江戸が残る街品川宿の、散策ツアーに出かけます。ガイドさんがお迎えにきてくれて、2時間の旅に出発です!
このツアーの模様は、第3回燻製ちゃんのブログ をご覧ください。歴女黒川の心をくすぐる史跡満載でした。


散策ツアーから戻ると、あぶり家さんが文字通り、もくもくしておりました。
ということは......

はい。できたー! この窯出しの瞬間のために、切りにくい箱にカッターナイフを入れ、生臭い魚を手づかみで燻製器に詰め、空腹を我慢して2時間ツアーに出かけるのです。
だから、この瞬間のみんなの顔は、本当にいい顔をしていらっしゃる。




もちろん、おのおのできあがった燻製があれば、こうなりますね。

この芳しいスモーキーな食材と、ビールがなぜ合うのか!
科学的に解明できる方、絶賛募集中。

毎回、ひとつは、“際物(キワモノ)”と呼ばれる食材を燻製にする人がいます。
箱の中身全員死亡れんこん事件、昭和枯れススキふきのとう事件、それはスイーツだろプリン事件。
今回のキワモノは、、、
はい、牛丼どーーーーーーん! しかも吉野家の。もちろん、ごはん入り。

主食を燻すかい! で、感想はと言うと、悪いコメントなし! 食べログに出せば、大荒れ炎上でしょうけど、お行儀のいい参加者の皆さまからの感想は、「あ、結構おいしいじゃん」でした。
煙たいご飯、みんな行けるくち。
5回もやっていると、こんな声が集まります。
「燻製が自分で簡単にできることがわかったので、BBQのときにやってみました」
うれしいですね。
ちゃんと、モノにしていらっしゃる。
私たちgreensmileでは、せっかく集まってくれた、燻製参加者が一堂に会せるイベントも今後企画しています。
そう、5回全部の参加者で大燻製大会、巨大燻製、きょくん。
燻製同窓会、的なことを考えています。もちろん、新たしい参加者は随時受け付けておりますので、今後のイベントについては、ウェブサイト greensmile.asia をご覧ください。
facebookグループ「greensmile」それから、ファンページ「全快野菜ちゃん」もあります。

次回のイベントは、「品川宿キッチン」です。
これは、その土地のお店で、その土地で買い物をして、みんなで料理をして食べる、という地域活性のイベントです。今回は、品川宿です。今後は、全国展開をしていく予定ですので、ご興味のある方は、ひとまず、これに参加してみてください。詳細は、上記と同じウェブ とfacebookにて。
では、また、近々お会いしましょう。