greensmile夏 in 檜原村 -前篇 | 都会と田舎とconnect=つなぐgreensmile(グリーンスマイル)

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ニッポン列島住人の皆様、TUBEよりも暑い夏、熱い奴、いかがお過ごしですか?
週末のgreensnile(略したければグリスマでいいよ)イベントに参加した私たちは、お天道さまと雨男さまのご好意により、涼しく、楽しい一日を檜原村で過ごしてきました。
「都会と田舎をつないで日本を元気にする」ことを目指して活動しているグリスマ(あ、いきなり略しちゃった)は、東京都西多摩郡檜原村 に平米ファームを展開しております。ゆえに、毎月仲間を募って檜原村でイベントを開催しています。

全快野菜ちゃん

今回は夏の盛り7月21日、女盛り、男盛り、普段同じ盛り場をうろつくあいつ、酒と言えば日本盛な、仲間たちで、檜原村に行って来ました。27人も集いました。いえい。
村の染物屋さん、酒屋さん、古民家の主、草刈りおじさん、など村人とも交流があり、ディープなイベントだったので、2回に分けてレポートしたいと思います。申し遅れました、ワタクシ、グリスマ広報の黒川豆です。最近の日差しでで真っ黒気味。

今回の檜原村は、いつもとちょっと違う。それは、平米ファームでの作業はおやすみしたというところ。自分らのテリトリーから少し離れ、村人の胸に飛び込んで行ったのです。この日は、グリスマ成長の第一歩でした。

JR中央線の武蔵五日市駅に集合した私たち、まずは路線バスに乗って、檜原村の染工房シゲ田 さんを訪ねました。檜原の大自然の中、丁寧に染めを行っている工房で、染め体験です。

全快野菜ちゃん

シゲ田さんちの真ん前にバス停があるのに、武蔵五日市から急行バスに乗っちゃったため、ちょっと先のバス停からトラック輸送(警察さん、読まないでね!)。この時点で、村感にどっぷり染まりました。

全快野菜ちゃん

シゲタさん、こんにちは。のび太くんの丸メガネの素敵なおじさん。雰囲気あり過ぎ。

全快野菜ちゃん

ここで、コースターを2枚ずつ染めました。まずは、図柄を選び、柄の部分に糊をべっとりつけまして。

全快野菜ちゃん

たっぷりの藍に漬け込みます。タップリノアイ。ドップリノアイ。YES! フォーリンラブ。
この藍について、「これは創業以来注ぎ足して使っているのですか?」という質問が。鰻屋か!

全快野菜ちゃん

3分後、液から出すと、藍色じゃなくて、グリーン! これを酸化させて藍色に。
この工程を繰り返し、糊を洗い流すと、模様がくっきり浮き出てくるのです。
この緩い行程がたまらんのです。大自然の中で、藍染めをするなんぞ、畑仕事泥まみれ集団の私たち、みんな虜になっておりました。

全快野菜ちゃん

ご覧あれ。秀作たち。の一歩手前たちが、檜原の風にそよいでいます。

全快野菜ちゃん

嗚呼、このコースターそよそよを眺めながら、乾くのをのんびり待っていたいですねぇ。
そよそよそよそよ......

と、問屋とグリスマは卸しませんよ!
藍染めが渇くまでの間、竹さん(檜原村に移住した熱い男)指揮のもと畑仕事泥まみれ集団の本領を発揮じゃー。

全快野菜ちゃん

みなさんは、豆が好きですか? えーっと、ワタクシメのことではなく、豆腐になったり味噌になったり、ビールのお供枝豆になったり、畑のお肉としてベジタリアンの救世主の、アレです。
シゲタさんちの裏の大豆畑の、植え替えをしました。
大豆の苗をこうやって掘り起こして。

全快野菜ちゃん

畝に運んで、植えます。これが、スピードとチームワークを要する大変な仕事でありました。
大豆は強い。大豆はどこでも生きていける。と、言いますが、こいつ、とても貴重ないいやつらしく、植え替えでもたついている間に、ぐったりしてしまうのです。だから、バケツリレーのように、えっこらえっこらチームワークを発揮しました。

全快野菜ちゃん

期待以上の働きをした(はず)。
この大豆を収穫したら、村のお豆腐屋さんに卸すらしいです。問屋とグリスマは卸さなかったけど。そして、おいしいお豆腐となったり、味噌となったりして、いろいろな人に栄養を与えるんですね。
あー、いい仕事した。みんなの顔にそう書いてありました。え? 見えないって。ああ、これ、あぶり出しなんで。

全快野菜ちゃん

しかし、この日は、東京地方(とくに山沿い)は「雨」の予報。
にもかかわらず、染め体験も大豆の植え替えも、雨ふらず。なんたる幸運。あの雨男がいたのに? しかも自称ゲリラ豪雨男が2人もいたのに? 

さて、大豆の植え替え終了したのが、午後2時。みんなのお腹はぺっこぺこ。この後は、すぐそばの河原に下りてBBQです。
雨上がりの河原は、五月雨を集めて早し最上川状態でしょうか...... 河原のBBQの模様は、次回のお話といたしましょう。

前篇は、とにかく、雨雲の忍耐力に感謝ということで、締めくくります。
お後がよろしいようで。