イキフン いい感じ これは実に奥深い。 | イベントやエンタメの周辺、バックステージ

イベントやエンタメの周辺、バックステージ

イベント・エンターテインメント業界のオモテ・ウラ、企画や演出、社会、タメになることからアホらしいことまで…

イベントの現場。テクニカルリハーサルの前には音響・照明・映像・舞台のセッティングがある。

通電してケーブリング、デバイスの設置。ラフな場当たりを演出チームが行う。

 

自分の場合、テクリハの前にテクニカルスタッフと台本の読み合わせを行う。

これを行わないとリハーサルはままならなない。

 

基本のきっかけ(Que)を台本上で整理することで、舞台監督や演出からのQueを出さなくても、各セクションのオペレーターの判断でシーンを変えることが出来る。

必要以上、すべてのQueを舞台監督から出すこと自体、リスキーだ。

 

ここでQueポイントが明らかになっているが、フェードの具合とか、シーンチェンジのニュアンスはTime CODEでは測れない。

いわば感覚的な問題なのだ。

 

そこで自分は照明とか、音響のオペレーターに言う言葉がある。

 

「イキフンで…」

「いい感じで…」

 

イキフンとは、雰囲気のことだ。自分やオペレーターの演出的なニュアンスや間を汲み取ってくれ。

そういう曖昧で的確な指示だ。

 

「イキフンで…」と言うと、「わかりました!」というスタッフがいる。

もちろん「やってみますんで、見てもらえますか?」と確認を求めるスタッフもいる。

 

ここが演出の切れ目だ。

オペレーターといえど、演出の理解がないと凡庸なシーンとなる。

こうすればいいんじゃないか、そういったタイミングとか表現がある。

それを感覚的に分からない人間に「イキフン」とか「いい感じ」と言っても成功にはならない。

 

テクニカルスタッフをオペレーターと言うが、彼らも演出心が無いと、演出家や舞台監督がQueを出しても上手くいかない。

 

 

眼をいたわる。

アイ・ケアのいろは ウェブサイト

 

 

賃貸不動産管理のノウハウについて

サンノア・トラスト

 

 

360VR Movie

BIGBAND Live "Just for you"

 

「輝いている眼を。」

ひとりの女性と医師のストーリー。