前回にひき続き、中小企業診断士についてです。

中小企業診断士がどんな資格か概要などは資格サイトで分かりやすく紹介されているので、今回は私が行った実務の話をします。

コンサル業務の流れは大まかに3つで

  1. 企業を訪問し見学やヒアリングを行う
  2. ヒアリングをもとに報告書を作成する
  3. 報告書の提出とプレゼン


大体がこの流れで行われると思います。

おそらく多くの人が分からないのが、報告書やプレゼンの内容ではないかと思います。

しかし、報告書やプレゼン内容に決まったフォーマットがある訳ではなく、診断士によってやり方が変わってきます。

そのため、他の診断士がどのような報告書を作っているか、診断士もよくわかりません。

報告書は企業に価値を感じてもらえていれば型は問われません。

そこが面白くもあり、難しいところでもあります。

参考程度に、私が提出した報告書の概要を記述します。

  1. 経営分析
    経営方針や1、3、5年の売上目標を定めます。
  2. 財務分析
    決算書を元に資金繰り計画や、費用の適正化(売上に対して費用が高すぎないかなど)を図ります。
  3. 製品開発・マーケティング
    競合他社や売れ筋商品を調べたり、ブランディング、潜在顧客を調べたりします。
  4. 人事労務
    組織体制や、採用・教育について助言します。


これらの報告書は、国や協会が公開している情報などを自分で調べて作成します。

この調べて報告書にまとめる作業がなかなか大変です。

またしても長くなったので、次回に続きます。