Tue 230718 京都はおしくらまんじゅう/今井君が大増殖/嬉しい出会いが続く 4412回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 230718 京都はおしくらまんじゅう/今井君が大増殖/嬉しい出会いが続く 4412回

 一昨日から京都に宿泊して、一昨日は深夜から祇園祭の「宵山」と「日和神楽」を満喫。昨日の午前中はいよいよ「山鉾巡行」の本番、これまた満喫、ハシャぎすぎて、ワタクシ少なからず疲れ気味である。

 

 その辺の詳しいことはまた1週間後ぐらいに書くとして、いやはや京都の大混雑、すでに常軌を逸している。バスの乗り降りも容易なことでは済まないが、あんまり混みすぎてクーラーが効かない。

 

 昨日の山鉾巡行、京都の最高気温は36℃まで上昇した。人々は朝から思い切り直射日光を浴び、アスファルトの融け出した京都市役所前の御池通りは、実際にはきっと50℃超。そういう場所で2時間も3時間も、待てど暮らせどやってこない先頭の「長刀鉾」を待ち続けた。

(日本中の電車やテレビCMに今井君が続々と登場。久しぶりに嬉しい日々だった。大阪の地下鉄四つ橋線で、一種の自分撮りに興ずる)

 

 そういう超ホットな人々が、帰りのバスの中で押し合いへし合いするのである。クーラーは効かず、窓を開ければ熱風が吹き込み、熱した肉体を動かそうとしても混雑で身動きが取れず、二条城付近から京都駅までバスの中で耐えに耐えた今井君は、蒸し鶏か小籠包かシュウマイみたいにムンムン熱く湯気をあげた。

 

 京都駅前のホテルに駆け込んだのが13時。すぐにぬるいぬるい水みたいなシャワーを浴びて小籠包イマイの肉体を冷やし、14時の新幹線で静岡に向かった。

 

 静岡での公開授業が17時から予定されていて、しかも使用するテキストは東京大学の超長文。京都で肉体をヒエヒエにしておかないと、自慢の授業のクオリティに問題が発生しかねない。

(7月7日、福岡空港のおでん屋でだし巻き玉子をいただく。オイシューございました)

 

 こんなふうにして京都駅の新幹線改札を通過したのが13時50分。冷たいシャワーで肉体の髄までヒエヒエ、大汗かいて汗にズブ濡れの人々を睥睨して、あまりの快感に悦に入ったものであるが、諸君、驚いたのは京都駅新幹線改札内&外のスーパー大混雑である。

 

 まず、チケット売り場の長蛇の列の光景にゲッソリする。自動販売機も有人窓口も、高密度のおしくらまんじゅう状態になっていて、ちっとも前進しそうにない。あくまで目分量であるが、チケットを手に入れるまで30分は下らない。

(7月7日、福岡空港のおでん屋で、おでん盛り合わせと一口餃子をいただく。オイシューございました)

 

 もちろんワタクシは事前に全てのチケットをネット購入している。公開授業の予定が固まるや否や、1ヶ月前のチケット発売日に、残らず全て準備する。ホテルもヒコーキも電車もみんな、準備万端でなければ気が済まない。

 

 だから「新幹線に間に合うかどうか」みたいな危機とはカンペキに無縁であるが、あの種のおしくらまんじゅうや長蛇の列というものは、視界に入ってきただけで人をゲンナリさせるのに十分なのである。

 (7月7日、大阪心斎橋の風景。このまま長堀橋を目指す)

 

 しかもそのおしくらまんじゅう、改札の中に入ってもまだ続く。コンコースは「立錐の余地もない」の有様を絵に描いたみたいな大混雑。構内の店舗まで人の波は押し寄せ、立って待つスペースさえほぼゼロ。「もう空中に浮かんでいるしかない」という地獄絵図に近い。

 

 かつて昭和の東京やら大阪やらでは、この種のおしくらまんじゅうが日常茶飯事だったので、当時「大型連休でどっと繰り出した観光客」は、バッファローやヌーの大軍団を思わせるたいへんな人いきれだったが、静岡の公開授業を3時間後に控えた今井君は、まさにそういうヌーの1頭として、熱波の湯気の中に立ち尽くしたのであった。

(7月7日、大阪心斎橋「とらふぐ城」にて、鱧のフルコースを満喫。オイシューございました 1)

 

 ところで今日の写真の1枚目であるが、6月下旬から7月上旬にかけて、こういう言わば指名手配写真が、日本中の交通機関の溢れかえった。同時期にはテレビCMでも、これと同じ顔の高級オジサマが日々ミルフィーユの広告宣伝を続け、日本全国で「ミルフィーユとは何ぞや?」の大合唱が起こった(んじゃないかいな)。

 

 今井君としては、こんなに嬉しいことはないので、まだまだこういう日々が続いてほしかったし、これからもずっとこんな熱い指名手配を頻繁に続けてほしいと願うのである。

(7月7日、大阪心斎橋「とらふぐ城」にて、鱧のフルコースを満喫。オイシューございました 2)

 

 本日1枚目の写真は、滞在中の大阪・西梅田の駅から地下鉄四つ橋線に乗り込み、なんば方面を目指した時に撮影した。四つ橋線は、全ての電車が西梅田で折り返し、始発電車として運行するから、うまくタイミングさえ掴めば、誰にも見られずに写真が撮れる。

 

 写真の中の今井君には、以下のような素晴らしいコメントがついている。まずキャッチコピーで「予備校界のカリスマ。抱腹絶倒の名講義を見逃すな」、おお、今井君もすっかり偉くなったものだ。

(7月7日、大阪心斎橋「とらふぐ城」にて、鱧のフルコースを満喫。オイシューございました 3)

 

 その下には小さめの文字で

「ズバリ的を射た不思議なほどわかる授業」

「豊富な話題、溢れる知識、エスプリの効いたジョークで100万人の受講生を魅了」

「笑いながら志望校に合格せよ」

と続く。まさに我が意を得たり。いやはや、ホントにホントに今井君、偉くなっちゃった。

(7月7日、大阪心斎橋「とらふぐ城」にて、鱧のフルコースを満喫。オイシューございました 4)

 

 だから人々の視線も、このサトイモ太郎にマコトに熱く絡みつく。京都駅構内を歩いていても、一瞬たりとも油断はできない。

 

 静岡から京都に帰った腹ペコ今井君はさっそく串揚げ屋に入り、カウンター席で串揚げと焼き鳥とイカ丸焼きを注文して貪り食っていると、カウンターの向こうから「今井先生ですよね?」というアルバイト男子の笑顔が向けられる。

(7月7日、大阪心斎橋「とらふぐ城」にて、鱧のフルコースを満喫。オイシューございました 5)

 

 帰りがけ、店の中でデート中の女子のビックリした視線が絡みつく。デートのお相手の年齢が少なからず気にかかったが、まあこういう具合だから、どんなに疲れていても身だしなみには絶対に気を抜けない。だって何しろ「カリスマ」だ。寝ぼけた顔なんかしていられない。

 

 そのまま京都駅の烏丸口に出ると、またまた「今井先生ですか?」の男子が駆け寄ってくる。彼とはちょっとゆっくり話をした。一緒に写真にも収まった。

 

「福岡県内の校舎で授業を受けていました」

「今は大阪公立大学の経済学部に通っています」

そういうマコトに嬉しい「今井先生ですか?」であって、こういう出会いなら、ホントに1日に何度あっても、心から嬉しいものである。

 

1E(Cd) Richter:BACH/WELL-TEMPERED CLAVIER 4/4

2E(Cd) Eduardo Egüez:THE LUTE MUSIC OF J.S.BACH vol.1

3E(Cd) Eduardo Egüez:THE LUTE MUSIC OF J.S.BACH vol.2

4E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN 1/10

5E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN 2/10

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