Tue 230704 そこいら中で今井に遭遇/熱く知的な授業の連続/だからメシを貪る 4404回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 230704 そこいら中で今井に遭遇/熱く知的な授業の連続/だからメシを貪る 4404回

 つい先ほどまで大阪に滞在していたのであるが、いやはや大阪でも今井君の写真をナンボでも見かけるので、例えば地下鉄御堂筋線に乗っていて、座った席の向こう側の戸袋広告の中で今井君が楕円形のお顔でニタリ、それを見た本人の驚きは筆舌に尽くしがたい。

 

 昨日は大阪公立大学医学部の大教室で公開授業に臨んだ。その時の様子もまた1週間後ぐらいに詳述するつもりでいるが、難波から乗った御堂筋線でまず1回今井君の麗しい写真に遭遇。その直後、超高層ビル「あべのハルカス」の地下街を歩いていて再び麗しい今井に遭遇したのだった。

 

 そのたびにビックリ、ついでにニヤリ、せっかくだからニンマリ、ワタクシもそれなりに年をとったが、こんなにお年を召してからもこれほど大切にしてもらえるなんて、予備校講師冥利に尽きるのである。

(京都「六波羅飯店」のニラレバ炒めとギョーザ。オイシューございました)

 

 各地から「見たぞ」「見たぞ」「見ましたよ」、そういうたくさんの連絡も入る。「オマエ、まだ現役で教えてたんだな」と呆れ顔というか呆れ声の大昔の友人。「ずいぶんニヤついて授業してるんだな」「ミルフィーユって、いったい何なんだ?」とおっしゃるやっぱり昔の友人、みんな久しぶりで今井の顔にテレビCMで遭遇したヤツらである。

 

 そういえば、テレビCMも電車の中のポスターも、ホントにホントに久しぶりだ。5年ぶり? 6年ぶり? 一時は「一世を風靡した」と言ってもいいぐらい世間の人々の耳目を集めた我々の名作テレビCMであって、ワタクシもこの数年「いまか&いまか」「まだか&まだか」と首を長くして待っていた。

(京都「六波羅飯店」のチャーシューメン。たいへんオイシューございました)

 

 もちろん、ムカついているヒトだっていらっしゃるだろう。どうしてムカつくかは書かないでおくが、何しろ今でも予備校は激しい競争の真っただ中だ。学校としても個人としても、今井の顔にムカつくヒトは決して少なくないはずだ。

 

 例えば「抱腹絶倒の名講義を見のがすな」だったか「聴きのがすな」だったか、ポスター今井のキャッチコピーであるが、まさにその「抱腹絶倒」である点については、過去30年の予備校講師歴の中で、ずいぶんと批判や非難を浴びたりもしたのだ。

(京都「六波羅飯店」の店内風景。いやはやワタクシ、こういうの大好きでござるよ)

 

 真っ向から今井君のお顔を眺めながら「ボクは雑談なんかしません」「人気とりの雑談で生徒を集めたって意味ないですから」みたいにプンプンする先生にもたくさん出会ってきた。

 

  そういうセンセたちが、もうとっくに引退なさっていたとして、「まだコイツ雑談で笑わせて人気取りしてんのか!?」みたいに怒り心頭に発していらっしゃる可能性だってある。いやはや、マコトに申し訳ない。

(京都「六波羅飯店」から十数メートル、「ハッピー六原」は地元の人々のためのスーパーだ。こういうの、ワタクシは大好きでござるよ)

 

 別にワタクシは「抱腹絶倒」であるつもりはないのだが、気がつけば目の前の生徒諸君が抱腹絶倒、「もうヤメてぇ!!」という悲鳴に近い笑い声さえ聞こえてくることも、いまだに少なくない。

 

 ついでに言えば最近のワタクシは、まあ自分の年齢のことも考えて「少し笑いを控えめに」「もっと高級オジサマにふさわしい、より知的な講義に」「京大&東大、旧帝国大レベルの教材を使用して、グイッと高度な知的雰囲気づくりを」などとホザき、若干ではあるが抱腹絶倒系ではない方向を向いている。

 

 それでもついつい、ごく自然に抱腹絶倒系になってしまうのは、性格であり才能でもあるのだから、もうどうすることもできないが、例えば7月中旬だったか下旬だったか、半月後に京都駅前「キャンパスプラザ」で実施する公開授業では、京都大2022年の第1問を使用する。

(6月22日夕刻、アジアの人々を満載した南海特急「ラピートβ」で岸和田の公開授業に向かう 1)

 

 この問題、実によく練られた良問であって、長文たった1問を仔細に検討しただけで、参加者の読解の知的レベルが一気に向上する(はずだ)。

 

「京都大」という点だけに絞っても、この10年余りの出題傾向を如実にコンパクトに示す問題だし、京大独特の例の「下線部和訳問題」についても、京大のクセと好みをこんなに明確に説明できる良問は考えられない。

(6月22日夕刻、アジアの人々を満載した南海特急「ラピートβ」で岸和田の公開授業に向かう 2)

 

 もちろんそれでも「抱腹絶倒系」に傾いてしまう傾向はあるだろうが、近畿圏の京大志望者は全員、とにかく全員ここに集結していただきたい。今井君はそう熱望するのである。

 

 何も京大と言わず、ハイレベルな国公立志望者なら誰でも構わない、保護者や高校のセンセや予備校講師、いや京大の関係者までみんなみんなひっくるめて集まってほしい、そのぐらいの気合いで、今や準備に余念がないのである。

 

 どうもコロナ以来、いまひとつ公開授業の盛り上がりに昔の勢いが見られない気がする。何しろ「キャパ1/2」がついこの間まで継続中だったし、今も相変わらず地元の先生や職員の皆様との「懇親会」「お食事会」「祝勝会」は原則として自粛のまま。盛り上がりに欠けるのは致し方ないのかもしれない。

      (大阪府岸和田、170名の大盛況 1)

 

 しかし諸君、少なくともこの今井は違う。コロナ前の強烈で濃密な公開授業、驚くべき盛り上がりを見せていた夏の公開授業、いや夏に限らず秋も冬も早春シリーズも、是非ともまた知的で抱腹絶倒の熱い毎日を復活させたいのである。

 

 だから、エネルギーの元 → メシの方も、公開授業の季節には意識してたくさん貪るようにしている。昨日の大阪でも「単独祝勝会」と称して心斎橋というか長堀橋というか、暗い路地を入った裏町の焼き鳥屋で10本コース+追加で3本、たっぷり召し上がってから宿泊先のスイスホテルに帰還した。

      (大阪府岸和田、170名の大盛況 2)

 

 京都に出かければ京都に出かけたで、お気に入りになっちゃった「六波羅飯店」に連日のように押しかける。前回の「レバーもやし炒め」が少々モヤシだらけで野獣系の野生味に欠けていたから、6月22日に再訪した時には、これを「レバニラ炒め」に変更してみた。

 

 すると諸君、今度はモヤシほぼナシ、ほぼ全体がニラとレバーのみ、マコトにマコトに野獣王イマイの豪快な味覚にあっていたから、食欲はぐんぐん爆上がりであって、ギョーザ4人前、チャーハン、チャーシューメン、明らかに3人前以上のメシをワシワシ貪り尽くした。

 

 ずいぶん贅沢をしているみたいに聞こえるかもしれないが、「六波羅飯店」のギョーザは1皿たった250円だ。昨日の繰り返しになるが、半夏生を眺めようと建仁寺「両足院」に入れば1000円、ギョーザ4皿平らげても1000円、公開授業を徹底的に盛り上げようとしている予備校講師として、同じ1000円、どっちに使うべきですかな?

(岸和田での講演のあと、難波の串揚げ「ひょうたん」で単独祝勝会)

 

 いやもちろん諸君、「知的な興奮を求めるなら、ギョーザより半夏生を優先すべきなんじゃないか」、そういう小難しいお顔の高級オジサマ講師もいらっしゃるに違いない。

 

 しかしワタクシ、別に自慢するわけであるが、知的な興奮という話なら、ワタクシは普段からそんじょそこらの高級オジサマたちに負けるような生活はしていない、何なら今井の書斎にでもお連れして、天井まで届く充実の書棚9架、お見せしましょうか?

(伊丹空港を離陸するとまもなく、日本列島をかたどった人工池の上空を通過する)

 

 というわけで、6月21日は兵庫県の姫路で、6月22日は大阪府の岸和田で、それぞれ熱い公開授業を実施。姫路は出席者150名ほど。岸和田、出席者170名ほど。まだ何となくコロナ真っただ中のションボリした雰囲気がスタッフみんなに残っていたけれども、どちらも劣らぬ大盛況、ワタクシはますます弾みがついてきた。

 

 以上が、「テレビCM前」「電車ポスター以前」、6月の公開授業の記録である。6月23日は、大阪を出て埼玉県大宮に直行、大宮駅前の校舎で110名出席の公開授業を行ったのが6月の締めくくりになった。

(ANA国内線のお弁当。コロナ後はグッとサービスを抑制して、しばらくは 全路線こういうお弁当で突き進む覚悟であるらしい)

 

 6月26日、ワタクシのお誕生日にまるでプレゼントみたいにテレビCMが始まって、各校舎スタッフもみんな、コロナ前の勢いを一気に取り戻しつつあるように思うのだ。

 

 ワタクシは若い諸君に申し上げたい。どんどんメシを貪りたまえ。吉野家でも富士そばでも、すき家でもサイゼリアでも、なんでもいいじゃないか。大阪王将よし、餃子の王将もよし。延々とスマホをいじっているより、とにかく黙ってメシを貪りたまえ。いつもの5倍の元気が出る。

 

 ついでに、たっぷり笑いたまえ。抱腹絶倒、何がいけない。食って、笑って、笑って、また貪りたまえ。ホンモノのたくましい知性って、そうやってズンズン、元気に伸びていくもんなんじゃあーりませんかね?

 

1E(Cd) King’s College Choir:ABIDE WITH ME(50 Favorite Hymns) 1/2

2E(Cd) King’s College Choir:ABIDE WITH ME(50 Favorite Hymns) 2/2

3E(Cd) Richter:BACH/WELL-TEMPERED CLAVIER 1/4

4E(Cd) Richter:BACH/WELL-TEMPERED CLAVIER 2/4

5E(Cd) Richter:BACH/WELL-TEMPERED CLAVIER 3/4

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