Fri 230224 今さら新年の挨拶/アメトビに掲載/昭和歌謡ミュージカルに感激 4327回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 230224 今さら新年の挨拶/アメトビに掲載/昭和歌謡ミュージカルに感激 4327回

 今さら「あけましておめでとうございます」とか、冗談めかして言う必要もないだろうが、前回の記事でやっと2022年の記録は全て完了、このブログもやっとのことで新年を迎え、2023年の記録をコツコツ始めようと思う。今年もよろしくお願いしたい。

 

「新年のご祝儀」ということでもないのだろうが、一昨日から昨日にかけて、我がブログへのアクセス数が急激に増えた。「何か失言とかイヤな話でバズったか?」と不安になったが、どうやらそうではないらしい。

 

 普段の3倍から4倍、アクセス数のカウンターもどんどん面白いように回り、昨日はアメーバ全体の449位、「プロフェッショナル部門」では27位(本日はそれぞれ560位と32位に後退)、マコトに光栄な位置につけてもらえた。

 

 そのあたりの位置にどんな「プロフェッショナル」が存在するのかと思って見渡してみると、今井君より上の方だが、假屋崎省吾どんとか、鉄道写真家の中井精也どんとか、尾木ママとか、いやはやなかなか錚々たるメンバー。柄にもない晴れがましいところに我が名を連ねていただいた。

(そろそろ2023年の話を始めたい。新年のお雑煮がわりに、稲荷寿司を掲載しておく)

 

 この辺の順位にまで上がってきたのは、2018年8月の甲子園で「金足農旋風」が巻き起こった時以来だから、ほぼ5年ぶりのことである。

 

 あれから5年、何しろ「10年連続更新」「3652回達成」から先は、「あくまで2次会」であって、更新も3日に1回程度、怠け放題に怠けてきたから、このごろのワタクシの定位置は、全体で800番目ぐらい、「プロフェッショナル部門」50番目から60番目ぐらい。地道なところをウロウロしている。

 

 そもそもワタクシなんかが「プロフェッショナル」だなんて、おこがましいじゃないか。「何のプロフェッショナルなの?」と真顔で問われれば、返す言葉もなくしょんぼり、「雑談のプロフェッショナル」「バカ話のプロフェッショナル」ぐらいしか答えようがない。

(東京駅グランスタ「まめだ」で1月22日に購入。京都までの新幹線では、これを定番にしている)

 

 ま、もちろんそれはあくまで謙遜であって、育ちのたいへんおよろしい♡今井君は、どんな時でも謙虚なものの言い方をするように、父上と母上からたいへん厳しく躾けられてきた。

 

 あえてその謙虚さを忘れて本心を言うなら、雑談やバカ話をさせた場合、この今井の右に出る者なんか、この世にそうそう存在するとは思えない♡  もし今ここで「Z-1選手権」が開催されたとすれば、ワタクシは日本国内予選ベスト4ぐらいまでは勝ち残る自信がある。

 

 もちろん「Z」とは、北の巨大国家が昨年の今日開始した暴虐きわまる侵略戦争の合言葉ではなくて、「Zatsudan」のZに決まっている。世界中の雑談自慢が一堂に会して、その場で与えられたテーマで即興の雑談を行う選手権大会だ。

 

 あたしゃ、どんどん勝ち抜きますぜ。1回戦・2回戦・3回戦、準々決勝・準決勝、ワタクシに勝てるものなら、ぜひ勝ってみなせえ。この腕1本で1990年代の激しい予備校バブルを勝ち抜いた猛者を、土俵際に追い込むのは至難のワザだと思いますがねえ。

(1月22日、京都東山・青蓮院の真向かいのお店「蓮月茶や」で豆腐料理をいただく。詳細は、次回 1)

 

 ところで「ではなぜ一昨日と昨日のアクセス数が突然3倍&4倍に伸びたか」であるが、どうやらワタクシの前回の記事が「アメトビ」というものに「掲載」されたらしいのである。

 

「アメトビ」が何者で、「掲載」とはいかなることであるか、ワタクシは無知&蒙昧にして全く理解できないが、まあとにかく「あなたの記事がアメトビに掲載されました」という報告が、ブログの運営側から一昨日届いていた。

 

 決してそれがイヤだというのではない。素晴らしいじゃないか、だって諸君、今まで見向きもされなかったアメトビちゃんに、いきなり注目されて、どこか知らない晴れがましい場所に「掲載」されていたのだ。

 

 選考する人が実際に文章を読んで「こりゃ、すげー面白いんじゃね?」と判断したものしか、その高貴な場所に掲載される栄誉にはあずかれないのだという。いやはや、マコトに素晴らしい。

(1月22日、京都東山・青蓮院の真向かいのお店「蓮月茶や」で豆腐料理をいただく。詳細は、次回 2)

 

 しかしどうやらこの栄誉は、マコトにはかない一過性の性質があるらしくて、その「掲載」期間は1日だったか2日だったか、あっという間に消えてしまう。掲載された瞬間からカウンターはぐるぐる回り始め、掲載が終了した瞬間にカウンターはピタリと動かなくなる。

 

 ではどうして掲載してもらえたかというと、まず間違いなく「網膜剥離の症状と緊急手術、その後の経過」が、選考してくださったオカタの心の琴線に触れたのである。どうやらその種のサブタイトルもつけてもらっていたらしい。

 

 うーん、こうなると、何だかちょっと寂しいのであるよ。熱心な読者諸君ならきっと熱く熱く頷いてくれると思うが、4320回を超えたこのブログには、毎回毎回の長大な文章の中に、網膜剥離の話よりはるかに面白い記事がワンサと積み上がり、少なくとも4000回はあると思うのだ。

 

 要するに「雑談のプロフェッショナル」「日本選手権(きっと)ベスト4以上」をもって自ら任じているワタクシとしては、前回記事は「面白さ → 下位クラス」にすぎない気がするのに、それがこんな晴れがましい場所に初めて選ばれて掲載されたことが、どうも素直になれないのである。

(1月22日、京都東山・青蓮院の真向かいのお店「蓮月茶や」で豆腐料理をいただく。詳細は、明日 3)

 

 いやはや、何とも生意気なサトイモであって、こんなことを書き始めれば、今は亡き我が父上がむっくりお墓から姿を現して「謙虚と謙遜を忘れたのか?」と厳しく叱責を始めそうだ。

 

 だから諸君、こんなに大きくなってから父上&母上に叱られないように、ワタクシは今日からまたあくまで謙虚に、日々シコシコ&シコシコ、受験英語とはほぼ全くカンケーのない雑談をこの場で展開、とにかく5000回達成を目指して、全体の700番台、プロフェッショナル60番あたりをウロウロし続けようと思う。

(1月22日、京都大徳寺・黄梅院の庭園を満喫。詳細は、次回 1)

 

 まあとにかく今日は、2023年のアケオメ&コトヨロだ。たいへんおめでたい。今さら「お雑煮」でもないだろうから、お雑煮の代わりに稲荷寿司の写真を冒頭1枚目にお供えして、ブログ上の新春をことほぎたいと思う。ことほぐ、漢字で書けば「賀ぐ」ないし「言祝ぐ」、おお、字面もマコトにおめでたい。

 

 なお、何とか2023年にこぎつけたし、稲荷寿司で言祝ぐこともでき、「アメトビ」「掲載」「アクセス数急増」という素晴らしいお年玉ももらえた今井君は、タコあげ・羽子板・カルタ取りの代わりに、NHKテレビのスイッチを入れてみた。

 

 少なくとも今井君は、はるかな昔から高額な受信料を払っているのだ。NHKテレビには、せめて福笑い以上の面白さを維持してくれなきゃ困る。昨日2月23日午後3時、ガーシーぎらいのワタクシは、祈るような気持ちでNHKの画面を見つめた。

(1月22日、京都大徳寺・黄梅院の庭園を満喫。詳細は、次回 2)

 

 そこに映し出されたのは「昭和歌謡ミュージカルドラマ」という目を疑うような文字。「ウソだろ?」「ウソだろ?」「ウソだろ?」と3度絶叫したあと、思わずバーボンウィスキーをストレートグラスになみなみと注ぎ、1時間半にわたってNHKに釘付けになった。

 

 正式タイトルは「昭和歌謡ミュージカルドラマ また逢う日まで」。あまりの楽しさに、90分のミュージカルドラマのうち後半45分は、いろんな意味で熱い涙にくれながら画面を見つめ続けた。

 

 諸君、「NHKプラス」でまだまだ視聴可能なはずだ。もしNHKプラスに入っていない諸君は、直ちに無料登録して「昭和歌謡ミュージカル また逢う日まで」をタップ。これを見逃す手はない。

(1月22日、京都大徳寺・黄梅院の庭園を満喫。詳細は、次回 3)

 

 なおワタクシは今「タップ」と書いたが、さすが雑談王イマイ、正確には雑談(きっと)ベスト4今井、ボタンの押し方1つの話でも、話はグイグイ深く入試英語の話に進んでいく。

 

 1990年代中盤、筑波大学の英作文の問題で「リモコンのボタンを押す」という一節があった。そこで超人気講師♡イマイは、入試直前の代ゼミの授業で(講座タイトルは「今井の英作文完璧6時間」だった)、「ボタンを押す」の変遷について語ったのである。

 

 80年代までは「push」を使った。確かに当時のボタンはpushの対象だったが、90年代前半には「press」に変わった。ボタンは、圧迫の目的語に変わったわけだ。

 

 しかし90年代後半には「touch」に移行。「苦しい圧迫の連続から、ボタン君はついに脱した。おそらく21世紀には、touchからさらに軽い感覚に変わるだろう」と予告した。そして今や日本人は「タップ」するのであり、今やタッチもタップもない「命じる」「お願いする」の時代になりかけている。

(1月22日、京都大徳寺・黄梅院の庭園を満喫。詳細は、次回 4)

 

 ところで「昭和歌謡ミュージカル」であるが、脚本:桑原裕子、主演:福本莉子。最近のワタクシは芝居関係では人形浄瑠璃以外ほとんど怠けていて、お2人ともよく知らない人であるが、脚本の桑原裕子どんは平田オリザ氏の息がかかった人らしくて、確かに平田オリザのカホリも濃厚に感じる。

 

 中身についてはいわゆる「ネタバレ」になるから黙っているとして、ドラマが一気に展開していく中盤の開始あたり、主演女優がいきなり変貌してピンクレディ「透明人間」(1978年)を熱唱するあたりがポイント。NHKのBSではすでに2022年春に1回放送したらしい。

 

 NHKには、こういう予期せぬヒットがよくある。つい最近大ヒットした「光秀のスマホ」もそうだったし、はるかな昔の話になるが、1976年の「紅い花」もそう。つげ義春の作品をいくつか連結させて、青年座所属のまだ(ほぼ)無名だった(ほぼ)新人女優:沢井桃子を起用して大ヒットさせた。

(1月22日、京都大徳寺・黄梅院の庭園を満喫。詳細は、次回 5)

 

 もちろん今回の「昭和歌謡ミュージカル」に関しては、今のところ世の中の難しい評価は分からない。しかし諸君、コイツはテレビドラマだけの世界に閉じ込めておきたくない。

 

 最初は小劇場だって構わない、是非どなたか、舞台化を企てていただきたい。立派に定番の名作ミュージカルに育ち、来る日も来る日も昭和のジーチャン&バーチャンたちが集団で押し寄せるようになるだろう。

 

 もっとも、今井君のミュージカル歴は甚だ貧弱だ。10年もむかし、ニューヨークとロンドンで見まくった時期があったが、それでも合計で20本にも達していない。いわばシロートの早合点だが、トーシローの早合点こそ、むかしむかしのその昔から、クロートの重厚な判断を凌ぐ好敵手であり続けているはずだ。

 

1E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN 1/10

2E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN 2/10

3E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN 3/10

13(α) A TREASURY OF WORLD LITERATURE 38:CAROSSA:中央公論社

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