Sun 220417 ハンバーグでフタ/東風平の大熱演/船橋の大熱演/徳島の大熱演  4195回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 220417 ハンバーグでフタ/東風平の大熱演/船橋の大熱演/徳島の大熱演  4195回

 3月17日、というのだからちょうど1ヶ月前のことになってしまうが、朝のワタクシはまだ大阪にいた。奈良のお水取りと城南宮の梅を満喫し、もちろんそれ以上に奈良と姫路ので仕事を満喫して、今回の関西滞在もまた最高の思ひ出になった。

 

 しかし諸君、ここからの移動がまた凄まじい。2022年早春シリーズも終盤のクライマックスに入ったわけである。

 

 7日午前中のヒコーキで、伊丹空港から沖縄に移動。沖縄・東風平で仕事をした翌日は、沖縄から羽田空港に移動して、千葉県船橋で仕事。その翌日が徳島、徳島の翌日が、神奈川の相模大野。南へ東へ西へ東へ、縦横無尽の旅が続く。

      (3月19日、徳島での大盛況 1)

 

 しかしそれでも腹の中には、昨日の「二見の豚まん」が4つ、どーんと濃厚な存在感を残している。どのぐらいの存在感というに、吐く息がどこまでも豚まんくさい。クシャミをしても豚まん、溜め息をついても豚まん、気がつけば、高級ホテル・リッツカールトンの部屋の空気も、完全に豚まんと化している。

 

 と言ふことは、伊丹空港から乗った沖縄便のヒコーキも、やっぱり今井君の胃袋の中の豚まんのカホリに汚染されていた可能性が高いが、幸いこの日の沖縄行きはガーラガラ。満席なのは「プレミアムシート」のみ、エコノミーというか普通席のほうは、3人席に1人いるかいないかのアリサマだった。

 

 しかしワタクシの席は、その満員の「プレミアムシート」。周囲の席の高級そうなオジサマたちに、ホントに悪いことをした。反省しきりである。ヒコーキや新幹線に乗るときは、3日ぐらい前から「豚まん断ち」の荒行に入らなければならない。その鉄則を忘れていた。

     (那覇空港のロイホでナポリタンを貪る)

 

 そこでワタクシは、那覇空港に到着するやいなや、空港4階の「ロイヤルホスト」に直行。迷うことなく「いつものメニュー」を注文した。200グラムのハンバーグ・目玉焼き付きと、ナス4切れを乗っけたスパゲティ・ナポリタンである。

 

 毎度毎度同じような写真を掲載して申し訳ないが、だって好きなんだから仕方ないじゃないか。すでにハンバーグの写真は2月以来3回目。ナポリタンも2回目だ。

 

 しかしもし興味のある人がいたら、ハンバーグ写真3回分を仔細に比較&対照してほしい。目玉焼きの白身の焼け方が、微妙に違うことに気づくはずだ。

 

「何故いきなりロイホ?」であるが、要するに諸君、サトイモ男爵としては、「早急に胃袋にフタをしなきゃ」と考えたわけである。胃袋にはいまだに「二見の豚まん」がドッカと居座っている。吐く息もクシャミも、いまだ二見の豚まんの支配下だ。

 

 ならば、最も手っ取り早いのは「フタ」。しかしコメとかパンとかでは、フタとして重量感に欠ける。もし「げっぷ」などという下品な噴火を起こせば、二見の豚まんのマグマが再び表面に姿を表すに決まっている。ハンバーグ + ナポリタン、ドッシリ重みのあるフタがあれば、東風平での仕事も安心してこなせるに違いない。

     (那覇空港のロイホでハンバーグを貪る)

 

 東風平と書いて「こちんだ」、この15年で3回目の公開授業になる。対象は、高校合格を決めたばかりの「新高1生」とその保護者。出席者150名。「いかにも塾」という昔ながらの大教室で90分、汗まみれの大熱演を満喫した。

 

「在籍生全員が第1志望合格を果たしました」と、スタッフ全員満面の笑顔で迎えてくれた。「期末テスト5科目満点」の生徒も2人出ている。マコトに模範的な校舎である。

 

 さてここからは少し駆け足になる。公開授業に夢中になりすぎて、授業風景の写真を依頼するのを毎回毎回忘れてしまい、掲載すべき写真がほとんどないのである。

(千葉県船橋の控え室でケーキをいただく。公開授業の写真を依頼するのを忘れ、船橋の思ひ出はこれだけになってしまった)

 

 翌18日は、千葉県船橋へ、沖縄では生温かい強風が吹き荒れていたが、ヒコーキで2時間半、羽田空港に着いてみると、久しぶりの東京は冷たい雨に濡れていた。東京に帰ってきたのは11日ぶり。強風が吹き荒れて、いやはや関東はまだ冬の様相だった。

 

 品川から総武線快速に揺られて30分ほど。船橋駅前も冷たい風にさらされ、会場まで徒歩10分だが、傘をさしても確実にずぶ濡れになる。致し方なくタクシーに乗って、それでも運転手さんと目いっぱい会話を楽しんだ。

 

 船橋で使用したテキストは「E」。校舎サイドでは「共通テスト問題」を選択していたが、ワタクシから積極的に校舎長に連絡して「共通テストの問題を扱うと生徒たちの表情が暗くなります」「思い切って超難関大タイプのEを使いましょう」とオススメしておいた。

  (徳島の控え室。なかなかスタイリッシュじゃないか)

 

 これが見事に功を奏した。その後、海浜幕張でも千葉でも三鷹でも、同じように今井本人から連絡して同じことをオススメした。だって諸君、共通テストの長文は、とにかく内容が幼なすぎる。読んで読みごたえのある文章、読んで成長できる文章、精読・味読・音読に値する文章はほとんど出題されていない。

 

 別に東大や京大や旧帝大の問題でなくてもいいのだ。早慶である必要もない。静岡大・新潟大・信州大・金沢大・岡山大・広島大・愛媛大・明治・法政・中央・青山、読み応えがあって、精読・味読・音読に値する文章は、ナンボでも見つかる。

 

 せっかくの公開授業だ、ワタクシはそういう文章を選んで、熱く濃厚な授業を展開したい。共通テストのほうは「キリンさんが生まれたんで名前をつけましょう」「朝型はヒバリです、夜型はフクロウです」「電化製品、どこで買ったら得でしょう」、むしろ高校入試にピッタリの中身じゃないか。

    (徳島、ホテルクレメント最上階からの風景)

 

 というわけで諸君、船橋からいったん東京のオウチに帰ったワタクシは翌19日、再びヒコーキに飛び乗って、西へ。徳島の「ホテルクレメント」にチェックインした。東進に移籍して17年目が間もなく終わろうとしていたが、この17年、徳島訪問も15回を超えている。

 

 窓を開ければ、かつて「徳島県内唯一のデパート」だった建物が残っている。重厚長大はどんどん姿を消し、徳島もとうとう「県内に百貨店が1つもない県」になってしまった。春の駅前は閑散として、「今日はいったいどのぐらいの生徒が集まるんだろうな」と、ふと寂しくなった。

      (3月19日、徳島での大盛況 2)

 

 しかし諸君、徳島のスタッフも大奮闘してくれていて、このコロナの真っただ中、230名もの出席者があった。「キャパ1/2ルール」はまだキチンと守らなければならず、するとこの会場で230名はギリギリいっぱいの線。よくぞここまで頑張ってくれた。

 

 徳島で使用したテキストは「C」。もちろん難関大用「E」で激♨︎熱♡の授業を展開してもよかったが、この日は保護者の皆さまも多数参加。「しばらく英語の授業から離れている保護者の皆さまに、いきなり超難関大の長文は厳しすぎるかも」との判断で、「C」を選択した。

 

 しかし「C」もまた、難関国立大の長文なのである。「超難関」の「超」の文字がとれても、やっぱり読み応えのしっかりある良問だ。大爆笑が連続し、最後には230名の熱い大喝采があって、徳島でもまた素晴らしい90分を満喫できたのである。

 

1E(Cd) Zagrosek & BerinSCHREKERDIE GEZEICHNETEN 1/3

2E(Cd) Zagrosek & BerinSCHREKERDIE GEZEICHNETEN 2/3

3E(Cd) Zagrosek & BerinSCHREKERDIE GEZEICHNETEN 3/3

4E(Cd) SequentiaAQUITANIA

5E(Cd) Nevel & Huelgas EnsembleCanções, Vilancicos e Motetes Portugueses

total m65 y312  dd27340