Thu 211028 「迫る試練」とは何か/10年前の闘病記/門司港駅のレア列車群 4112回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 211028 「迫る試練」とは何か/10年前の闘病記/門司港駅のレア列車群 4112回

 思わせぶりといえば、あまりに思わせぶりかもしれないが、まあ許してくんろ。とにかく10月最終週の今井君は、10年に一度の危機というか試練に立たされ、火曜日26日に試練のピークを見事に乗り越えて、本日28日、ほのぼのと暖かい快晴の東京で深呼吸、「試練に耐えた」「危機は去った」と快哉を叫んだ。

 

 ま、試練の中身は明日の記事で。とりあえず諸君は、その前の日曜&月曜、試練の前のションボリ今井里右衛門が、門司港駅周辺の昭和レトロの雰囲気に身を委ね、鉄道オタクのフリをすることで不安と恐怖から逃れようとしていた有様を、楽しく読んで嘲笑&憫笑してくれればいい。

 

 しかし要するに諸君、ワタクシはワーカホリック。常に全力で泳いでいないと死んでしまうマグロどんたちと同じことで、いつも精一杯お仕事に励んでいないと、必ず肉体のどこかに支障をきたす。

 

「仕事していないとやたらに調子が悪い」

「激しく授業してないと息がつまる」

「どんなに吐き気がしていても、授業さえすれば全て解消する」

「鼻づまりでさえ、授業でスースー通ります」

「とにかく頼むから、たっぷり授業をさせてくんなまし」

以上、ワーカホリック今井の本心からの叫びでござるよ。

(門司港駅に集結したJR九州のレア列車群1 かわせみ&やませみ)

 

 というわけで、昨日の記事では「危機」「試練」とごたいそうに思わせぶりをしてみたが、要するに授業や仕事の頻度が低すぎて、今井君の肉体に異変が生じたのである。

 

 今井君の肉体の異変は、首より下に来ることはマレである。上半身は頑健そのもの、腕立て伏せは1100回、今も欠かしたことはない。おかげで肩から胸にかけてはマコトにカッケー逆三角形。これで腹さえ出ていなければ、街ゆく今井君に「カッケー♡」「カッケー♡」「カッケンじゃね?」と、若い人々からの喝采が送られることは間違いない。

 

 下半身も、もちろん鍛え込んでいる。いやいや、慌ててニヤニヤしなさんな。決してそういう下劣&猥雑な下半身じゃございません。ワタクシが鍛え込んだ下半身とは、「毎日スクワット100回」というマコトに健全&健康な下半身のこと。「今井よ、お前もか?」とニタニタされる類いの話とは、完全に無縁の次元なのでござる。

(門司港駅に集結したJR九州のレア列車群2 「36ぷらす3」正面図)

 

 すると諸君、上半身は逆三角形、下半身もこの上なく健全で健康、それでも「肉体に異変」と言ふことになれば、異変の舞台は首の上、「カオ」と「アタマ」しか残っていない。

 

「カオ」に関しては諸君、今井は全く異変を感じない。口の悪いお人は、「そりゃそうだ、それ以上悪くなれないもんな」みたいな悪口雑言を吐いて勝ち誇るかもしれないが、いやいやなんのなんの、サトイモそっくりの今井君のオカオほど、深み・味わい・温かみに溢れた濃厚なオカオは滅多にあるものじゃない。

 (門司港駅に集結したJR九州のレア列車群3 いさぶろう)

 

 では「アタマ」であるが、うーん、どう言ったらいいんだろう、ワタクシのこのアタマ、今をときめく「論理的思考」では地球上のほとんどの人に遅れをとるかもしれないが、我が自慢のタネである「非論理的飛躍」については、時間的にも空間的にも超一流、この今井君を凌ぐ非論理的な飛躍の力の持ち主を探すのは難しいんじゃないか。

 

 よく「AIに負けないように論理的思考を磨きなさい」とご立派な指導者たちはおっしゃしゃるが、論理的思考においてAI を負かすのはほぼ不可能に近い。

 

 だって向こうは、まさに論理的思考のためだけに生み出された専門機器。今をときめく藤井聡太どんだって、将棋についての論理的思考でAIに勝てるかは微妙なところじゃないか。

 

 その点、今井君のアタマの中は、常に多種多様な非論理的飛躍のイナヅマでピカピカ&ゴロゴロ、いったん火がつけばもう誰にも止められない。というか、常にその炎やらイナヅマやらがボーボー&ゴーゴー唸りを上げていて、AIなんか一瞬でドロドロに融かしてさしあげる。

(門司港駅に集結したJR九州のレア列車群4 「36ぷらす3」側面図)

 

 すると諸君、もしも今井君が仕事の不足のせいでワーカホリック的不調に陥るとすれば、いったい患部はどこになるだろう。逆三角の上半身でもなく、健全・健康・ご清潔な下半身でもなく、オカオも(ある意味)一流の濃厚さを保ち、アタマはAIを融解させる熱に満ちている。

 

 とすれば諸君、もう残っているのはオカオのパーツぐらいのものである。

 

 20年前、ワタクシは鼻を病んだ。当時ワタクシは駿台予備校の超人気講師で、御茶ノ水本校の東大スーパーコースは常に超満員。しかし単科講座で担当できるのは「中級英語」ばかり、ワタクシが希望した「上級英語」は全て却下され、今井君の鼻は激しい副鼻腔炎に陥った。

 

 鼻呼吸が全く出来なくなって、ワタクシは東京慈恵会医大病院に緊急入院。内視鏡下手術で何とか鼻に大きなトンネルを開けてもらった。いやはや、「上級英語」を担当させてもらえない苦痛で、鼻呼吸ができなくなるような困った肉体なのである。

     (JR九州「いさぶろう」客車内 1)

 

 10年前は、お目目を病んだ。右目の網膜剥離であるが、こちらはワーカホリックとはほぼ無関係。右目の視力低下は小学校5年生の時で、あれから幾星霜、両親からの遺伝もあって、弱々しい網膜はいきなりペロンとハゲてきちゃった。

 

 当時の様子は、このブログにも詳細を記した。「猟奇的」とまで言われた写真も掲載している。もしよろしかったら「Fri 101022 ただいま生還しました 「緊急入院」「緊急手術」「右眼失明の恐れ」」から始まる十数回の「今井君の速攻闘病記」を熟読してくれたまえ。

     (JR九州「いさぶろう」客車内 2)

 

 ま、今度の肉体の異変についても、詳細は明日か明後日の記事を読んでくだされ。繰り返すようであるが、すでに1026日火曜日、ワタクシはマコトに雄々しく勇ましく、見事に危機と試練を乗り越えた。

 

 すでに何の心配もいらないのであって、もしも「それでも心配だ」とおっしゃる人が存在するなら、仕事なりなんなり、もっともっと今井のワーカホリックを解消する手立てを考えてくれたまえ。

     (門司港駅に隣接「みかど食堂」に向かう)

 

 1026日を控え、その前日&前々日のワタクシは、門司港駅の周辺で昭和レトロを満喫することで危機の重圧に耐えていた。門司港駅近くには「九州鉄道記念館」などというのもあって、休日には全国各地からいわゆる「鉄道オタク」に類する人々がギュッと集結するのである。

 

 門司港駅には、JR九州を代表するレアな列車が集結。普段は南九州の肥薩線を走っている「いさぶろう」や「かわせみ」「やませみ」が、臨時列車として門司港から博多まで疾走することになっている。豪華列車「36ぷらす3」もやってきた。

(門司港「旧三井倶楽部」。アインシュタインと林芙美子の記念館がある)

 

 ただし諸君、ワタクシは外国の旅では「乗り鉄」をやっているが、日本国内では決して鉄道ファンを演じることはない。むしろ「旧 門司三井倶楽部」のようなところで、作家・林芙美子の足跡をたどる方が好きなのである。

 

「みかど食堂」の焼きカレーで危うく口に大ヤケドを負いそうになりながらも、高級オジサマ♡今井君はヤケドの危機を見事に克服。「しかし26日には大きな試練が迫っている」「勇気を出して一気に乗り越えよう」と自らに言い聞かせつつ、名作「放浪記」の作家。林芙美子の軌跡をたどったのであった。

 

1E(Cd) Böhm & BerlinerMOZART 46 SYMPHONIEN 5/10

2E(Cd) Böhm & BerlinerMOZART 46 SYMPHONIEN 6/10

3E(Cd) Böhm & BerlinerMOZART 46 SYMPHONIEN 7/10

4E(Cd) Böhm & BerlinerMOZART 46 SYMPHONIEN 8/10

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