Wed 211013 大拍手と大爆笑に復活の兆し/時間ピッタリで終了の後は 4105回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 211013 大拍手と大爆笑に復活の兆し/時間ピッタリで終了の後は 4105回

 ホントに久しぶりに、公開授業の会場に大爆笑と大拍手が戻ってきた。もちろんワタクシ自身はまだまだ授業中のマスクは外さないで頑張るつもりだが、キャパ1/2の入場制限を厳守した会場でも、たとえ全員が不織布マスク越しであっても、やっぱり200人や300人の大爆笑の気配は嬉しくてならない。

 

 何しろ諸君、開始5秒で最初の爆笑(の気配)が発生するのである。この時期は、全く面識のない中3生とその保護者を対象にした講演会形式が圧倒的に多くなるから、会場内は「ほぼ初対面100%」という恐るべき世界。こちらはタレントでもお笑いのプロでもないから、冒頭5秒での大爆笑(の気配)は奇跡に近い。

 

 その「およそ奇跡」を毎回必ず達成する。世の中が真っ暗だったこの1年半はさすがの今井も苦労したが、東京でも新規感染者が5日連続で100人を下回った。世の中が明るくなりだしたら、いよいよワタクシも復活だ。

 

 一部の地域では、飲食店でも酒類提供の時間制限をもうすぐなくしちゃうんだそうだ。それなら今井の公開授業でも大爆笑♡復活といこうじゃないか。受講生も必ず不織布マスクを鼻の上までギュッとあげてもらって、ウレタンや布のマスクは準禁止としようじゃないか。

(10月9日、広島の夜はシェラトンホテルで1人「広島名物 活あなごめし」。駅弁ナイトを楽しんだ 1)

 

 今月に入ってからの公開授業は、ホントにホントに嬉しいことに、生徒諸君も保護者の皆さまも、コロナ前の絶好調をすっかり取り戻して、90分誰ひとり一度も飽きることなく拍手と爆笑(の気配)を続けている。どんな有名なタレントさんがトークショーを繰り広げたって、まずワタクシに勝てることは考えられない♡

 

 しかも諸君、相変わらず魔術のように時間きっかりで、話すべきことは全て話し終わる。20時終了と言われたら会場の時計も2000分。2030分終了と言われたら会場のデジタル時計は2030、1分たりとも違えずに正確に終了するワザも健在だ。

 

 全て終了して聴衆の大拍手を受ける前に、会場の皆様全員に時計を見てもらい、

「ほれほれ、時間ぴったりで魔法のように終了」

「こういう授業を受けていないと、入試の現場でも時間通りに終われませんよ」

「まさか入試の現場で『延長お願いします』とは言えませんよね」

ちょっと蛇足を付け加え、その瞬間に時計が20:31に変わる絶妙の仕掛けもある。

(10月9日、広島の夜はシェラトンホテルで1人「広島名物 活あなごめし」。駅弁ナイトを楽しんだ 2)

 

 ただし、そういう仕掛けがあんまり行きすぎると、「しつこい感」「あくどい感」も料理のアクのように表面に出てくるから、ま、ちょうどギリギリのところでヤメにする。

 

 若く爽やかなカッケー青年教師なら許してもらえるあくどさも、今井君ぐらいの年齢になると、相当に気を使わないとすぐに嫌悪の対象になりかねない。オッサンになるほど、油断大敵。スカッと爽やかに現場を立ち去らなきゃいけない。

 

 せっかくこんなに盛り上がったステージは、どうしても立ち去りがたいが、ステージの袖ではスタッフが待ち構えていて、今受け取ったばかりの花束やら何やらを預かってくれる。「最高だったです」「相変わらず面白かったです」「あれもこれも言っていただいてありがとうございました」と盛んな賛辞をうける。

(10月10日、広島のホテルでランチ。「廣島上等弁当」の文字に心も踊る)

 

「あれもこれも言っていただいて」とは、要するに営業活動のことである。ワタクシは、単語学習や文法学習に最適な我々の教材も忘れず宣伝するし、「1週間に6日でも7日でも通ってきなさい」「1週間に8回きてもいいですよ」と毎日の通塾を進めもする。

 

 1週間に8回通塾するのは、別に困難ではない。1回帰ってからまた来ればいいだけのことである。すると「1週間に14回」なんてのも難しくない。そのぐらい居心地のいい塾でありたいじゃないか。

(ところが諸君、「廣島上等弁当」は、「ほぼ全て根菜の煮物」という驚きの仕様でござったよ)

 

 中でも是非ビックリしてほしいのは、「他の先生方の宣伝もする」という姿勢でござる。

 

 16年前まで「四天王」として在籍していたYゼミナールでは考えられなかったことで、あの頃の予備校にあったのは他の講師の批判ばかり。というか「◯◯先生の授業は間違いだらけだ」「▽▽先生の方法論はゴマカシだ」みたいな、聞いていてゲッソリさせられる話ばかりだった。

 

 いつだったか、そのYゼミで「あるセンセのテキストに間違いを発見した」というので、全ての授業でそれを宣伝しまくった人がいた。現代文テキストの解答例か何かの1文で「もちろん」とすべきところ、「ち」と「ろ」の文字がひっくり返って印刷されていたというのだ。

 

「もちろん」の「ち」と「ろ」を入れ替えればどうなるか、あんまり下品なのでワタクシは今それをここに示すことはしない。まあ諸君自身でやってみてくれたまえ。ま、あの時はたいへん楽しかったですな。

 

 しかしそのぐらいの間違いなら誰でもするじゃないか。ついさっきも天下の公共放送NHKで「あなた」の文字が「あたな」とひっくりかえり、そのまま45分も訂正なしに「あたな」が大活躍していた。むかしの「ためしてガッテン!」、いまや単なる「ガッテン!」であるが、それぐらいご愛嬌で済ませていい。

(10月13日、NHK「ガッテン!」の「あたな」。このまま45分「あたなの健康を守る!」と主張し続けた)

 

 もちろん、当時の自分にもそうやって他人の揚げ足をとる側面が皆無だったとは言えないから、その点を重々反省した上で、今やワタクシは公開授業のラストシーンで、他の若い先生方の宣伝もするのである。

 

 別に「仲のいいセンセ」とか、そういう世界ではない。講師室で他のセンセと顔をあわせるチャンスはほとんどないのだ。しかしいろんな機会に他のセンセの授業を映像で眺め、その授業が優れていると思えば、よく考えた上で宣伝もすることにしている。

 

 余計なお世話なのかもしれないが、ワタクシぐらいの大ベテランになれば、そういうことも少しはしなきゃいけない。今井君は高3生だった遥かな遥かな遠い昔、受験ギリギリの11月までホンキの医学部志望だったから、いまだに分かりやすい化学や物理や数学のセンセをサッと嗅ぎつけることができる。

 

 講演会でも公開授業でも、地元の若い先生方もたくさん会場の後方で見学している。「担任」や「担任助手」であるが、彼ら彼女らがワタクシの話を真剣に聞いてくださって、そういう新しい授業を受講するように生徒諸君との面談で推薦していただけているなら、マコトに嬉しいのである。

 

1E(Cd) Solti & WienerMOZARTGROßE MESSE

2E(Cd) RillingMOZARTREQUIEM

3E(Cd) Nanae MimuraUNIVERSE

4E(Cd) Bobby CaldwellCARRY ON

7D(DMv) THE TEXICAN

10D(DPl) 能:喜多流 通小町(後藤得三 松本謙三)/ 喜多流 鶴(喜多実)

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