Fri 210731 放置10日/柔道に夢中の日々/広島で電光石火/NMG諸君のこと 4091回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 210731 放置10日/柔道に夢中の日々/広島で電光石火/NMG諸君のこと 4091回

 

 ブログを10日ほど放置し、7月下旬のワタクシはひたすら口をポカンと開けて、オリンピックを眺めていた。

 

 諸君、柔道が信じがたいほど面白くなった。前回のオリンピックまでは組み手争いが延々と続き、ワケのわからない指導やら優勢やらでの決着、見る者はイライラするばかりだった。最終的には観客の歓声で決着がつくようなケースだって少なくなかった。

 

「効果」「有効」「注意」「指導」「警告」。何段階にも分かれたポイント制は、いやはや、これで永遠に柔道の世界から葬られるに違いない。ワザアリのポイントをとった側が最後の1分間を徹底的に逃げまくるという欠点はあるが、延長戦に入ってからはワザアリ以上の技がキレイに決まるまで終わらない。

 

 見ていてマコトに気持ちがいい。清廉潔白、この潔さはまさに武道の粋であって、こんな柔道なら1日中ずっと見ていたい。1日中どころか、1週間でも1ヶ月でも1年でも、全くイライラしないで見続けていられる。レスリングやボクシングや空手や、他の格闘系もみんなこうなるといい。

 

 ここまで潔くなったからなのか、選手の礼儀正しさもグイッとレベルが上がった。試合終了後に相手を讃えあう姿がまた余りに気持ちいい。

 

 ワケの分からない判定や有効や効果や注意や声援で、納得の行かない決着がついたんじゃ、とても「讃えあう」どころじゃなかっただろうが、ここまで気持ちよくハッキリと勝負がつけば、勝った側も負けた方も、気持ちよく相手を讃える気持ちになれるだろう。

 (広島「電光石火」でまん丸なお好み焼きを堪能する 1)

 

 もちろん諸君、「口をあんぐり開けてオリンピックばかり眺めていた」と言うのは、世間体を慮って大袈裟に書いただけであって、さすが大ベテラン今井君だ、お仕事だってチャンとこなしていたのである。

 

 25日には、西新宿の床屋さんに行った。床屋さんに行くのもお仕事のうちであって、長く残る映像授業の今井君は、キチンと6mmの丸刈り頭になっておかないと気が済まない。

 

 頭は6mm、オヒゲは4mm1999年3月13日に思い切って丸刈りスタイルに切り替えてから、床屋のバリカンでこのスタイルを貫いてもらっている。だからもう23年、頭6mm&オヒゲ4mmを貫徹している。

 

 ということは、あそこから代ゼミで6年、東進で17年、映像授業はずっとこの正確な長さを貫徹しているのだ。いくらオリンピックの柔道に夢中でも、23年間一度も変えずに収録してきた自分の姿を、今回だけオリンピックを口実に変えるわけにはいかないじゃないか。

 (広島「電光石火」でまん丸なお好み焼きを堪能する 2)

 

 26日は、頭6mmオヒゲ4mmのスカッと爽快な今井君がカメラの前に立った。収録したのは「過去問演習講座・京都大学2021年」。京都大学については、何しろたっぷり板書しなきゃいけないから、ホントはあんまり気が進まなかった。

 

 しかし冷静に今の様々な状況を考えれば、ここはどうしても大ベテラン今井が手をあげなきゃいけない。記述問題系の徹底的な板書で腕や肩が痛くなるのを覚悟の上で、「やっぱり今年はワタクシがやります」とグイッと思い切って手をあげた。

 

 しかし今年の京都大学は、話題になっている「Why not?」の和訳がたいへんだ。「京大 Why not」でググってみると「代ゼミと河合塾と駿台の解答が食い違っている」というので、もう半年もそこいら中の偉いセンセたちが真っ赤に燃え上がって大騒ぎになっている。

 

 もちろん諸君、この問題に関する今井の正式見解は、26日に収録した解説授業でしか見られない。東進の解答速報とも、やっぱり見解は別なのである。各社&各予備校の解答速報とは違って、あまりにも明快、素晴らしく分かりやすい解説である。京都大学を志す諸君は是非、スカッと爽快な今井解説を受講していただきたい。

 (広島「電光石火」でまん丸なお好み焼きを堪能する 3)

 

 27 日は「過去問解説・名古屋大学2021」。28日は「難所攻略講座・難関私大長文読解」。26日の京都大学で大奮闘したせいで、ずっと右手がつっていて、何かするたびに右手に激痛が走った。

 

 柔道でも7人制ラグビーでも、東京の猛暑のせいで「腕がつった」「足がつった」「両手の手のひらがつった」という選手が続出しているが、今井君は猛暑ではなく、京都大の記述量のせいで右手がつった。それでもそれをモノともせず&オクビにも出さず、3日連続の授業収録に耐え抜いた。

 

 というか、モノともせずオクビにも出さないぶん、キチンと「いまボクは右手が激しくつってます」と、事実をハッキリ公表し、楕円形の顔面をぎゅっと歪めながら、それでも超キレイな板書を続けたのである。さすが大ベテラン、その程度のことで逃げも慌てもしない。

 (広島「電光石火」でまん丸なお好み焼きを堪能する 4)

 

 しかし諸君、逃げも慌てもしない大ベテランでも、やっぱり「キャパ1/2ルール」だけはどうしてもツラいのである。前回の記事の最初の写真、広島県呉での140名大盛況でググッと気持ちを挽回したが、そのあとはまた150名に厳しい日々が続いた。

 

 15日、静岡県沼津で70名。16日、神奈川県平塚で120名。どちらも「コロナさえなければ200名はカンタンに超えられたのに」というスタッフの嘆きを聞くと、それがまた残念無念であって、しょんぼり肩を落として帰るしかない。とにかく8月中に2回、予約できたワクチン接種に挑むしかない。

 (広島「電光石火」でまん丸なお好み焼きを堪能する 5)

 

 まあそのぶん、メシをしっかり&ワシワシ胃袋に詰め込んで、精神も肉体も思い切り充実させるのがいいだろう。7月14日、広島に滞在していた今井君は、ネギたっぷりのお好み焼きに大っきな目玉焼きもトッピングして、ヴァイラス撃退の態勢をさらに堅固にした。

 

 選んだお店は「電光石火」。まん丸く球形に盛り上げたお好み焼きが特徴。エビとカキとイカが入り、ブタもダブルの豪華版だ。若干ネギが多すぎるきらいはあるが、ヴァイラス撃退のためにはネギ臭むんむんのほうがより効果的だろう。

 

 しかし残念なのは、この「電光石火」、東京駅八重洲口とか渋谷センター街にも支店を出している。「広島でしか味わえない」という希少価値を捨ててまで、八重洲店だのセンター街店だのを作ってしまうと、いやはや、「ありがたみ」という調味料が全く効かなくなる。

 (広島「電光石火」でまん丸なお好み焼きを堪能する 6)

 

 ついでに「ありゃりゃ、真夏でも今井サンは生牡蠣を貪るんじゃなかったんですか?」「毎年7月、食中毒注意報の出ているさなかでも、今井先生は生牡蠣48をジュルジュル勇ましく嚥下するんじゃないんですか?」という質問についてもお答えしておこう。

 

 今年は、自重いたしました。いまこの第5波のさなかにNGK48ないしNMG48(ともにナマガキ48の略称)を敢行したとして、それで「NMGにあたる」などというハメにでもなれば、「医療逼迫に拍車をかける楕円イモ」として糾弾されることは間違いない。

 

 ここはお医者さんに迷惑をかける可能性を1%でも減らしたい。そういう熱い思いから、今年は夏のNMG48を断念。そのぶん諸君、実はすでに「秋冬スケジュール」が決まりつつあり、10月に2回、12月に1回、うれしいじゃないか、広島でのお仕事が正式決定している。

 

 NMG諸君、食べられる準備をして、それまでワタクシを待っててくれたまえ。秋冬なら、お医者様に迷惑をかける心配なしに、思い切り諸君を食べてあげられる。

 

1E(Cd) Hilary HahnBACHPARTITAS Nos.2&3  SONATA No.3

2E(Cd) Lucy van DaelBACHSONATAS FOR VIOLIN AND HARPSICHORD 2/2

3E(Cd) HolligerBACH/3 OBOENKONZERTE

4E(Cd) RichterBACHWELL-TEMPERED CLAVIER 1/4

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