Sat 210501 とりあえず、現段階の夏スケジュール/藤の皆様/亀戸で葛餅 4043回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 210501 とりあえず、現段階の夏スケジュール/藤の皆様/亀戸で葛餅 4043回

 今夜の東京は、夕暮れから雷鳴が轟いた。本来なら「八十八夜」ということで、香ばしい新茶を淹れ、魚屋さんから初ガツオを買ってきて、冷たい日本酒を楽しむところであるが、いやはや2021年、季節があまりに早すぎる。2週間も3週間も早く、もうすっかり夏の夕立の様相を帯びていた。

 

 しかし、実感する季節は夏の夕立でも、しかしやっぱり現実は初夏の入り口の5月1日であって、我々の仕事の夏スケジュールもまだ半分がやっと決まったところ。残り半分は空白のままではあるが、とりあえず昨日までに正式決定したスケジュールを下に提示しておく。

 

  6月17日 和歌山

  6月18日 岡山

  6月23日 奈良

  6月24日 奈良県 橿原神宮

  7月2日  岐阜

  7月4日  福岡県 小倉

  7月7日  兵庫県 西宮

  7月8日  兵庫県 伊丹

  7月11日 兵庫県 塚口

  7月12日 神奈川県 二俣川

  7月14日 広島県 呉

  7月16日 神奈川県 平塚

  7月20日 岡山

  7月21日 広島県 西条

  7月22日 高松

  7月30日 富山

 

(4月中旬、東京・亀戸の名店「船橋屋」で葛餅を堪能。オープンエアのテーブルで、換気は万全だ。緑茶の色が美しいじゃないか)

 

 どうだい諸君、何しろ前代未聞のコロナ禍の真っただ中だ。「人流を徹底的に減らしましょう」という行政の呼びかけの中、よく積極的にこんなに公開授業のオファーが集まったものだと、校舎サイドのの熱心さに思わず感きわまるほどである。

 

 しかしまだまだこれからだ。関係者の皆さま。6月でも7月でもいい。まだまるまる空いている8月でもかまわない。何しろ今年の夏も、外国旅行は完璧に無理、というか不可能。国内旅行ももちろん徹底的に自粛。今井のスケジュールはほぼカンペキに空っぽだ。ぜひ&ぜひ、これからでも遠慮なしに、いろんな公開授業を企画してくれたまえ。

   (東京亀戸・船橋屋。感染症対策も万全だった)

 

 いつもなら、7月17日は大好きな京都・祇園祭の山鉾巡行の日だ。17日の公開授業は、関西以外ではイヤがっていたのだが、何しろ今年も山鉾巡行はナシだから、17日もキチッと空いている。8月の京都の大文字・五山の送り火の夜も同じことだ。企画はナンボでも受け入れる。

 

 何しろこの4月だって、最後の最後にオウチの玄関を出たのが4月20日。あれからすでに10日、全く身体を動かしていない。運動といえば、腕立て伏せ1日100回、スクワットも1日100回、あとは投球ポーズを左50回 & 右50回。それ以外、ほとんど運動をしていない。

 

 諸君、今井君に運動をさせてくれたまえ。4月上旬の大阪と吉野、4月中旬には東京・亀戸の藤と、ひたち海浜公園のネモフィラ。桜のピンクから藤の紫へ、藤の紫からネモフィラのルリ色へ、春の色の花がだんだん青ざめていく姿を追いかけて、気がつくと夏にかわってしまっていた。

(藤の花以上に人気のカメ君たち。4月中旬でも、すでに初夏の陽気だった)

 

 今日の夕暮れの雷は、グッと重量感のある雷鳴だった。稲妻から10秒ほど待って、まずコロコロと軽い響きが遠くから届き、響きは連続して次第に低く重く重量感を増して、最後は床と下腹を揺するバリトンに変わった。

 

 おお、夏だ、夏だ。夏なのに、なかなか運動できないから、ワタクシの体重は82kg前後のまま。ポンポンはますます突き出して、Tシャツやポロシャツで人前に出るのを、はばからざるを得ない状況だ。

 

 運動させてくれたまえ。ということはつまり、仕事をさせてくれたまえ。公開授業をもっともっとバリバリこなして、喋りに喋り、喋りまくってたっぷり運動しなければ、ワタクシは楕円形の基本基本を忘れ、楕円球の理想も忘れて、完全♡球体への道をまっしぐら。そりゃ絶対にいけませんな。

(きな粉を吸い込んで少しだけむせると、やっぱり周囲の視線が痛い)

 

 ところで諸君、昨日の記事を読んだ皆さまから、「なぜ藤について、もっと徹底して言及してくれなかったんだ?」という疑問が寄せられた。

 

 一番多かったのが、「なぜ藤竜也への言及がなかったのか?」であるが、昭和の英雄・藤竜也は、今や藤原竜也という類似のお名前に押されて、今井君の記憶から消えかかっていた。マコトに申し訳ない。

 

 他にも、藤瀬・藤森・藤本・藤沢・藤野・藤村・藤島・藤岡・藤崎・藤平・藤倉・藤掛・藤戸などへの言及がなかったことへの指摘があった。「藤堂」は「とうどう」であって、藤の字が先にきているのに「ふじ」ではなくて珍しく「とう」、何故そうなのかについても、詳細を書くべきだった。

 

 しかしここまで並べてみると、「藤」がどれほど生命力が強く、魅力的で多様性にあふれた植物であるかを痛感する。「藤」を、松・竹・梅・桜・柳などに入れ替えてみたまえ。普段の生活で遭遇する頻度では圧倒的に負けていても、日本人のオナマエに登場する機会は、他の植物に決して引けをとらない。

(亀戸の翌日は、茨城県水戸近郊「ひたち海浜公園」にネモフィラの花を見に行く。キハの阿字ヶ浦ゆきがマコトに懐かしい)

 

 それならばやっぱり、後藤・金藤・兼藤・紀藤・加藤・阿藤・武藤・工藤・古藤・新藤・進藤などへの言及もすべきだった。しかしそんなに徹底すると、チトー・NATO・ラトー・不二家・峰不二子、もう収拾がつかなくなっちゃうじゃないか。

 

 そこまで行き着くと、例えば「藤藤」という日本人のオナマエがないものか、その辺はもうNHKにでも調査をご依頼するしかないが、その「藤藤」を「ふじふじ」と発音するのか、それとも「とうとう」か、はたまた「ふじとう」か「とうふじ」か、順列組み合わせの問題は、太古の昔の医学部志望♡今井君にも甚だ高度な難問になる。

 

 ワタクシの姉上は4歳年上であるが、姉上の小学校時代の担任の先生が「阿部フジ」先生。その「フジ」が藤なのか、それとも富士なのか不二なのか、そんなことを考えていると、初夏の1日はあっという間に過ぎていった。

 

1E(Cd) Paco de LuciaANTOLOGIA

2E(Cd) Larry CarltonFINGERPRINTS

3E(Cd) Larry CarltonDEEP INTO IT

4E(Cd) 寺井尚子:THINKING OF YOU

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