Thu 210325 早春シリーズまもなく完了/池袋・武蔵境・新松戸・高松の大奮闘(4011回) | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 210325 早春シリーズまもなく完了/池袋・武蔵境・新松戸・高松の大奮闘(4011回)

 3月15日に東京に帰ってきてからは、公開授業も各校舎単位の小規模なものが続く。首都圏ではほとんど準急か各駅停車並みに我々の校舎がひしめいているから、そこで「校舎単位」ということになれば、出席者100名を超えるのは至難のワザである。

 

 ましてやこのコロナの真っただ中。以前は50人も入れば満員の教室から机を撤去、椅子だけ並べて100人超とか150人超とか、まさにギューギューづめの公開授業をやっていたが、そんな押しくらまんじゅうの真似事は完全にご法度。3密授業は遠い過去のものとして、お蔵入りにしなきゃいけない。

 

 だから、池袋・新宿・横浜みたいな大規模校舎は別として、18日の武蔵境も、19日の新松戸も、ごく小規模なウチワ感たっぷりのものになった。武蔵境80名、新松戸70名。ムッチリ内向きの温かな盛り上がりも、またいいものである。

 

 使用したテキストは、どちらも「D」。早稲田文学部の読解問題である。全訳が前提の「正攻法」と称するKuso-Majimeな読み方とともに、今井君の超得意なクレバーな解き方も含めて、このテキストは他よりもうワンランク上の盛り上がりになる。

(3月16日、池袋で公開授業。密に見えても、ルールは厳守している。サーキュレーターも完備)

 

 今年のクレバー今井が全国行脚に用意したテキストは、何と9種類に及ぶ。

A:超基本編:中3から高1への「中高接続」が目標

B:基本編:「まずはボキャブラリーと文法の充実から」

C:実戦編(やや易):筑波大の長文問題を使用

D:実戦編(標準):早稲田大の長文問題を使用

E:実戦編(やや難):名古屋大の長文問題を使用

F:共通テスト対応編:共通テストの長文問題を使用

K:京大・阪大・神戸大編:京都大の読解問題を使用

TWK:東大&早慶編:東京大の長文問題と音声を使用

P:保護者対象編:「保護者も大爆笑。抱腹絶倒の講演会」

(ホテルクレメント高松での、単独♡黙食♡祝勝会。オリーブを食べて育ったオリーブ牛を味わった)

 

 以上9種類のテキストから、前々日までに校舎サイドが1つ選んで今井に連絡すれば、ナンボでも校舎の要求に応じる。それどころか、公開授業開始の40分までに「テキストを変更したいんですけど」と言ってくれれば、ナンボでも変更に応じる。臨機応変&自由自在、さすが超ベテランは使い勝手がいいじゃないか。

 

 しかも諸君、どのテキストを使っても、必ず満足率は極めて高い。「初めて東進に来てみました」という外部生も、多くが直後に入学の意向を示してくれる。ワタクシは、間口の広いマコトに便利などこでも♡ドアなのである。

 

 1月21日に始まってすでに2ヶ月、まもなく早春シリーズが終わる。というか、今日これから北千住に向かい、18時開始、19時半終了、それで2021早春シリーズが完了する。

 

 実は3日前にもうお花見も済ませた。千鳥ヶ淵を軽く散歩しただけのお花見だったが、いやはや早春シリーズも終わらないうちのお花見、甚だ奇異な感じがした。マコトに不都合な温暖化の真実を、こんなに決定的に感じる春はなかった。

(オリーブ牛の溶岩焼き。黙食には惜しいぐらいオイシューございました)

 

 3月16日の池袋は、2021年早春シリーズとしてはラストの規模の大きい公開授業。出席者150名。使用したテキストはここでも「D」。クレバーな解き方、重厚な読解指導、硬軟織りまぜて100分、早春シリーズの準しめくくりにふさわしい盛り上がりになった。

 

 写真を眺めるに、「百合子さまに叱られそう」という危惧を感じるが、いやはや東進スタッフは「こんなに集まりました♡」と実感させる写真の撮り方に長けている。キャパ1/2は間違いないし、窓もドアも開放してビシッと換気、数台のサーキュレーターも稼働。ルールは全て守っている。

 

 3月20日は、四国の高松で公開授業。羽田空港はすっかり活気を取り戻し、高松行きのヒコーキも「満席」、プレミアムクラスではお弁当も出て、3密の真っただ中でみんな平気で昼飯を満喫していた。

 

 しかし諸君、さすがにここまで緩んじゃ、まずいんじゃないか? 心配になった今井君は、CAのオネーサマに「お弁当は結構です」と遠慮がちに言ってみた。オネーサマの寂しそうな&悲しそうな表情を見ると何だか申し訳ないが、周囲のカップルはみんなお弁当を食べながら盛んに会話を交わしている。せめて黙食ぐらい心がけたほうがいいんじゃないか?

(高松で、ごく当たり前の寿司盛り合わせを黙食する。久しぶりの当たり前寿司、オイシューございました)

 

 高松での公開授業は、テキスト「E」。校舎スタッフの皆さんは、何と「やや難」、名古屋大の長文読解問題を選択して「県立トップ高校の優秀な生徒が半分を占めていますから、チャレンジさせてみたいんです」とおっしゃる。

 

 おお、いいじゃないか、いいじゃないか。素晴らしいチャレンジ精神である。「K(京大阪大神戸大編)を使ってみたい」「TWK(東大早慶編)にチャレンジさせたい」と呟きながらも、ギリギリのところで「でもやっぱり」と涙目で諦める校舎も少なくない中、この積極性は間違いなく素晴らしい。

 

 そのぶん、今井は少しだけスピードを落とし、他のテキストより15分だけ多く時間を使わせてもらって、授業について来られない生徒が1人も出ないように、細心の注意を払ったのである。

 

 終了後、やっぱり単独の黙食祝勝会。宿泊した「ホテルクレメント高松」の和食店で1時間半、純米大吟醸「芳水」を1本飲みほした。「ホテルクレメント」は10年前までは「全日空ホテル」の看板を掲げていた名門。オリーブ牛の溶岩焼きも、ごく普通のお寿司の盛り合わせも、全てたいへんオイシューございました。

 

1E(Cd) COMPLETE MOZARTDIVERTIMENTISERENADES 2/11

2E(Cd) COMPLETE MOZARTDIVERTIMENTISERENADES 3/11

3E(Cd) COMPLETE MOZARTDIVERTIMENTISERENADES 4/11

6D(DMv) BELLY OF THE BEAST

9D(DMv) WILLIAM VINCENT

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