Tue 210323 プッチンプリン/広島の居酒屋/新大阪駅グリル「サシャ」(4009回) | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 210323 プッチンプリン/広島の居酒屋/新大阪駅グリル「サシャ」(4009回)

 3月12日、広島での公開授業の直後、「どうしても今夜はコンビニ弁当はイヤだ」と心の中で絶叫した。だって諸君、今年になってもう4度目の広島だ。晩飯は広島駅前シェラトンホテルの脇のファミマで購入するのであるが、夜10時ごろに訪れる特殊な風体のこの男、すでにファミマの店員さんもしっかり記憶していらっしゃる。

 

 だから彼女は、ワタクシがレジに接近しただけで嬉しそうにニッコリ、優しげに微笑んでくれるのである。今井君はコンビニでも何でもこまめにポイントをもらうことを怠けないから、スマホを片手に接近する今井を彼女は「はい、Tポイントですね♡」と迎えてくれる。

 

 小心なワタクシは、そろそろ気恥ずかしくてならない。だってカゴの中にはいつもたっぷりのお酒が入っている。ビール、ウィスキー小瓶、かちわり氷、日本酒。これに何故かメロンパンとプリンとヨーグルト、チーズ1袋と歌舞伎揚げ1袋。我がコンビニ晩飯は、栄養バランスも甚だ低劣だ。

(山口での公開授業は高校の体育館で。出席者250名。遠く宇部市からもたくさんの受講生が駆けつけてくれた)

 

 だって仕方がないじゃないか。プッチンプリンとブルガリアヨーグルト、この2つは絶対に外せない。今から30年以上も昔、「中島みゆきのオールナイトニッポン」で「プッチンプリンは何故プッチンなのか」というコーナーがあったが、あれ以来のプッチンプリン♡ファンなのだ。

 

 メロンパンも、ゆずれない。「第1志望はゆずれない」という人は駿台予備校で浪人生活を送ることになるらしいが、メロンパンをゆずれないワタクシは、シェラトンホテル18階から広島の夜景を眺めながら、メロンパンとプッチンプリンでロックのウィスキーを痛飲する。「合うんですか?」と怪訝な顔の諸君、まだ諸君は修行が足りないのだ。

 

 ま、そういう日常から脱出するためにも、今年4回目の広島の夜ぐらいは、感染対策万全のお店を選択して、単独でも祝勝会をやりたい。そもそも広島は緊急事態宣言下ではなかった。午後10時ぐらいまでの孤独なスーパー黙食系なら、叱られずに済むはずだ。

(山口での公開授業。ほれ、ソーシャルディスタンスはキチンと厳守している)

 

 個室の居酒屋を選んで1人で闖入してきたサトイモ男を、まだ経験の浅いバイト女子が明るく迎えてくれた。どのぐらい経験が浅いかというに、今井君の全ての質問と注文に対し、マコトに律儀に「マスターに確認します」とおっしゃるのである。

 

 しかも、個室の引き戸の滑りが悪い。「マスターに確認」をやるたびに、引き戸の開け閉めに四苦八苦していらっしゃる。しまいにワタクシは「引き戸は開けたままでいいですよ」と苦笑。彼女は顔を紅潮させて「それでは個室の意味がありませんから、マスターに確認してきます」と頑張ったが、まあそのままウヤムヤにしておいた。

 

 ま、そんな店でも約1時間半、マコトに楽しく過ごせたのである。ファミマの店員さんの「またプッチンプリンですか?」「またブルガリアヨーグルトですか?」「それにしてもお酒、よく飲みますね」という苦笑の視線からは解放されることができた。ただし店の食事の写真はナシ。引き戸の開け閉めの手伝いに忙しくて、とても写真どころではなかった。

(14日、静岡への旅の途中の大阪でランチ。新大阪駅の老舗グリル「サシャ」に入ってみた)

 

 翌3月13日は、山口県山口市での公開授業。新山口まで広島から新幹線で30分強、新山口駅からはタクシーで山口市中心部の会場まで40分弱。新山口駅はかつて「小郡」という名の交通の要衝であった。

 

 山口会場は、私立野田学園高の体育館。別にこの高校の生徒を対象にしたわけではなくて、体育館を会場に借りただけである。3月中旬の夕暮れ、暖房のない体育館は意外なほど冷え込みが厳しい。

 

 一昨年まで5年間、ちょうどこの時期の福岡市で「九州女子高」の体育館を借り、800名規模の公開授業を実施していたから、ワタクシはその辺の事情に詳しいのである。

 

 ワタクシの発案で、人数分のホッカイロを急遽準備していただき、受講生1人に1個ずつ配布した。もちろんコートも着たままでいいことにした。こんなご時世だ、「公開授業に行って高熱を出しました」などという事態は絶対に避けなければならない。

 

 出席者、約250名。一昨年までの福岡の「800名」には遠く及ばないが、何しろ体育館でもソーシャルディスタンスとキャパ1/2は何が何でも必須だし、福岡と山口の街の規模を考えれば、この出席者数もスタッフの素晴らしい大健闘のタマモノである。今日もまた大盛況の実現に深く感謝する。

(新大阪駅「サシャ」のカキフライ定食。真ん中のカキフライ3個がキャプテンで、左がハンバーグ、右がコロッケ。たいへんおいしゅーございました) 

 

 翌3月14日は、10時半にホテルをチェックアウトして、ひとまず新大阪を目指した。「ひとまず」と言うのは、この日の仕事はその先の静岡だったからで、広島からは新大阪止まりの「さくら」、新大阪でランチを楽しんでから「ひかり」で静岡へ、そういう旅程を立てた。

 

 新大阪で楽しんだランチというのが、本日3枚目と4枚目の写真。古色蒼然とした老舗洋食屋「サシャ」のカキフライ定食。新大阪駅1階、改札を出てすぐの「味の小路」の一角。カウンターのみ7席か8席の小さな店である。いつからこの場所に存在するのか分からない。

 

 大好きな「トルコライス」にも惹かれたが、季節は3月、牡蠣を貪る季節もそろそろおしまいだ。カキフライ2個の定食と3個の定食があったから、もちろんワタクシは迷わず「3個定食」を選択。「ひかり」までの1時間は、マコトに豊かに流れて行った。

 

1E(Cd) COMPLETE MOZARTTHEATRE & BALLET MUSIC 1/5

2E(Cd) COMPLETE MOZARTTHEATRE & BALLET MUSIC 2/5

3E(Cd) COMPLETE MOZARTTHEATRE & BALLET MUSIC 3/5

6D(DMv) HUSH MONEY

9D(DMv) THE COLD LIGHT OF DAY

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