Wed 201104 いつかもしユーチューバーになったら/クマの戦いでライバルに敗北 3975回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 201104 いつかもしユーチューバーになったら/クマの戦いでライバルに敗北 3975回

 アメリカでは大統領選まっただ中、まさに血湧き肉躍る民主主義フェスティバルに沸いているのに、日本の国会はいつ果てるとも知れぬ「学術会議」のオハナシ。「推薦されたセンセをどうして選ばなかったんだ?」。いやはや、マコトに地味な日々が続いている。

 

 そういう今井君だって、最近の生活はどうも地味になりがちであって、つい1年前の今ごろはどこに行っても会場はパンパンパン、「200名の会場に250人が押し寄せた」みたいなド派手な日々が連続して、顔を真っ赤にして興奮していたのが、今はすっかりウソみたいだ。

 

 今年は諸君、コロナに直撃されて「キャパシティの1/3までが原則」。それを厳守せざるをえないから、同じ200名の会場に70名とか80名とか、不人気講師の教室よろしく、冷たい不景気の風が吹いている。

(10月下旬、茨城県ひたち海浜公園にコキアを眺めに行く 1)

 

 11月1日、徳島での公開授業は、降り始めた秋の冷たい雨の中、それでも70名が出席。普段の徳島なら最低でも150名が集結し、会場はパンパンの超満員になって、おなじみ「椅子が足りなくなりました」をやるのだが、残念ながら今日の2枚目の写真のような雰囲気になった。

 

 しかも諸君、やっぱり「懇親会ナシ」「祝勝会はもってのほか」という厳しいルールが厳然として存在する。阿波踊りふうの冗談を言えば、「話すアホーに聞くアホー、同じアホなら笑わにゃソンソン」、熱く真っ赤に燃え上がる阿波踊りそのまま、シメの徳島ラーメンまでグイグイ攻めまくりたいのだが、いやはやルールが許してくれない。

 

 大急ぎで言っておくが、もちろん「聞くアホー」というのはあくまで阿波踊り関連の冗談であって、今井の公開授業に参加する生徒諸君にはアホーなんか1人も存在しない。これほどチャラチャラ塾まみれの塾飽和状態の中で、放任してもらえない我々の所を選んでやってきた諸君は、少なくとも消費者としては一流である。

(徳島の公開授業。キャパシティ1/3のルールを厳守すると、まあこんな情景が広がる)

 

 11月2日、トンボがえりで吉祥寺へ。ただしいったん渋谷区の自宅に立ち寄った。「羽田空港定額タクシー」は、渋谷区まで6800円、武蔵野市吉祥寺まで12000円ほど。自宅から吉祥寺までは普通のタクシーで4000円だから、1度自宅に帰って着替えを済ませたほうが、むしろタクシー代もお得ということになる。

 

 では「徳島からトンボがえりで吉祥寺」、そんな忙しいタイムスケジュールでいったいどんなお仕事をしたかといえば、これまた残念ながら「ネタばれ防止」ということで、ここに書くことはどうしても出来ない。

(10月下旬、茨城県ひたち海浜公園にコキアを眺めに行く 2)

 

 まあそのうちに動画サイトでも見れば、その辺のことも「ハタ!!」と理解できる可能性がある。もちろん当分の間ワタクシはユーチューバーになる気はないから、別に大流行中の「ユーチューブ授業」をするわけではない。

 

 もしも遠い遠い将来、ワタクシが万が一ユーチューバーになる日が来るとすれば、今の契約が全て完了した後のことである。そのあたりの計画も、ジワジワ&ジュワジュワ湧き上がりつつあるのだが、さすがにYouTubeで英語の授業をするのは、今まで世話になった人々への仁義に反するような気がするから、そのたぐいのことは絶対にありえない。

(10月下旬、茨城県ひたち海浜公園にコキアを眺めに行く 3)

 

 さて、吉祥寺での秘密のお仕事が1時間で終了した後は、またまた自宅にトンボがえり。テレビのワイドショーを30分ほど眺めて、「山形のクマ vs 秋田のクマ」の比較に愕然とした。もちろんテレビ局の人たちがそんな比較をしたのではないが、同郷人びいきの今井君としては、秋田のクマの知的劣勢がマコトに残念だったのである。

 

 山形のクマは、美しいシャインマスカットをマコトに知的に召し上がっていた。奪われた農家の人々の苦痛は推して余りあるが、しかし軸だけを残して全ての果実を1つ1つ、人間をはるかに上回る知性的な食べ方でキレイに召し上がれば、苦労して実らせた農家の皆様の心だって少しは慰められる。

 

 ママグマと子グマが一緒に召し上がった形跡もある。「ママ、おいしいっぺな」「本当においしいっぺな。でも1粒1粒、キチンと味わって食べるっぺよ。農家のオジサマやオバサマにちゃんと感謝しなきゃダメだっぺよ」「うん、わかったっぺよ」。そういうクマの姿を見れば、被害にあった農家だって気持ちが救われるかもしれない。

(10月下旬、茨城県ひたち海浜公園にコキアを眺めに行く 4)

 

 それに引きかえ秋田のクマはマコトに獰猛であって、目をつけたリンゴに対する敬意はまるで見当たらない。農家の人々が丹精込めて育て上げたリンゴを、一口かじってはポイ、また一口かじってはポイ。まるで今井君のように無遠慮に、ためらう様子もなしに人の嫌がることをし続けて、少しも反省の様子がない。

 

 クマ用の防犯カメラに映し出された映像を見ても、お腹もダラシなく中年太りのありさま。リンゴをむしり取る中年男子グマは見事な「Freeち◯」であって、その見事な「Free◯ん」を恥ずかしがる様子もない。

 

 映像を比較してみると、山形グマは素晴らしい文明グマであって、母は深い愛情をもって子グマに文明人のエチケットを教えてあげている。このぶんではきっとコロナ禍の咳エチケットやら、マスク&手洗いウガイの励行など、人間顔負けの文明生活をしているに違いない。

(10月下旬、茨城県ひたち海浜公園にコキアを眺めに行く 5)

 

 それに対して、我が秋田グマはどうだ。同郷グマとして、今井君は恥じ入るばかりだ。昭和の時代に生まれて幾星霜、ワタクシは山形県を常にライバルと思い、「山形にだけは絶対負けるまい」と、そればかりを念頭に置いて生きてきた。

 

 何しろ父は山形県出身、旧制酒田中 → 米沢高専、要するに山形大学工学部の出身なわけであるし、1853年生まれ、ペリー来航の年に生まれた祖父は山形県の山村の村長で、72歳の年に3度目の妻を迎え、そこからさらに3人の子をもうけたスーパー♡ツワモノ。その孫にあたる今井君が、ライバル山形を愛することは並大抵ではない。

 

 しかし諸君、クマ世界でここまで大差をつけられて、果たして黙っていていいものだろうか。山形グマは親子の愛情あふれる文明グマ。秋田グマは獰猛で野蛮な「Freeち◯」状況。ボクは、今すぐにでも秋田に飛んで行ってクマ教育に当たりたい。クマに英語を教えれば、グローバル♡グマとして再起が図れるじゃないか。

(コキアを見に言って、見事なコスモスに圧倒される 1)

 

 そんなお隣どうしのライバル関係なんか、都会の人々にとってはただのお笑いグサだろうけれども、例えば群馬と栃木、栃木と茨城、富山と石川、石川と福井、鳥取と島根、広島と岡山、四国4県、「お隣にだけは負けたくない」とみんな歯ぎしりするような思いで日々を過ごすのである。

 

 今井君の少年時代から青年時代にかけて、スポーツの世界では秋田は絶対に山形に負けなかった。野球でもサッカーでもラグビーでもバスケでも、山形を大きく引き離してナンボでも全国優勝を重ねたのである。オコメだって、あきたこまち。山形に大きく水をあけて、「負けるわけないだろ」とニヤニヤしていた。

 

 しかし諸君、油断大敵♡火がボーボー。山形はヒタヒタと地道な努力を続け、いつの間にやらフルーツ王国。昔はサクランボしか目立たなかったのに、今やモモもブドウもナシもカキも、みんな全国首位に迫る。最近はメロンだってスイカだってトップに躍り出ようとしている。

(コキアを見に言って、見事なコスモスに圧倒される 2)

 

 オコメの世界では、秋田はせっかく美味いあきたこまちを作り続けているのに、宣伝文句が古すぎる。「美人を育てる秋田米」じゃ、ハラスメントまがいだ。もっとも、ハラスメントといえば東大も慶応大も同じで、「ミスコンテストでセクハラ」などという最低のスキャンダルが起きているが、ミスコンテスト自体がセクハラそのものだと発言するマスコミは1つもない。

 

 そうこうするうちに、いやはや、クマコンテストでも山形にボロ負けだ。クマコンテストで重要なのは、何と言っても文明度。「Freeち〇男子」なんてのはお話にならない。ママと子グマの仲睦まじい姿、1粒1粒キレイに平らげたシャインマスカット、こりゃ諸君、例年のハロウィーンに渋谷に集結する若者たちを、はるかにしのぐ文明度じゃないか。

   (近景はソバの花。遠景はコスモスをコキア)

 

 ま、そういう敗北感に苛まれながら、11月2日の今井君は徳島 → 吉祥寺とお仕事に励み、吉祥寺での秘密のお仕事を終えた後は、夕暮れから雨の練馬区練馬駅前で公開授業を実施した。

 

 昨年は250名もの受講生が訪れ、大成功の証拠に「生徒数が昨年比1.5倍になりました」という思い出の会場であるが、やっぱりここでも「キャパシティの1/3まで」というルールを厳守しなければならない。

 

 だから、出席者90名。講師も受講生もお互いにマスク越しで表情はわからないし、話す方はマスクがあっという間にツバくさくなり、聞く側も講師の表情が掴めずに爆笑はどうしてもヌルくなる。

 

 ま、贅沢は言っていられない。100分の授業を今の状況で可能な限り盛り上げて、その成果は諸君、「生徒がどれだけ増えたか」で測るしかない。半年後、またまた「150%増えました」という校舎責任者の笑顔を見て判断するのである。150%が2年続けば何%の増加になるか、計算するともうニヤニヤが止まらない。

 

1E(Cd) Zagrosek & BerinSCHREKERDIE GEZEICHNETEN 3/3

2E(Cd) SequentiaAQUITANIA

3E(Cd) Nevel & Huelgas EnsembleCanções, Vilancicos e Motetes Portugueses

6D(DMv) RUN ALL NIGHT

total m12 y498  dd25768