Tue 200630 更新頻度アップの理由／３次会？／郡山の公開授業／米沢ラーメン 3952回
諸君だって、驚くだろう。「おや、いきなり更新のペースがアップしてきたな」である。昨年１年、ほぼ１ヶ月に６回か７回のペース。つまり４日か５日に１回だけ、天才でも天災でもないのに「忘れた頃にやってくる」という頻度で何とか続けていた。
それなのに2020年６月に入ってからは、これで14回目。２日に１回平均ということになると、やっぱり天才でも天災でもない証拠に「忘れないうちにやってくる」。天才サトボンは、いきなりかつての勤勉を取り戻したのだ。
となれば、当然そこには何らかの決意が隠れている。天才サトボンとしては、別にその重大な決意を白日のもとに晒しても構わないのであるが、あいにく外は梅雨の雨。せっかくの決意もビショ濡れ、台無しになってしまう。ブログに関する決意表明は、梅雨明けまで待ったほうがいい。
（米沢「桂町さっぽろ」の中華そば。郡山での公開授業の翌日、ワタクシはこれを食べに米沢まで北上した）
そういうケチ臭いことをブツブツ言っているのは、元気な楕円形のサトイモらしくないから、その一端だけは示しておこう。ワタクシは、とにかく「4000回」という数字を早めに達成してしまいたいのだ。
一昨年６月26日に当初の「3652回」という目的を達成したあと、「２次会」と称してさらに今日まで300回を重ねた。10年3652回（うるう年を含みます）＋300＝3952回、本日はそういう記念日でもある。
出来ればあと48回、可及的速やかに２次会を締めくくりたい。そろそろ夜明けの雰囲気が漂い、空もしらじらと青くなりかけた時刻、「まだこれから３次会に行く人は？」と問いかけて、さてその後はどうなるか。楽しかった大宴会の思い出も二日酔いの予感の中に消えていく、そういう時間帯である。
（米沢で選んだ店は「桂町さっぽろ」。大繁盛の様子だった）
それ以上の決意なり宣言なりは、あと１ヶ月ほど待ってくれたまえ。３次会をあきらめて、「もう始発が動いているよ」「もうみんなオウチに帰ろう」と言いだすかもしれない。「始発で帰るなんて、それじゃ『オール』とは呼べないよ」「もう１軒、すっかり明るくなるまで飲もう」と粘るかもしれない。
さらに言えば、学部生時代の若き今井君には別の選択肢があった。1人でこっそりその場を離れ、別の仲間たちと合流するのである。次の日の午前中ずっとマージャンに興じているヤツらもいれば、朝９時に始まる映画館の近くでトグロを巻いている連中もいた。
（桂町さっぽろのメニュー。学生そば、やきそば、カレーライス、どれもみんな食べなきゃ気が済まない）
4000回を達成した後、いきなりそういう方向性に動くことだってありうるじゃないか。「このブログという大宴会、最高に面白くて、ついつい夜明けまで２次会に参加しちゃったけど、どうもみんな疲れちゃったみたいだ」「別のヤツらの宴会に移動しちゃおうかな？」。そういう発想もあるはずだ。
ま、その辺の話はまだまだ待ってくれたまえ。この場でまだ書かなきゃいけないことが残っている。バーリでの「アドリア海岸探険記」だってまだ半分までしか書いていないし、その後には2019年12月の年末ウィーン滞在記も残っている。
（中華そば、おいしゅーございました）
それよりも何よりも、まだ諸君、６月27日の福島県郡山の公開授業の報告やら、29日30日と連日の収録を続けている新講座「難関私大・難所攻略対策」の素晴らしい途中経過も書かなきゃならない。今の時点で4000回以降をこれ以上論じるのは、どう見ても「勇み足」というものだろう。
６月27日、駅前の「ダイワロイネットホテル」に宿泊した。郡山市内では、現在のところおそらく一番いいホテルである。京都や大阪とはとは違うんだから、まあいいじゃないか、このタイプのビジネス用ホテルも体験してみるものだ。
実際にチェックインしてみると、時勢なんですな、ビジネス客はほとんど見当たらない。家族連れ、カップル、「どう考えても自粛明けの東北旅行」というヒトビトばかりである。
（郡山駅。新幹線開業から40年近くが経過。すでに老兵の勇姿と言っていい）
スタッフとは、18時ちょうどに郡山駅の新幹線改札口で待ち合わせ。そこからタクシーで会場に向かった。いかにも「昭和のハコモノ」然とした会場に、110名の参加者があった。
３人掛けのテーブルに１人ずつ、300名収容の大会議室に110名が席を占めた。本来は、もっともっと参加希望者がいたのである。「300名で超満員」「立錐の余地もありません」「椅子が足りなくなりました」という懐かしい世界も、十分に実現できる勢いだったのである。
（郡山駅にて。むかしの秋田新幹線「こまち」車両が、今は「なすの」で活躍している）
しかし、何しろコロナ・コロナ・コロナ。３密を避けるためには、300名のものを泣く泣く110名まで削っても、まだ足りないくらい。全員がマスク着用、東京モンのワタクシは、何度も何度もアルコールで両手を消毒して、咳もクシャミも決してしないように注意を払った。
ステージに立つと、悲しいことだがやっぱりガラガラ感を禁じ得ない。300人の希望者を110人にしぼって実施するのだ。コロナ前とは完全に世界が変わってしまった。もうもうと湯気なんかが立つようなことは絶対にダメ、静かに静かに、ホコリも飛沫も決して飛ばないように話を進めなくちゃいけない。
だからホントは、超お得意の大爆笑はおろか、小爆笑だって好ましくはないのだ。アーティストのライブだって、合唱もダメ、立ち上がってノリまくるのもダメ、大人しく＆大人しく沈黙の中で音楽を聞き、演奏が終わったら席に固定されたままで静かに拍手をする、そういう条件で開催する。
（実は福島県某所で「余りにも普通なカレー」も貪った。お店の名前は、遠慮いたします）
しかし諸君、今ステージに立ったのは、他ならぬ天才サトボンこと今井どん。開始５秒で早くも最初の笑いが起こり、あとは90分間、ほぼ１分に１回、許されない大きな笑いが会場を満たし、大きな拍手もそれに混じった。笑いの頻度が半分に減ったのは、もちろんコロナの野郎がいけないのだ。
だってまず聞き手として、マスクをしたまま笑うのはツライ。もっと厳しい状況にあるのは、マスクをしたまま語り続けるこのワタクシであって、いつもの超熱演ぶりはそのまま、口と鼻を覆う分厚いマスク越しに呼吸するだけで、十分に汗みどろになる。
開始15分、全身の汗腺から、汗が噴水のように噴き出し始めた。ホントに噴水だ。袖口からも襟口からも、汗の雫がポンポン勢いよく飛び出した。シズクちゃんたちは次々と高く放物線を描き、ワタクシの視界を絶え間なく過ぎていった。
（郡山の翌日、山形県米沢まで北上する。町は小雨に濡れていた）
こうして水分・ミネラル分、ともに急速に失われ、60分が経過したあたりでついに、授業中の今井史上初めて「疲れたぁ」の愚痴が口をついて出た。熱中症・脱水症状になりかけていたのかもしれない。しかし諸君、心配しないでくれたまえ。その時点でワタクシ独特の水分補給のお時間がどんどん近づいていた。
今度のタームでは、コロナ予防の観点から祝勝会や懇親会の企画はナシ。郡山でも事前に「ナシ」が通告されていた。しかしそれならば諸君、単独祝勝会、またの名を「単独水分補給会」を企画するだけのことである。
大喝采の中を悠然と退場した今井は、予約しておいた「全室個室です」の水分補給場に乗り込んだ。店の名は「楽蔵」、口コミには「味オンチの人は是非どうぞ」とか、その手のヒドいことが書いてあるが、ワタクシは別に気にしない。
いやはや単独の水分補給、サトボンは21時から23時まで心から満喫したのである。補給したさまざまな水分、おいしゅーございました。補給させていただいた種々のミネラル分、豆類も肉類も芋類も、全てたいへんおいしゅーございました。
（駅ホームにも、こんなにデカい米沢牛の勇姿があった）
こうして補給済みのサトイモは、幸せいっぱい夢いっぱい、意気揚々とダイワロイネットのお部屋に帰還。そのまま午前１時まで、大流行中らしい「町中華」の店のどこかのBSチャンネル特集に目を凝らした。
必ず行くぜ、町中華。番組が特集していたのは東京・池上線の町中華だったが、翌日には別のBSチャンネルで横浜中華街の特集を見た。ワタクシ自身、下北沢・南浦和・東村山・南流山・新松戸の旨い町中華屋を熟知している。「行かずにおくものか」と呻きながら眠りに落ちた。
（峠駅の思ひ出）
翌日は、午前10時の新幹線で北に向かった。「あれれ、南下して東京に帰還するんじゃないの？」であるが、諸君、そうは問屋が卸さない。というか、そうはサトボンが諦めない。昨日は「峠」の駅、ならば今日は米沢ラーメンで旅の締めくくりだ。
ホントはその話を書こうと思って連日の更新を試みたのであるが、残念ながら今日もまた長く書きすぎた。米沢ラーメンの話は、新講座収録の状況報告と一緒に、また次回の記事で。
今の勢いだと、その「次回」とは明日か、はたまた明後日か。とりあえず今日の記事に掲載した米沢関係の写真でも眺めながら、楽しみに待っていてくれたまえ。
1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt：JOSEPH HAYDN：SCOTTISH SONGS 7/18
2E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt：JOSEPH HAYDN：SCOTTISH SONGS 8/18
3E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt：JOSEPH HAYDN：SCOTTISH SONGS 9/18
4E(Cd) The Beatles：HELP！
5E(Cd) LET’S GROOVE ②
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