Tue 200225 テレ公開授業だってやる覚悟/横浜と三原の大盛況/生牡蠣を満喫  3912回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 200225 テレ公開授業だってやる覚悟/横浜と三原の大盛況/生牡蠣を満喫  3912回

 こうまで事態が切迫してくると、ワタクシのブログの写真なんかもやっぱり「こんなの掲載していいのかな?」という疑念なしとはできない。

 

 場内パンパンの満員で「もうこれ以上は入れません」「立錐の余地もありません」「場内はおしくらまんじゅう状況、湯気がもうもうと上がるほどの熱気です」、確かにそれは素晴らしい大盛況だが、「感染を防ぐため、大人数での飲み会も避けていただきたい」という政府見解の真っただ中で、そういう写真を自慢げに&堂々とここに載っけるわけにもいかないじゃないか。

       (2月17日、横浜の大盛況 1)

 

 何しろもう極東だけの話ではないのだ。ミラノのスカラ座公演が中止、サッカーの試合だって延期、ドゥオモも入場禁止、要するにミラノの全てがストップして、その動きはトリノにもヴェネツィアにも拡大している。

 

 フランスとイタリアの国境を封鎖する動きさえ見えてきた。アルプス側のドモドッソラ、地中海岸のヴェンティミリア、古代ローマ帝国が死守した防衛ライン、それでも英雄ハンニバルが勇猛果敢に突破した国境線であるが、新型コロナによって大混乱に陥る可能性がある。

  (広島県三原にて。「やっさ踊り」が有名な町である)

 

 しかしまあ、今日のこの記事に掲載する数枚の写真は、すべて先週前半のもの。許してくれたまえ。「今後1週間から2週間が勝負」ということになれば、我々の公開授業にも何らかの動きがあるかもしれない。

 

 もしも中止のやむなきに至るとか、「4月に延期」ということになったら、それはあまりにも残念なことであるが、しばらくは事態を注視するしかない。

 

 10年前の2011年3月、我々は東日本大震災発生の翌々日から活動を休止、その後に計画されていたワタクシの公開授業も約10件、全てキャンセルすることになった。10年前のあの大規模災害を考えれば、中止は当然だったと考える。

 (広島県三原で、大好物の「はっさく大福」をいただく)

 

 万が一10年前と同じ結論に至るとしたら、今井としては「テレ公開授業」を提案するしかない。現在ワタクシの公開授業は「Aタイプ」「Bタイプ」「Cタイプ」「Dタイプ」の4種類。これに保護者会用の「Pタイプ」を含めて合計5種類の公開授業を準備している。

 

 今後3月だけで15回近い公開授業の予定があり、全国でスタッフが懸命に募集活動を展開している。生徒諸君も各会場で200名から500名の申し込みが既にあり、サトイモ男爵と直接向き合う公開授業の日を、心から楽しみにして待ってくれている。

 

 それを考えると、コロナのヤツなんかにスタッフの努力を無にされるのはどうしてもイヤなのだ。今井の公開授業は前代未聞に効果と影響力が大きいから、生徒諸君がこのバツグンの90分を楽しみにしてくれる熱意も分かる。コロナのヤツらなんかに邪魔されたくはないのである。

(広島県三原の懇親会にて。三原は「タコの町」だが、鶏の唐揚げもまた絶品だ)

 

 しかしやっぱり万が一、地域の高校が一斉に臨時休校に踏み切るとか、「期末テストも卒業式も終業式も中止です」などという動きになったら、さすがにこのサトイモが「それでも何が何でも実施します」と意地を張るわけにはいかないのだ。

 

 そうなってしまったら、やっぱり可能性のあるのは「テレ公開授業」だ。今井は依頼があれば直ちに吉祥寺のスタジオに駆けつけ、「A」「B」「C」「D」すべてのタイプの公開授業を映像化してもらい、ついでだから保護者会用に「P」まで収録してもらう。

 

 万が一そんなことになってしまったら、3月の公開授業に申し込みを済ませた全員のために、自宅での受講が可能になるような「テレ公開授業」を実現してあげたいのである。今井はテレワーク、受講生諸君はテレスタディ。コロナ騒動が収まるまで、直接向き合えない歯痒さを我慢して勉学に勤しむのがいいじゃないか。

(三原の名店「うな中」のうな重。うなぎの頭が1つ、そのまま入っている)

 

 来週の今井は、3日が苫小牧、4日が室蘭。5日が兵庫に飛んで西宮、6日が京都、8日が札幌で、さらに大分・沖縄・池袋・福岡と続く。中止や延期は決して望まないが、うーん、事態が事態だけに、覚悟だけはギュッと整えておかなければならない。

 

 と、いうわけで、今日の写真の1枚目&6枚目は、先週の17日月曜日、横浜での大盛況の様子である。横浜駅東口の豪華な会場に220名、「初めて東進に来てみました」という完全外部生も80名が加わった。

       (2月17日、横浜の大盛況 2)

 

 首都圏で開催の公開授業は、一般に100名から130名程度がスタンダードであって、200名を超えるのは珍しい。横浜の諸君は今井の出現を待ちわびてくれていたのだと信じる。

 

 もちろん会場の入り口にはアルコール消毒薬を完備。入り口をあえて1箇所にしぼり、入場者は必ずアルコールで手指を消毒してから入場する設計にした。マスクを装着していない生徒にはマスクを配布したが、まだ先週のノンキな雰囲気を反映して、それでもマスクをしない諸君が散見された。今週からはノーマスクはどうしても避けなきゃいかん。

       (2月17日、横浜の大盛況 3)

 

 横浜の前々日まで今井は広島にいて、広島から新幹線で東へ2駅、「やっさ踊り」で有名な三原の街で公開授業を実施した。出席者110名。ターゲット校の県立三原高校で、いきなり部活の「合同合宿」が開催されたということで、20名ほど予定より少なくなってしまったが、まあそれならやむを得ない。

 

 三原での懇親会は、三原の名店「うな中」を借り切って、名物のうなぎ料理を満喫した。中でも諸君、〆のうな重が絶品。うなぎの頭がそのまま丸々1つ載っかって、我が人生初のうなぎの頭は、噛めば噛むほど味が滲み出てマコトに旨かったのである。

(2月16日、広島「かき舟かなわ」で生牡蠣35個を貪る。「今井様」のメッセージカードが嬉しい)

 

 その余勢を駆って、翌日11時半の今井君は「生牡蠣を貪りに行こう」と決断。太田川に浮かぶお馴染みの「かき舟かなわ」を訪ねた。あいにくの春の雨に濡れながら、1ヶ月も前に予約した窓際のテーブルへ。日曜日の真っ昼間に1人で訪れる中年の珍客「今井様」に、折り鶴のメッセージが嬉しかった。

 

 昨年は7月に生牡蠣40個、11月にも35個。特に「7月の生牡蠣40」には地元の人々も驚嘆してくれたが、2月16日の今井君は若干自重して、11月と同じ35個にとどめた。真後ろの席の30歳代女子2人組が、延々と「炊飯器の良し悪し」について討論しているのを聴くうちに、思わず自慢の生牡蠣ペースが落ちてしまった。

 

 普段なら、生牡蠣の〆には温かい「土手鍋うどん」をすするのである。諸君、これが生牡蠣にもまして絶品なのだ。できれば「土手鍋うどん、2人前」とホザイてから、ニヤリと店員さんの驚きの表情を確かめたいほどである。

(生牡蠣35個のうち、ラスト10個。さすがの今井のポンポンも、そろそろ苦しさを感じ始めた)

 

 しかし諸君、やっぱり今の今井はコロナが憎い。コロナが憎くて憎くてたまらない。あんまり憎しみに燃えていたら、食欲まで減退してしまったのである。コロナが憎すぎて、生牡蠣も予定より5つも減らしちゃったし、土手鍋うどん2人前すすって「うへ、食った食った」と呵々大笑する心の余裕までなくしてしまった。

 

 いやはや、こんなことじゃダメなのだ。今こそ長老イマイの落ち着き払った呵々大笑で、受験生諸君を笑顔にしなきゃいかんのだ。そう思いつつも、やっぱり「中止」だの「延期」だのが心配で、うどんが喉を通らない。

 

 これはもう、致し方ない。うどんは喉を通らなくても、アルコールはナンボでも喉を通過していく。広島には旨い日本酒がたくさんあり、駅の売店でも銘酒がカンタンに手に入る。

 

 銘酒を3本買い込んで、ふと目をあげると「三次元マスク」の文字が。おお嬉しや、夢ではないか。そろそろ自分用のマスクの在庫が底をつき始めたタイミングで、広島駅のキオスクで見事に5枚、新品が手に入ったのであった。

 

1E(Cd) Solti & ViennaWAGNERDIE WALKÜRE 1/4

2E(Cd) Solti & ViennaWAGNERDIE WALKÜRE 2/4

3E(Cd) Solti & ViennaWAGNERDIE WALKÜRE 3/4

4E(Cd) Solti & ViennaWAGNERDIE WALKÜRE 4/4

5E(Cd) Mascagni & Teatro alla Scala di MilanoMASCAGNICAVALLERIA RUSTICANA

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