Mon 190715 確認テストにもリスニングを導入/唐津・草津・熊本の大盛況 3857回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 190715 確認テストにもリスニングを導入/唐津・草津・熊本の大盛況 3857回

 現在715日、午後3時。香川県高松のホテルに到着した。1830分から公開授業を行う。高松も大いに頑張って、300名規模の公開授業になる予定だ。梅雨の雨もいったん収まって青空も見える。ホテル19階の部屋の窓からは瀬戸内海と屋島の絶景が広がっている。今日もまた楽しい夜になりそうだ。

 

 7月に入ってからも、規模の大きな仕事が続く。まさに胸突き八丁であるが、300人から400人に迫る人が集まってくれれば、胸突き八丁だろうが何だろうがサトイモは楽しくてたまらない。楕円がゴロゴロ元気にどこまでも転がって、止めようがないほどだ。

  (7月7日、七夕の夜の熊本は380名の大盛況 1)

 

 先週から来週にかけてのお仕事は、熊本 → 大阪 → 石川県小松 → 大阪 → 神奈川 → 吉祥寺収録+神奈川 → 広島 → 高松 → 千葉県柏 → 滋賀 → 東京 → 東京 → 大阪 → 沖縄 → 静岡県沼津。夢のような東奔西走&南船北馬であるが、それでもちっとも疲れない。

 

 疲れないのは、仕事がマコトに順調だからである。熊本でも大阪でも新百合ヶ丘でも、400名近い受講生諸君が集まってくれたし、雨の広島でも「参加した外部生全員がその夜のうちに講習申し込み」「継続率100%達成!!」という驚くべき成果をあげた。

 

 授業収録も、文句なしに素晴らしかった。E組・D組・C組・B組、4講座とも毎回すべて4技能を見事に充実させ、みんなが一番心配しているリスニングを、授業後の確認テストにまで織り込んだ。確認テストがリスニングだなんて、こんなに力のつく授業は他者やら他社やらの追随を許さない。

 

(滋賀県草津に赴く前に、京都四条「松葉 北店」でお蕎麦をすする)

 

 さて本日は、ずいぶん遡ることになるけれども、6月29日佐賀県唐津・7月4日滋賀県草津・7月7日熊本での公開授業について、忘れないうちに記録しておきたい。

 

 唐津には、福岡空港から入る。宿泊したのは福岡グランドハイアットホテル。ここから唐津まで、地下鉄から直通のJR各駅停車で延々1時間半、横向きの7人がけシートにちんまり座っていかなければならない。

 

 これはほぼ「難行苦行」に該当する。待てど暮らせど「唐津」の「か」の字も近づいてこない。福岡の中心・天神から電車に乗ったわけだが、最初は満員だった電車も、1時間が経過して玄界灘の波が見える頃にはもうガーラガラ。最後まで乗っていたのは今井君 + 2〜3人の地元の人々ばかりであった。

(滋賀県草津に赴く前に、京都四条「松葉 北店」でニシンの芥子煮を楽しむ)

 

 唐津の校舎は、この春オープンしたばかりである。まだ地元での認知度はそんなに高くない。「今井先生が唐津に来る」というポスターが駅構内にも貼り出されているが、唐津の人にとっては「それって誰?」「このサトイモは何?」というレベルだろう。

 

 今井自身は唐津が大好き。昨年11月の唐津くんちに飛び入り参加、人気の曳山「鯛」の後ろにくっついて、夜の唐津の街を2時間も走り回ったぐらいだ。うなぎの名店「竹屋」や、気鋭のステーキ屋「キャラバン」も思ひ出にギュッと熱く残っている。

 

 しかしそんなことで唐津の公開授業が超満員になったりしないだろう。しかも外では強めの雨が降り出した。「歴史的な豪雨になる可能性もある」と、天気予報はずいぶんな脅かしようだ。

 

「出席者は100名ぐらいです」と、スタッフもちょっと残念そうな表情を見せた。ま、いいじゃないか、こんな雨の日に100名も参加すれば、十分に御の字だ。贅沢を言ってるよりも、最高の仕事をして、新しい校舎に1人でも多くの生徒が増えるように努力するまでだ。

(滋賀県草津に赴く前に、京都四条「松葉 北店」で冷やしニシン蕎麦をすする)

 

 しかし諸君、嬉しいじゃないか。昭和のニオイの溢れる会場に、予定を50人近く上回る受講生が集まってくれた。保護者の参加もおおぜい、高校のセンセも数名いらっしゃった。100名の予定だったのが1.5倍の150名になれば、今井君の盛り上がりもそれに比例して普段の1.5倍になる。

 

 終了後、唐津市内の焼肉店で祝勝会。公開授業とお肉の写真は、前回の記事後半を参照していただきたい。「九州大学理学部の学生です」「生物学を専攻しています」というアルバイト男子も参加して、懇親会もまた楽しかった。

(滋賀県草津にて。お蕎麦を食べすぎて、草津の公開授業の写真を忘れてしまった)

 

 7月4日は滋賀県草津で公開授業。京都・蹴上のウェスティンホテルに宿泊して、蹴上から地下鉄、山科でJRの新快速に乗り換えれば、会場には30分余りで到着する。

 

 残念なことに、いろんな思ひ出の濃厚に詰まった京都ウェスティンは、今や大改装工事中。延々とドリルの音が鳴り響いて、あまり落ち着いて滞在できる状況ではない。

 

 どうして改修なんか必要なんだろう。今まで通りのウェスティンが良かった。祇園祭の山鉾巡行を眺めに行くにも、この15年いつでもウェスティンだったし、10月下旬の大将軍八神社の秋祭りも、11月下旬の毎年の紅葉も、必ずウェスティンを利用した。勝手に改修なんかされちゃ困るのである。

 

 とはいうものの、まさか今井君の一存で改修をストップさせることも出来ないじゃないか。残念無念で深い溜め息をつくうちに、草津の公開授業の写真を撮ってもらうのを忘れてしまった。

 

 出席者140名。佐賀の唐津と同様、草津も大いに盛り上がったが、写真を撮ってもらうのを忘れたついでに、この日の草津では、どうしたはずみか懇親会もナシ。スタッフのオジサマと2人、京都駅前でしみじみ日本酒を酌み交わしただけで、今や工事現場のような深夜のウェスティンに引き上げた。

(京都駅ホームでタマゴサンドを購入。おいしゅーございました)

 

 7月7日の七夕の夜は、熊本で公開授業があった。前の週から南九州は鹿児島を中心にたいへんな豪雨に見舞われたが、幸いなことに今井の到着とともに雨も上がって、「400名近く集まりました」という嬉しい報告も届いていた。

 

 熊本には、福岡空港から入る。昔は熊本空港をつかっていたが、熊本空港は市街地から遠く離れていて、タクシーに乗れば5000円もかかる。福岡から新幹線で熊本入りする方がむしろ便利なのである。

 

 ついでに言えば、「また福岡空港の『FUGETSU』でフィレステーキを貪っていくかな」と言ふ誘惑もあった。前回の記事冒頭、ステーキ太郎・ステーキ次郎・ステーキ三郎の3枚の写真を眺めて、その平凡さにびっくりした読者も多いだろうが、諸君、今井君の好みは平凡&素朴な食べ物なのだ。

 

 だから諸君、太郎・次郎・三郎退治に続いて、この日は「四郎・五郎・六郎を退治、返す刀でステーキカレーも貪らむ」、武蔵坊弁慶も常陸坊海尊もタジタジ、能登守教経でも登場しなきゃ、このサトイモ入道を抑えることは出来そうになかった。

   (7月7日、博多駅前に祇園山笠が登場していた)

 

 しかし入道その時なぜか躊躇を感じ、肉を食らわずして風のごとく福岡空港を去った。目指したのは博多駅前のANAクラウンプラザホテル。7日の熊本から26日の静岡県沼津まで、約20日にわたる怒涛のごとき南船北馬の日々を考えれば、せめて胃袋ぐらいは休ませてあげたい。マコトに冷静な聖人君子と化したわけである。

 

 熊本で400人規模の公開授業をするのは久方ぶりのことである。中3生の持ち上げの講演会の時には「保護者同伴で600名」がこの6〜7年すっかり定例化したけれども、大学受験生のみで400名はおそらく10年ぶりである。

 

 かつては熊本市内の数校舎合同で「鶴屋デパート」8階9階の大ホールを借り、1年に2回も3回も大規模公開授業を実施していたのだ。ところがこの10年ほど、1校舎単位での開催が増加し、校舎内の小さな教室で約100名のこじんまりした公開授業ばかりになっていた。

(博多駅前の祇園山笠。テーマはラグビーW杯であるらしい)

 

 だから諸君、熊本駅前・ホテルニュー熊本の大宴会場に380名が詰めかけた様子は、何とも懐かしい光景なのである。スタッフの皆様の大健闘を讃えたい。というか、若いスタッフの皆さんも恐ろしく楽しそうである。やっぱりこのぐらいやりがいに満ちている方が幸福なのだ。

 

「ホテルニュー熊本」についても、ヒトコト申し添えておきたい。このホテル名を聞いた時、今井君は一瞬「ありゃま」と落胆したのである。1980年代前半に大ヒットしたスネークマンショー「愛のホテル」または「ホテルニュー越谷」を思い出してしまったのだ。

 

「スネークマンショー」について、詳細は是非ググッてくんろ。大ヒットの記憶は、そのほとんどが「愛のホテル」の決めゼリフ「ホテルニュー越谷」である。その音声も、もちろんYouTubeで聞いてたもれ。あまり教育的ではないが、そのセリフをよく聞いて、ワタクシの青年時代を想像してたもれ。

(おや、正式名称は「サ・ニューホテル熊本」なのだった)

 

 こういうのを深夜のラジオで聞きながら、今井君は若い時代を過ごしてきた。「秀和レジデンス」なんてのもあったが、それもやっぱりググッてくんろ。だから今「会場は『ホテルニュー熊本』です」と言われただけで、あのスネークマンショーのホテルニュー越谷が脳裏に強烈に蘇ってきた。

 

 しかし諸君、ホテルニュー熊本は、もともとレッキとした「ホテルニューオータニ 熊本」なのである。熊本駅前に昔は代々木ゼミナールの大きな建物があったが、今はなきその代ゼミのお隣がニューオータニ。一度だけ代ゼミ熊本の直前講習に出講したことがあったが、あのとき今井はここに宿泊したのである。

  (7月7日、七夕の夜の熊本は380名の大盛況 2)

 

 あれから幾星霜、ホテルは「オータニ」の部分だけ抹消して今もなお元気に営業を続けていた。ワタクシの大会場を仕切ってくれたホテルマンとも仲良くなった。「むかし空手をやってました」というキビキビした好青年であった。

 

 そしていま確認してみたら、ホテルの名称は「ホテルニュー熊本」ではなかったのである。「ザ・ニューホテル熊本」が正式名称。さすがにホテルサイドも、ホテルニュー越谷を連想する名称では困ると、真剣に考えたに違いない。

 

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