Thu 181122 今、大雪の札幌におります/ししゃも腹でヒツジ/広島の大盛況 3758回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 181122 今、大雪の札幌におります/ししゃも腹でヒツジ/広島の大盛況 3758回

 諸君、本日1122日の夜、今井君は雪の札幌にいる。夕暮れから雪が急激に激しくなって、おそらく明日の朝までに20cmの積雪になる。姉妹都市ミュンヘンのクリスマス市を模して、大通り公園では派手なクリスマス・マーケットも始まった。

 

 降り始めは、「これが札幌の雪か?」「これって新潟か金沢じゃないの?」という重く湿った大粒の雪。5分も外に立ち尽くしていれば、頭からお尻のあたりまで雪まみれになって雪だるま状態になった。昭和の大作映画「八甲田山」ではないが、「天は我らと見放した!!」と絶叫したくなるほどの有様だった。

    (11月22日、大雪のサッポロビール園にて 1)

 

 それでも諸君、雪国育ちの今井君は全くめげない。何しろオウチから高校まで自転車で40分の道のりを、大雪や吹雪も全く意に介さず、真面目にちゃんと自転車通学し続けたツワモノである。

 

 18歳の冬は、秋田の冬の真っただ中にいた。冬型の気圧配置の中。強烈な北西の季節風が1日中吹き荒れたが、それでも自転車通学を貫いた。最大瞬間風速30mの吹雪が正面から吹き付けても、手袋なしゴーグルなし、パッチなし長靴なし、驚くべき薄着のまま自転車で疾走し続けた。

 

 当時について言へば、「希望ナシ」「夢ナシ」という絶望的状況であった。医学部志望のはずが11月にいきなり文転して、文転直後の模擬試験の偏差値が43.9だった。「ま、浪人ですな?」と自ら覚悟を決めた冬だった。

    (11月22日、大雪のサッポロビール園にて 2)

 

 あの頃のことを思い出しながら、冬の札幌をタクシーでサッポロビール園に向かった。16時ごろから降り出した雪は、18時半ですでに積雪10cm。明日の公開授業の出足が心配だ。

 

 晴れていれば、積雪さえなければ、予定では午前の部が350人、午後の部も350人、合計700人の大規模な公開授業になる。しかし諸君、いくら大雪に慣れた札幌の人々といっても、暖冬傾向の11月下旬、いきなり20cmとか30cmの大雪に襲われたら、公開授業への出足も鈍るじゃないか。

 

 しかしまあ、それを心配してホテルでしょんぼりしていても始まらない。今井君は大好きなサッポロビール園に出かけて、可愛いヒツジの肉をもりもり胃袋に詰め込み、ヒツジの肉に元気をもらって、大雪の札幌を乗り切ろうという魂胆なのである。

    (11月22日、大雪のサッポロビール園にて 3)

 

 実は諸君、1122日は「ヒツジの前に、山盛りシシャモ」という離れワザもやってのけた。詳しくは後日、写真とともに詳報するが、朝7時の羽田−新千歳便で北海道入りした今井君は、千歳から札幌に向けて北上するどころか、苫小牧に南下、苫小牧から日高本線で東進して、鵡川の町に向かった。

 

 もしかしてワタクシは、ヒコーキの中で北海道知事と一緒だったのかもしれない。ホントにそっくりな女性が、たった1人で普通席に座っていらっしゃった。

 

 今井君は会社からもらったチケットでプレミアムシート。知事はおそらく普通席。どうだい諸君、すげーカッケーじゃないか。道知事の要職にあっても、贅沢なんかしない。たった1時間半のフライトなら、地味に地味に普通席で倹約する。政治家の鏡じゃないか。

    (11月22日、大雪のサッポロビール園にて 4)

 

 今井君は、その辺に感激しながら各駅停車を乗り継いで日高本線・鵡川の駅を目指した。鵡川では、「ししゃも祭り」が開催中。焼いたししゃもを好き放題に貪れるし、1年でこの時期しか賞味できない「ししゃも寿司」も食べられる。

 

 そういうわけで午後の今井君のポンポンは、昼メシに食べたししゃも20匹でパンパンだ。しかしそれでもやっぱり雪の札幌に来たら、ジンギスカンを腹いっぱい貪らなきゃ気が済まない。すでに少なくとも5cmの積雪になった大雪の札幌を、タクシーで10分、ビール園に向かったのである。

 

 いやはや、食った食った&貪った。焼きに焼き、貪りに貪った。日航のパイロットじゃないんだから、フライトの直前に泥酔するわけにいかない。同様に諸君、公開授業直前に酔っ払うなんてのも厳禁だ。

 

 明日の公開授業は、午前10時開始。本日の今井君は生ビールの中ジョッキと赤ワインボトル1本を飲み干したのが午後8時。なんだ、仕事の14時間前に、ちゃんと飲酒は終わってる。模範的なセンセであることに疑いの余地はない。

    (11月22日、大雪のサッポロビール園にて 5)

 

 ただし、貪ったししゃもは20匹、ヒツジ肉は2人前+α。ビールやワインの酔いは残っていなくても、ししゃもの酔いとヒツジの酔いには、明日の朝まで若干苦しめられるかもしれない。

 

 でも諸君、JALのパイロットだってまさか「あなたはししゃもを20匹食べましたね?」「ヒツジの肉を2人前も3人前も平気でむさぼりましたね」と叱られることはないだろう。

 

 まあいいじゃないか。中年のおじさんが元気で授業を続けるには、ししゃものカルシウム、ヒツジのお肉の強力なタンパク質、この両者は絶対に欠かせない。

       (11月17日、広島の大盛況)

 

 ただしやっぱり「行き過ぎ」は諌めなきゃいかん。今井君はホンの5日前の1117日、広島での公開授業の後に、ウシの肉を貪りまくった。広島での公開授業は、出席者150名。いつもと同じように「これ以上入りきれないよ」という超パンパンの満員になった。

 

 いつもの広島なら、徹底的に牡蠣を胃袋に送り込むところだ。「これでもか?」「これでもか?」であって、生牡蠣なら最高記録は48個、平均して40個。マルセイユでの48個とか、ブリュッセルでのムール60個 × 14日連続みたいなのは、今もいつでも達成可能である。

 (11月17日、広島の大祝勝会。広島牛の希少部位が並んだ)

 

 しかし今回の広島はウシの肉。ウシならウシでなんぼでも咀嚼&嚥下するが、さすがにワタクシはこのところ自重している、だって諸君、翌18日のワタクシは、大阪で太古の昔からの友人と文楽を満喫、そのあとは熊の肉を鍋物にして4人分でも5人分でも遠慮なくワシワシやろうと誓い合っていた。

 

 大阪の1日についても、近いうちに詳述する予定であるが、そういうわけでワタクシは、「せめて広島ぐらい、自重した方がよくないか?」という気分なのであった。

 

 15日は、吉祥寺でカニ。17日には広島でウシ。18日には大阪でクマ、22日には北海道でししゃも&ヒツジ。23日夜もおそらく札幌で豪華海鮮かジビエかサッポロラーメン。自分の生活が連日連夜あんまりワイルドで、ワイルドすぎて知的で控えめな雰囲気に欠けるのである。

   (広島にて。やっぱり祝勝会の雰囲気はいい 1)

 

 もちろん広島でだけ遠慮すれば、広島のスタッフの皆さんが心配する。「お気に入りませんか?」「お口に合いませんか?」。確かにそうだ。普段は大食いぶりをこんなにブログで披露しておきながら、いきなり遠慮がちになったりすればスタッフに心配をかけるのは当然だ。

 

 17日の今井君は、広島のお好み焼きも食べなかったのだ。広島駅前「高砂○」、この15年広島を訪問すればこの店に立ち寄らなかったことは1度もないが、なぜかこの日は食欲が湧かなかった。

   (広島にて。やっぱり祝勝会の雰囲気はいい 2)

 

 広島空港に到着、13時。バスで広島駅新幹線口に到着、14時過ぎ。すぐに駅前のシェラトンホテルにチェックインして、そのままスタッフとの待ち合わせ時間まで、3時間をホテルの部屋で過ごしていた。

 

 だって諸君、広島はもう外国人の大洪水だ。街中に中国語が溢れかえって、たとえお好み焼き屋に入り込んでも、ゆっくり落ち着いて牡蠣入り超デラックス広島焼きを満喫するのは不可能だ。要するにワタクシ、この外国人洪水に少なからず疲労気味なのである。

 

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