Wed 181114 京都すみずみを開始/京都で320名の大盛況(京都すみずみ1)3753回 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 181114 京都すみずみを開始/京都で320名の大盛況(京都すみずみ1)3753回

 ふと気づいたのだが、あれからすでに100回の更新を重ねたのである。10年、1日も書き続けたブログの10年連続記念日♡3652回目(うるう年2回を含む)は、2018年6月26日。ワタクシの誕生日、京都に滞在中のことだった。

 

 あれからまたまた100回を更新。ずいぶん怠けてしまって、特にこの10月と11日はほぼ1日おき、「奇数日のみ」または「偶数日のみ」というていたらくだが、とにかくあの日から100回目の更新になったのが前回だった。

 

 しかも諸君、10年+100回目の時にも、やっぱり京都でのお仕事だったのである。京都とのたいへん深い因縁を感じる。このまま順調に進めば、もしかしたら目標とする5000回目の更新の時にも、京都をほっつき歩いているのではないか。

 

 というか、そのぐらいのことなら何も偶然に任せる必要はない。5000回まで、残り約1250回。勤勉に書き続ければ、4年後には達成できる計算だ。4年後のある1日、京都に旅をすれば済むことだ。今井君は今からウキウキ、「リッツカールトンでも予約しますかね?」という勢いである。

(京都で320名、予備校バブルの頃を思い出す大盛況だった 1) 

 

 そういうふうだから11月8日、夜の京都でのお仕事を前に、昼のサトイモはすでに目いっぱいホクホク茹で上がって、熱々イモに変身していた。やっぱり京都での仕事は特別であって、仕事の前には遠慮なく高級ランチを貪って最後の準備を整えるのである。

 

 15時過ぎ、長いランチを終えた今井君は意気揚々とお部屋に帰った。ミシュラン1つ星のレストランはホテルの20階。ワタクシのお部屋は24階。お掃除もお洗濯も全て完了した清潔な部屋で、京都への出発時間を悠然と待ち受けた。

 

 梅田から京都までは、JR新快速で30分あまりの旅。新大阪から新幹線に乗れば15分だが、たった15分に高い新幹線代を出すのはバカバカしい。そもそも大阪から普通電車に乗って、新大阪で新幹線に乗り換えるだなんて、それなりに変わった人物とみなされる。

 

 阪急の特急電車なら、始発の梅田からゆっくり座っていけるが、残念ながら今日のお仕事はJR京都駅前。阪急で四条烏丸や四条河原町に着いても、乗り換えが面倒なだけである。

(京都で320名、予備校バブルの頃を思い出す大盛況だった 2) 

 

 こういうふうで諸君、ワタクシはそろそろ旅行記として「京都しみじみ」または「京都すみずみ」をブログに連載する資格があるんじゃないかと思うのだ。

 

 そりゃ地元の京都人ほどには、京都について深く知ってはいない。しかし「東京タワーに昇ったことがない」という東京人がワンサと存在するのと同じように、今井君が知っている京都スミズミをご存じない京都の人だって、やっぱりワンサといらっしゃるだろう。

 

 東京タワー並みの名所については、我が「京都すみずみ」には書かない。今や外国の人に占拠された感のある清水寺周辺とか、修学旅行のメッカ → 金閣&銀閣・二条城・龍安寺・太秦あたり、オバサマたちのメッカ → 嵐山から野宮神社・竹林の道・祇王寺・二尊院・常寂光寺、そういう場所については、さすがにご遠慮申し上げる。

 

 鞍馬寺から貴船神社への山越の道、祇園祭の山鉾巡行や日和神楽についても、このブログの中でたっぷり書き続けてきたから、それもまた遠慮する。にしんそばの松葉・中華の東華菜館・ロシア料理のキエフ、老舗すぎる老舗についても、やっぱり書かないことにする。

 

 だから今井の「京都すみずみ」は、はなはだ華々しさに欠ける京都の旅の記録になりそうだ。「それってどこ?」「やたらに地味ですね」という溜め息の対象になりそうだ。しかもワタクシは、それでちっとも構わないのである。

 

 高雄・槇尾・栂尾のいわゆる「三尾」も書かないし、大原や鷹ヶ峰も省略する。いまや中国人団体ツアーに席巻されている宇治平等院も、あまりに美しいライトアップの情景を昨年の記事にアップしたから省略。その辺を知りたいオカタは、「ブログ内検索」でご覧になってくれたまえ。

(京都で320名、予備校バブルの頃を思い出す大盛況だった 3) 

 

 以上のやうなマコトに気難しい除外&除外、遠慮&遠慮の作業を経て、今日から書くことになる「今井の京都すみずみ」は、あまりにも地味な世界になる予定だ。

 

 そのラインナップたるや、安井金比羅社直指庵愛宕念仏寺・大将軍八神社・退蔵院・東林院・蚕ノ社・橋寺宇治上神社興聖寺・地蔵院浄住寺・だるま寺梅宮大社竹田城南宮・慈眼堂滋賀院日吉大社竹林院曼珠院圓光寺詩仙堂狸谷山不動院聖護院実相院。おやおや、ホントに地味な「スミズミ」だ。

 

 グルメ情報も参加する。「一条ラーメン」「平野屋」、リッツ・カールトン内の「ラ・ロカンダ」・四条大橋東詰「メゾン・ド・ヴァン鶉亭」、西芳寺門前「門前とろろそば」、近江坂本「鶴喜そば」、岩倉「うなぎ松乃」、八坂神社近くの中華「盛京亭」や「おおたや珈琲店」など、なかなか意表をつくのである。

 

 ただし諸君、期待を居抱かせておいてマコトに申し訳ないが、「10年連続更新」という目標を達成して以降の今井君はマコトに淡白だ。更新を休みたい日は、遠慮なく休む。

 

 かつてのように、「日付変更線を跨いでも」とか「午前1時の空港ラウンジであっても」「早朝3時に起床してでも」みたいな、片意地を張ったブログ更新はしない。「京都すみずみ」連載中も、1日おきとか2日おきとか、ぷつん&ぷつん途切れがちな更新になることは間違いない。

 

 まあそれでも、京都の好きな人は辛抱強く読んでくれたまえ。「へえ、まだ京都にそんな穴場があるんだな」「そんな旨い店があるんだな」「居心地のよさそうなも店だな」とコブシを握り、出張や小旅行の際に立ち寄ってみたくなること請け合いだ。

(京都の懇親会は、先斗町の路地奥で。まずは豚しゃぶで盛り上がった)

 

 118日の今井君は、JR大阪駅から金沢行き特急「サンダーバード」に乗り込んだ。大阪 ⇄ 京都間には、在来線の特急が頻繁に走っている。鳥取からくるディーゼル特急もある。新幹線ほど高くないし、いちいち新大阪で乗り換える必要もない。

 

 JRの新快速や私鉄の特急みたいに、座れるか座れないかでイライラ&カリカリすることもない。自由席なら650円を余計に払えば、京都まで豪華な気分を味わいながら小旅行ができる。

 

 17時半、京都駅に到着。異様なほど多くの外国人観光客が駅前を占拠している。インバウンドも悪くないが、こりゃいくら何でも多すぎないかい? パリでもローマでもミラノでも、この外国人密度は経験したことがない。京都を上回るのは、今や世界でヴェネツィアのみである。

 

 京都のお仕事は、駅北口の「キャンパスプラザ京都」にて。19時開始、20時半終了。出席者は320名超えた。「立ち見が出ました」とか「椅子が足りなくなりました」みたいなことは、あんまり強調すると関係者に迷惑がかかるかもしれないから、ここでは曖昧にしておく。

(京都先斗町「あじ家」にて。豚しゃぶの後にも、大盛り天麩羅その他、食べきれないほどの料理が続いた)

 

 ただ、11月の会場が物凄い熱気に包まれたことだけは記しておこう。

「あまりの熱気に、クーラーが効かなくなりました」

「参加者は、噴き出る汗を拭うのに余念がないほどでした」

「話す今井も、汗でネクタイが外せなくなるぐらいでした」

であって、いやはやサウナで90分大熱演を続ければ、この夜の今井の汗の量を理解していただけると思う。

 

 これほどの大盛況で、まさか「祝勝会や懇親会はありません」みたいなことになるはずはない。予定を50名も上回る参加者があり、しかも320名が90分の大爆笑で大満足、予備校の定番アンケートでも「超満足」が100%に近いほどになれば、華やかな懇親会は当然なのである。

 

 会場は京都三条、先斗町の暗い路地をどこまでも分け入ったあたりの「あじ家」。古い町家を改築したお座敷であったが、担当の店員さんの対応が異色の出来栄えであって、事あるごとに大きな拍手が湧きおこった。

 

 世の中には「神対応」と言ふコトバが溢れているようであるが、この夜の店員さんは「天使対応」を連発。細かいミスをいくつか続けても、その都度ミスを瞬時に大喝采に変える人間力に、サトイモ君もまた熱い大喝采を惜しまないのであった。

 

1E(Cd) Jochum & ConcertgebouwBACHJOHANNES-PASSION 2/2

2E(Cd) SchiffBACHGOLDBERG VARIATIONS

3E(Cd) SchreierBACHMASS IN B MINOR 1/2

6D(DMv) CONTRABAND

total m40 y1740  dd24210