Thu 180531 大阪府堺東の大盛況/日本酒の聖地/あと4日/新宿の大盛況 M4 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 180531 大阪府堺東の大盛況/日本酒の聖地/あと4日/新宿の大盛況 M4

 予備校講師もこんなに長くやっていると、いつの間にか「大御所」になり、別に率先垂範しているつもりがなくても、他の講師たちがこぞって今井君のマネをするようになる。

 

 他の予備校のセンセイたちのブログを、何かのハズミで眺めてしまうようなことがあると、「おやおや、写真の撮り方まで同じですな」「コトバづかいまでそっくりですな」と、我が影響力の強烈さにビックリする。

 

 いや、こりゃすでにビックりというレベルではない。「自分にタジタジ」「自分にオロオロ」であって、鏡に映るサトイモぶりに、「このままじゃ予備校講師がみんな楕円形にサトイモっぽくなっていくんじゃないか」、それがコワいぐらいである。

 

 うーん、これからはもっともっと大人しく生きていかなきゃいけませんな。目立たないように&目立たないように、静かに穏やかにヒッソリと生きていきましょう。そう心に誓うのであるが、もって生まれた強烈な性格を変えることなんか、どうあがいても出来ないのである。

 

 だから6月21日、大阪府堺東の公開授業も、やっぱり出だしから濃厚&濃密な滑り出しであって、こんなに濃厚な公開授業が予備校全体のスタンダードになっちゃったら、他の講師がたいへんだ。よほど厳しい修業を経験しないと、今井レベルの強烈さは身につかないはずである。

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(6月22日、新宿の大盛況 1)

 

 南海電車の堺東駅前は、空前の塾ラッシュである。これほどの塾ラッシュは、首都圏なら吉祥寺・藤沢・大宮・柏・立川、関西では西宮北口駅前、とにかく駅前に立ち並んだ雑居ビルのほとんど全てが塾に占拠されている。

 

「ゼミナール」「セミナー」「スクール」「学院」、駅前に立つと、その種の看板しか目に入らない。むかしむかし今から30年ほど前、朝日新聞の投書欄に「街の看板、塾でいいのか?」と投書した大学教授がいて、それなりに物議を醸したことがあった。今や諸君、まさにあの教授が心配した通りの状況になった。

 

 30年前の投書が問題視していたのは、名古屋駅前の「河合塾」である。新幹線の車窓から眺めると、当時の名古屋駅前はほぼ河合塾に占拠された状況。東京から京都方面に向かう車窓左側に、ひたすら「河合塾」「河合塾」「河合塾」の大看板が連続していた。

 

 しかしあの頃はまだまだマイルドだったのだ。看板が塾だらけなのも、新幹線や特急が停車するターミナル駅に限られていた。塾ラッシュはやがて急行停車駅に広がり、準急停車駅にも広がって、今や普通電車しか止まらない郊外の駅でも、もう何もかもが塾の看板で埋まっている。

 

 堺東は急行停車駅であって、塾ラッシュの進行は10年も前から強烈である。「駿台」なんてのもある。かつては巨大ターミナル前にドカンと巨大戦艦型校舎を構えるばかりだった大予備校も、我々に激しく蚕食&侵食されて、黙って余裕の笑みを浮かべているわけにはいかなくなったようである。

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(伊丹空港「ダイヤモンドカリー」。2度目の訪問である)

 

 堺東の公開授業は、19時開始、20時40分終了。出席者は約120名。写真は昨日の記事を参照してくれたまえ。外部に大っきな会場は借りないことにして、校舎内の教室から机を全て撤去し、ギュッと濃厚な密度で肩を寄せ合うスタイルであった。

 

 ワタクシとしては、この形式はやっぱり生徒に申し訳ない。もわもわ湯気があがるほどになっちゃうから、蒸し暑い6月の下旬、授業に集中できない生徒だって少なくないんじゃないか。少し余裕のある大きめの会場で、もっと快適に100分を過ごさせてあげたい。贅沢とはわかっているが、そんなふうに願うのである。

 

 終了後、この13年すっかり親しくなったスタッフとともに難波に戻って、日本酒の聖地として名高い「山三」を訪れた。老夫婦2人でやっているカウンターだけの店であるが、何しろ大阪を代表する「日本酒の聖地」の1つであって、滅多なことでは空席が見つからない。

 

 しかしさすがに6月に入って2回目の訪問であって、店のオジサマもオバサマも今井君のことをよく記憶してくれている。「最初は大阪のヒトやと思ってましたで」と言われると、今井君は嬉しいのである。イスタンブールで「トルコ人っぽいですね」と言われた時とおんなじで、地元民あつかいされる嬉しさはやっぱり格別だ。

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(ダイヤモンドカリーのビーフカリー。キャベツの酢漬けはヤメたほうがいいんじゃないか)

 

「山三」で痛飲した日本酒は、合計で7合。兵庫と奈良と秋田、群馬と青森と金沢のお酒1合ずつ飲んで、それなりに手許も足許もおぼつかなくなったところでお勘定をした。

 

 しかしお勘定をした後で、まだ何となく物足りない。「最後に、大阪のお酒をもう1合ください」とお願いして、1合1500円もする「天野酒」を注いでもらった。

 

 他のお客さんはもうみんな「終電ですから」と言って、賑やかに帰っていった後である。「山三」とシンプルに書いただけの暖簾も、もうとっくに中にしまって、看板の灯りも消してしまった。普段の今井君は決して長っ尻ではないから、こんな雰囲気の中でお酒を飲みつづけるのは珍しい。

 

 ホントに今夜最後の客として、カウンターの片隅で旨いお酒をチビチビやりながら、老夫婦としんみり語り合う。もちろんオジサマもオバサマも正調♡大阪コトバである。今井君が毎年4回ずつ人形浄瑠璃を見に大阪を訪れる話をすると、心から喜んでくれた。

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(6月22日、新宿の大盛況 2)

 

 さすがにその夜は難波から梅田までタクシーで帰って、一昨日の記事に写真を掲載した超豪華なお部屋で深夜までサッカーを眺めた。大型冷蔵庫には製氷機もついていて、堺東に出かける前にミネラルウォーターを製氷機に入れておいた。たっぷりのおいしい氷で、夜の仕上げのウィスキーを楽しんだのである。

 

 翌6月22日は、19時から新宿で公開授業があって、午後3時のヒコーキで東京に帰らなければならない。勤勉な今井君は朝7時からノソノソ起き出して、まずは豪華なお風呂を満喫。またまたたっぷりの氷に冷たいコカコーラを注ぎ、小さな泡がしゅんしゅん顔にぶつかる最高の爽快感を楽しんだ。

 

「今日も今日とて、ブログ記事をアップ」。外国を旅していても、日付変更線をまたいで飛行中でも、大混雑の空港ラウンジであっても、この10年「絶対に1日も休まない」と強い決意でブログを書き続けたが、そんな厳しい日々も、あと4日で終わりになる。どうやら10年前の宣言は、滞りなく実現できそうだ。

20465 フルーツ

(新宿でいただいたフルーツ。おいしゅーございました)

 

 何と言っても、重い腎臓病に耐えて生き続け、ニャゴニャゴ励まし続けてくれたニャゴロワに感謝。というか、10年見事に健康を維持してきた自分自身に感謝。こんなにギュッとお酒を飲んで、それでもビクともしなかった我が肝臓君や腎臓君にも感謝。いやはや何とも強靭な肉体と精神でござるね。

 

 ワタクシも、もちろんニャゴも、まだまだナンボでも健康で人生とニャン生を続けていけそうだ。ニャゴのほうは、病院を替えてから「おやおや今までは何だったんでしょうかね?」というほど元気になって、昨日も今日もマコトに元気にニャゴニャゴ走り回っている。

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(6月23日、東京駅から仙台に向かう。「麻婆焼きそばセット」でランチ。今日は仕事がないので昼ビア付きだ)

 

 一方の今井君は、「もう少しおとなしくなったほうがいいんじゃないの?」と自ら反省しきりなぐらいに元気。こんなに元気じゃ、6月27日から始まるブログ「2次会」も、この10年の1次会以上の盛り上がりになりそうだ。

 

 新宿の公開授業は、19時開始、20時40分終了。出席者200名超。我々の誇る新宿西口の巨大校舎、そのまた巨大教室をビシッと満員にして、「長文アレルギー」と「長文ノイローゼ」をどう克服するのか、今夜も熱く強烈に語り尽くしたのである。

 

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