Thu 180524 大いなる旅路1/海外旅行候補にKYOTO/新居浜の大盛況 M11 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 180524 大いなる旅路1/海外旅行候補にKYOTO/新居浜の大盛況 M11

 このごろワタクシは時々、「次の海外旅行先にKYOTOはどうだろう」と、真剣に考えることがある。

 

 何しろお風呂に1時間半も入るのだ。お風呂では必ず世界文学全集を読むのであるが、現在進行中のD.H.ロレンスがあまりにつまらない。すると諸君、10ページ進んだところでパタリと本を閉じ、「海外旅行先にKYOTO?」という夢をみながら、汗みどろでうつら&うつらするのである。

 

 公開授業に向かう電車の中でもそうだ。ヒコーキや新幹線でビューンと行くカッケー仕事なら別だが、夕方の通勤通学電車でつり革につかまり、スマホいじり以外には何もできないシチュエーションになると、やっぱり「海外旅行先にKYOTOはいかが?」という妄想を追いかける。

 

 特に2018年6月はそうだ。いよいよブログ10年達成に向かってマジックナンバーが一桁になろうとしている今週、今井君の公開授業は関西5連戦であった。

 

 こうして関西に滞在していると、いつか近い将来、仕事がらみじゃなくて、もちろん仕事がいくつかからんでもいいが、出来れば1ヶ月、少なくとも2週間、海外旅行と同じ規格で、「KYOTO滞在1ヶ月」をやってみたくなるのである。

20404 焼肉

(愛媛県新居浜での懇親会。焼肉屋さんで3時間、大いに盛り上がった)

 

 ワタクシの外国旅行は、「1都市に2週間滞在」がスタンダード。あくまで「10年のまとめ」の意味で、このブログに関わった旅を列挙すると、以下のようになる。

 

2007年 5月ボローニャ 9月マッジョーレ 12月ニューヨーク

2008年 5月コモ 11月マドリード 12月ロンドン

2009年 5月フランクフルト 9月エジンバラ 12月ブダペスト&プラハ

2010年 5月リスボン 9月バルセロナ

2011年 5月ミュンヘン 9月アテネ 12月サンチャゴ・デ・コンポステラ

2012年 4月イスタンブール 9月ブエノスアイレス 12月パリ

2013年 1月ブリュッセル 4月ボストン 9月サンパウロ 12月パリ

2014年 4月アムステルダム 8月マルセイユ 9月シンガポール 12月フィレンツェ&ローマ

2015年 4月ナポリ 8月マルセイユ 9月サンフランシスコ  12月ベルリン

2016年 4月ボルドー 9月シチリア 12月シドニー

2017年 1月モロッコ 5月メキシコ&キューバ 8月ノルウェー 9月ベトナム 12月シドニー

2018年 4月トゥールーズ 5月ミラノ

 

 いやはや何とも凄まじい一覧表であって、もはや「行ってない所がない」「他に行きたい所が思いつかない」という状況に来てしまった。それほどこの10年、ブログに勇気づけられて、世界中を旅して回ったのである。

20405 瀬戸内海

(穏やかな瀬戸内海、6月15日)

 

 残っている大物としては、モスクワとサンクトペテルブルグとムンバイ、カイロとテヘランとチュニス、リマとキエフとエルサレム、そのぐらいしか思いつかない。

 

 そこでグイッと浮上してくる海外旅行先がKYOTOなのだ。「何をバカなことホザいてるんだ」「京都は国内旅行に決まってるじゃないか」「アホくさ」。そんなふうに冷たく突き放さないでくれたまえ。

 

 例えばこのボクが、New Yorkerだとしてみたまえ。Londoner、またはParisianと想定してもいい。

「次の夏のバカンスはどこに行こうか?」

「そうだね、KYOTOはどうだい?」

「いいね。Gion-Matsuri、Daimonji-Yakiを見てこよう」

「鮎とかイノシシとかスッポンとか、グルメも楽しめそうだね」

「このあいだ『Horoshi Imai』とかいう一般人ブログを見たんだけど、Nishin−Sobaの店も悪くないみたいだぜ」

ランチのテーブルで、話はどんどん盛り上がっていくはずだ。

 

 もちろんImaiは、New Yorkerでもないし、Londonerでもないし、Parisianでもない。「フランスすみずみ」の旅の頃から、鏡に映ったImaiの姿は、ギュッとParisianぽいのであるが、その自撮り写真は近いうちに掲載するとして、少なくともTokyoiteではある。

20406 眺望

(新居浜のリーガロイヤルホテルから、夏の石鎚山系を望む)

 

 18歳まで秋田人。30歳まで千葉県松戸人。37歳まで埼玉人。首都圏近郊を20年もウロウロした後は、世田谷区と渋谷区でずっとトグロを巻いて来た。今やレッキとしたTokyoiteと言っていい。

 

 New YorkerやLondonerやParisianが「バカンスはKYOTO」と言って盛り上がるなら、トーキョーアイト♡今井君だって、彼ら彼女らと一緒に「KYOTOに1ヶ月滞在しよう!!」と張り切ったっていいじゃないか。

 

 それでも疑問があるなら、フライトを海外旅行仕様にしてもいい。羽田空港の国際線ターミナルからKYOTOを目指し、何と「東に飛び立つ」「太平洋を横切る」こともできるのだ。TOKYO → ニューヨーク → リオデジャネイロ → パリと乗り継いで、パリから関西空港へ。特急「はるか」で京都入りすればいい。

 

 延々48時間のフライトを経て、TOKYOから世界で一番遠い街、地球をほぼ&ほぼ一周しなければたどり着けない街。「新幹線」という無粋な選択さえしなければ、TokyoiteにとってKYOTOへの旅は、はるか東方を目指したマルコポーロの旅に勝るとも劣らない大冒険にもなりうるのである。

20407 新居浜1

(新居浜140名の大盛況。急遽「椅子だけの席」を追加した 1)

 

 もちろんこの場合、ニューヨークに5泊、リオデジャネイロに5泊、パリに5泊を付け加えてもいい。だってこれほどの大冒険だ、5日ぐらいずつ休憩をとらなくちゃ、KYOTOに着く頃には呆然&朦朧、とてもアユややスッポンやイノシシどころじゃなくなっている。

 

 だから、全体で1ヶ月の旅と想定すると、KYOTO滞在は15日となる。それがもし8月なら、鞍馬から山越えして貴船へ、貴船のランチで川床料理、夜は「平野屋」のアユ、「大市」のスッポン、おお、KYOTOの夏休みはサイコーだ。

 

 そのまま8月中旬まで京都にステイして、最終日にDaimonjiの送り火を眺めてきたい。Tokyoite ♠︎イマイは、New Yorker♢ブライアン・Londoner♣︎アレックス・Parisian♡ジョルジュとともに、真剣にKYOTO滞在の夏を思い描くのであった。

20408 新居浜2

(新居浜会場、マコトに豪華なシャンデリア)

 

 そういう妄想こそが、大阪から愛媛県新居浜への長距離移動を彩ってくれたのである。大阪から新居浜へは、約3時間の旅。大阪からヒコーキに乗って松山空港へ、松山から新居浜はJRの特急を利用する。

 

 またはごく素直に、新大阪から新幹線、岡山でJR特急「しおかぜ」に乗り換え、瀬戸大橋をわたって、瀬戸内海沿いにひたすら西に走り抜けるコースもある。どちらにしても3時間。いやはや、妄想はどこまでも広がっていった。

 

 こういうふうで、宿泊は新居浜のリーガロイヤルホテル。江戸時代の別子銅山以来、新居浜は住友系の企業城下町であって、鉄道の駅周辺は人影もまばらであるが、街の中心部は富み栄えている。

20409 新居浜3

(新居浜140名の大盛況。急遽「椅子だけの席」を追加した 2)

 

 リーガロイヤルも、マコトに豪華。銅山にちなんでタクシー会社の名前も「あかがねタクシー」だ。銅山さまさま、住友さまさま。今井君2年ぶりの公開授業にも、140名の参加者があった。「新居浜で140名」は過去最高の数字。完全外部生も50名を超えた。

 

 使用したテキストは「B」。コイツさえ使えば間違いなく大成功するという伝説のテキストであって、完全外部生50名を確実に我々の仲間にできるのである。今井君のお仕事の本質は営業。営業マンとして、または広報マンとして、新居浜でもまた最高の仕事ができた。

 

 終了後、焼肉屋さんで懇親会。午後9時半に始まった懇親会は、0時半まで続いた。「今井先生の授業で、受験生の頃すげーウケてました」という20歳代後半の元気な若者を中心に、マジック11の夜はマコトに楽しく更けていったのである。

 

1E(Cd) Hungarian Quartet:BRAHMS/CLARINET QUARTET・PIANO QUINTET

2E(Cd) Alban Berg:BRAHMS/KLARINETTENQUINTETT & STREICHQUINTETT

3E(Cd) Backhaus(p) Böhm & Vienna:BRAHMS/PIANO CONCERTO No.2

4E(Cd) Solti & Chicago:BRAHMS/EIN DEUTSCHES REQUIEM 1/2

5E(Cd) Solti & Chicago:BRAHMS/EIN DEUTSCHES REQUIEM 2/2

total m309 y999  d23469