Sat 180224  E組の授業準備に夢中/あと100回で10年達成/成城学園前の大盛況 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 180224  E組の授業準備に夢中/あと100回で10年達成/成城学園前の大盛況

 夢のように楽しかった沖縄の祝勝会の後(スミマセン、昨日の続きです)、品行方正な今井君はビシッと一次会だけで切り上げて、宿泊先の「ナハテラス」に帰ったのである。やれ2次会だ、やれシメのラーメンだ、いや沖縄ではシメの定番はステーキだ、そういうことをやっていれば、朝はすぐにやってくる。

 

 今の今井君は、新講座収録に向けて、その準備に余念がないのである。最高の授業をするのには、綿密な準備が不可欠だ。「緊張感を保つために予習しないで授業に臨む」「だってボクは英語の天才なんだ」。その類いの発言をして大見得を切るのはキライである。

 

 お馴染み、ワタクシの予習はまず「タイムテーブルの作成」だ。90分で確実に教材が終了するように、何分経過したらどこまで終わっているか、何分経過したらどんなギャグや雑談を入れて、退屈しはじめた生徒諸君の集中力を復活させるか、1分刻みで綿密な授業計画を作る。

19662 富士山

(沖縄からの帰り、伊豆大島上空から遥かな富士山を望む)

 

 すると当然のように「何分経過の段階で、生徒がどんな疑問をもつか」「どんな質問をしたくなるか」みたいなこともタイムテーブルに記入していくことになる。

 

 それが「想定質問集の作成」。映像授業では「わからない所を後から質問にいく」という行動がとれない。だからこういう作業は欠かせない。ありとあらゆる疑問や質問事項を先取りして、授業の中で先に答えちゃえばいいのである。

 

 このブログで何度も繰り返してきたとおり、「授業後に長い質問の列ができる」というのは、人気講師のシルシでも何でもない。想定質問に授業内で先取りして答えちゃう、そういうキチンとした授業を怠けている証拠でしかないのだ。

 

 100人の教室で30人が質問に並んだとすれば、何と生徒の3人に1人が「授業が分からなかった」ということだ。おお、マコトにダラシない授業をしてしまったんじゃあーりませんか?

 

 今井君はもうこの世界の長老の立場だから、同業他社でも何でも、若手の先生がそんなことをしていたら、「そんなことじゃダメなんじゃあーりませんか?」と、ビシッと注意して差し上げる。

19663 沖縄

(また今年の6月&7月&8月、沖縄を訪問したい) 

 

 だから3月15日、今井君は早起きして、ホテルをチェックアウトするまで3時間、新講座「E組」の予習に励んだ。予定では、何と予習は2回りする。1日で2講分の予習をすれば、講座1本 → 合計20講の予習が10日で終わる。それを合計20日、1講につき2回の予習を重ねるのである。

 

 だってそうじゃないか。どんなベテランになっても、1回目の予習で気づかないことはナンボでもあるだろう。「予習0回・ぶっつけ本番」も困ったものだが、たった1回予習してそれで十分と思うのは、傲慢というものである。

 

「そうか、生徒はこんな疑問を思いつくかもしれない」

「そうか、長文読解のこの部分で生徒諸君が退屈するだろう」

講師だって、予習2回目にその種の気づきがあることは少なくないのだ。

 

 うぉ、ずいぶん偉そうでござるね。しかし諸君、ここは偉そうな発言をあえてさせてもらいたい。映像配信授業が誕生してそろそろ30年が経過。あまり経験のない講師が、雨後のタケノコ並みのペースで次々と誕生、ユーチューバーよろしく、自ら「カリスマ」を名乗る状況だ。

 

 しかし諸君、映像を配信した瞬間から、我々は若い諸君の学力と将来の人生にギュッと&ビシッと責任を持たなきゃいけない。それだけの覚悟と丹念な準備を積み重ねてからでなければ、配信タイプの授業はできないはずだ。

19664 機内食

(ANAプレミアムシート、こんな豪華なランチを楽しめる) 

 

 今度の「E組」に、今井君の力こぶがどれほど大きくたくましく育っているか、諸君も想像がつくだろう。いよいよ4講座時代、いろいろ制度やシステムも変わるだろうが、どんな世の中になっても、基礎基本徹底さえしっかり鍛えていれば、決して劣勢を強いられることはない。

 

 いやはや、最強のテキストが出来ちゃったのである。特に優れているのが、リーディングとリスニングと、ライティングとスピーキング。要するに全てである。どれぐらいスゴいかは、6月中旬ぐらいに講座がリリースされたら、ぜひテキストをパラパラめくってみてくれたまえ。

 

 リーディングとリスニングの部分だけで、大学入試に必要な単語のほとんどが入っちゃっている。ダメな単語集なんかで挫折して、時間を無駄にしているヒマがあったら、「E組」の読解問題を一度でも多く音読したほうがいい。

 

「長文読解問題とリスニングの徹底だけで、必要な単語のほとんどを網羅。単語集にかじりつく必要さえ無くなります」という予備校テキストがあったら、それこそ理想的じゃないか。どうやら今井君は、代表作になるはずの「E組」で、それを達成できた自信があるのだ。

 

 自己満足ぐらい許してくれたまえ。あとはこの強烈な自信を、現実の授業収録でビシッと現実にすることである。ワタクシは、どんなテキストでも授業の力で素晴らしいものにするスベを知っている。いわんや「最強のテキスト」においておや。こりゃ「E組」、スバラシーことになりそうだ。

 

 まして「最高の出来」と自負できるテキストだ、完成した講座は、誰の追随も許さないすげーものになるに違いない。あんまり嬉しくて、ヒコーキの中で居眠りも出来ないのである。

19665 成城学園前1

(世田谷区成城学園前の大盛況 1) 

 

 ま、以上のような思いに浸るうちに、ヒコーキは羽田に到着した。途中、早春の空のはるかかなたに、まだ厳しい冬の表情の富士山が屹立しているのが見えた。「何を自己満足にふけってるんだ」と、まだまだ甘い今井君を叱っているようである。

 

 しかし諸君、今井君の丹念さと誠実さは、おそらく群を抜く。その証拠が、このブログである。「10年 = 3652日、休むことなく長文ブログを書き続けます」と宣言してから、すでに9年9ヶ月が経過。実は、今日の記事をアップすれば、ついに「残り100回」のカウントダウンが始まる。

 

 つまり今日が3552回目の更新だ。確かに

① 2010年、網膜剥離の緊急手術と入院

② 2011年、東日本大震災直後の10日間

③ 2009年、東ヨーロッパ旅行中のインターネット環境

以上3回の中断の影響で、実際の日付より25日ほど遅れているが、とうとう「残り100日」がきた。

 

 この日がホントに来るなんて、2008年6月5日のブログ開設時には思いもしなかった。どうだい、自分でもびっくりするほどの丹念さと誠実さ、これが今井君の真骨頂だ。若い諸君も、マネしてみないかね。深く濃厚な達成感に溢れる人生を送れると信じる。

19666 成城学園前2

(世田谷区成城学園前の大盛況 2) 

 

 さて諸君、こうして沖縄から東京に帰ってきたワタクシであるが、まだまだオウチには帰れない。羽田から世田谷区成城学園前に直行するのである。本日は夕暮れ19時から、東京を代表する高級住宅地のど真ん中で公開授業なのである。

 

 これで2018年早春シリーズ、長距離♡東奔西走&南船北馬は全てオシマイ。残ったのは、成城学園前・柏・つくば・下北沢・国立・市ヶ谷・池袋、混雑した通学通勤電車で出かける首都近郊の公開授業が24日まで続く。その皮切りになるのが、この日の成城学園前なのである。

 

 参加者は110名。ここからは規模もグッとコジンマリしてくる。100名に届かないこともある。ついでを言えばブログのアクセス数も、3月から4月にかけては減少するのである。

 

 そりゃそうだ、熱心に読んでくれていた受験生諸君が、大学入学と同時にブログも卒業してしまったりする。新しい受験生諸君は、今井ブログの存在もまだご存じない。芸能人でも何でもないサトイモ君、しかも重厚長大な一般人の長文ブログ、残り100日になっても、状況は厳しいのである。

 

 1日で6000とか7000とか、嬉しい数字が続いていたのに、平均して1日やっと4500を上回るぐらい、寂しい数字が続きはじめる。そんな中で「残り100回」を迎えた今井君は、うにゃにゃ、焼肉とかカレーとかうな重とか、そういう大好物を貪りに出かけたい。お花見もいいですな。

 

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