Wed 180214  早春シリーズ2/3が終了/春の計画/久しぶりのニャゴ/高級うなぎを味わう | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 180214  早春シリーズ2/3が終了/春の計画/久しぶりのニャゴ/高級うなぎを味わう

 早春シリーズが始まって40日。20世紀の標準的な夏休みの長さが40日だから、例えば今井君は日本中を北海道から沖縄まで、楽しく旅して夏休みを過ごしたのと同じことになる。

 

 だからその絵日記をキチンと書けば、立派な夏休みの自由研究になるわけだ。クラスの友人たちも「いいな」「いいな」「いいもんだな」と、ヨダレを垂らさんばかりに羨ましがってくれるはずである。

 

 もちろんクラスには、「海外に行ってきた」などという生意気なヤツだっているはずだ。「ハワイで泳いできたよ」「パリでルーブル美術館に行ってきたよ」「ニューヨークでミュージカルを見てきたよ」と言われれば、国内くまなく40日かけて回ってきても、ググッと地味に見えちゃうだろう。

 

 でも今井君の国内旅行には、行く先々に拍手喝采や大爆笑がくっついているし、どこに行っても満員御礼や超満員で「アンコが出るよ」の嬉しい絶叫を聞くこともできる。ちょっとやそっとの「外国に行ってきたよ」なんか、カンタンに吹き飛ばしてみせる。

 

 その今井君の絵日記を、1月25日の函館訪問から40日分、ちょっとペラペラめくってみたまえ。どれほど幸せな日々であるか、斜め読みするだけで十分に感じ取ってもらえると思う。

 

 ホントは「テレビに出ました」「CMに登場」なんてのがもう少し多いといいのだが、そりゃ贅沢というものだ。あくまで基礎基本。良質な授業をたくさん収録し、絶品の授業を1回でも多く一般に公開できれば、それ以上&それ以外の幸福を、無理に求める必要はないのだ。

19609 ニャゴ1

(ニャゴロワ16歳、あいかわらずの美ネコである)

 

 昨日の写真3枚に示した広島県福山のウルトラ大盛況で、早春シリーズは2/3が終了。失敗は1度もナシ。間違いなく100%が大盛況&大成功であって、このまま油断しなければ、残り1/3にも失敗の可能性は皆無。3月24日の池袋まであと13回、ますます気を引き締めるサトイモ君なのである。

 

 その頃には、東京でサクラが咲き始めるだろう。サクラの時期にちょうど重ねるように、新講座「E組」の収録が進む。3月26日に収録が始まって、4月6日にはカンペキな講座が仕上がる予定だ。

 

 現在のワタクシは、公開授業が激しく連続する中、講座収録の準備を濃厚&濃密に同時進行で進めている。だから今年は、きっとお花見には行けないのである。

 

 いや、もちろん諸君、新講座収録が忙しくて東京の花見に行けなくても、「北国のお花見」にシフトすることは可能なのだ。秋田県角館、青森県弘前、そういう北国の遅いお花見に興じた経過については、一昨年とか3年前のこの絵日記に記してある。旅行記「日本スミズミ」を参照してくれたまえ。

 

 ホントは、長野県高遠のサクラを見に行きたいのだ。高遠のお城は、諏訪氏一門の居城として、16世紀以来の歴史を誇る。城下町はコヒガンザクラが有名。お花見に出かけるとすれば、4月中旬が狙い目だ。

19610 ヒヤシンス

(ヒヤシンス君。満開になった)

 

 しかしちょうどその頃、今井君は「フランスすみずみ」の旅に出ている可能性が高い。フランスのあまり有名でない田舎町の数々、ちょうど「フランスの高遠」みたいな町を、スミからスミまで訪ねつくそうという企画である。

 

 さらにその後には、ブログ開設10周年記念「ヨーロッパすみずみ」も企画中。フランクフルトかミラノの空港近くに滞在して、ヒコーキでビュンビュン、リスボンやイスタンブールやブダペストやプラハに1泊旅行を試みる。どうだい諸君、連日ルフトハンザ、または連日アリタリアを乗り回す。いかにも旅のベテランらしい企画じゃないか。

 

 出来れば、これにミラノからの短距離の旅も付け加えたい。マッジョーレ湖畔のストレーザとか、コモ湖畔のチェルノッビオとか、久しぶりに訪ねてみたい町は少なくないのだ。

 

 特にチェルノッビオの「ヴィラ・デステ」は、ブログ10周年記念でどうしても訪問しなきゃいけない理由がある。この10年間ブログの表紙を飾ってきた写真が、チェルノッビオ「ヴィラ・デステ」の庭園なのである。

 

 3ヶ月半後に迫った6月26日、「ついに10年、更新3652回達成」の日に、再びヴィラ・デステ庭園での写真を掲載したい。それがちょうどワタクシの誕生日にあたるのも、なかなかスバラシー企画になるじゃないか。

19611  白焼き

(高級うなぎ店の高級な白焼き)

 

 ま、そういうわけでワタクシは、今日も今日とて異様なほど盛り上がっている。福山でのウルトラ&スーパー超満員から4日、しばらくお休みが続くうちに、体力も体調もすっかり回復して、近未来の夢にますますウキウキ、これじゃまだナンボでも夢を見ていられそうである。

 

 もちろん諸君、ニャゴロワの顔を眺めていると、ふと悲しくなることもある。だってニャゴ、もう16歳だ。8歳の12月に腎不全を発症し、あれからもう8年が経過する。

 

「余命100日」と獣医さんに宣言されてから、もう8年 → 約3000日を生き抜いてきたけれども、ネコというものの寿命は、どんなに長くても20歳前後のはずだ。

 

「ニャゴだけは特別。20年どころか25年でも30年でも元気なままで、そこいら中をドスドス走り回っているだろう」と、一緒に暮らしていればどんどん欲が湧いてくる。しかし常識的に考えて、あと4年か5年の命。海外を飛び回るのもいいが、出来るだけ長くニャゴの白い顔を見ていたいじゃないか。

19612 蒲焼き

(高級うなぎ店の高級な蒲焼き)

 

 やっぱり、諸行無常なのである。ニャゴのニャン生が諸行無常なら、ワタクシの人生だって、やっぱり諸行無常。ならばせっかくだ、ここはもっともっとナンボでも人生やニャン生を楽しんだ方がいい。

 

 だから諸君、6月以降の夏シリーズ、9月以降の秋冬シリーズも、遠慮なくどんどん今井君を公開授業に呼んでくれたまえ。出来るだけたくさん遠くに出かけて、もっともっと日本中の受験生を励まして歩きたいのだ。

 

「E組」の新収録もあるから、入試改革を控えていろいろ脅かされている新高1生諸君も、どんどん安心させてあげたい。「たいへんだよ」「厳しくなるよ」とオドカシて、「だから我々の授業を取りなさい」と誘導するような、いやらしい話はしたくない。

 

 どんなことがあっても、どんな事態に陥っても、結局のところ基礎基本を徹底して鍛えたヤツが負けることはありえない。日本全国津々浦々に、その真実をギュッと伝えて回りたいのである。

19613 鯉の盃

(高級うなぎ店の盃は、オヒゲの鯉くんのデザインだった)

 

 そのためにも、3月5日→6日→7日→8日、久しぶりに訪れた4連休を、ワタクシは体力の回復に努めて過ごした。何よりも、お風呂をゆっくり楽しむこと。文学全集を片手に湯船につかり、1時間半から2時間にわたって汗を流しまくった。

 

 あとは諸君、何と言ってもメシである。広島で貪る牡蠣や牛肉もよし。大阪で貪るコナモンもよし。しかしせっかくの東京だ。ワタクシは某高級店を訪れて、早春のうなぎを好き放題に貪ったのである。

 

 どうですか諸君、この大っきな白焼き、もっと大っきな蒲焼き。もちろんその前に、大っきな肝焼きや鯉コクも出現して、今井君の胃袋は高級店の高級うなぎにうっとり、これで体力が回復しないはずはない。

19614 ニャゴ2

(夜中の美ネコ、ニャゴの勇姿)

 

 もちろんこの場合、うなぎの友として日本酒の熱燗も消費する。4合では不足するから、ついつい6合になり、気がつけば8合になっている。日本酒と言ふものは、お銚子2本ずつ注文するのが基礎基本だから、5合とか7合とか、そういう数字は出現しないのだ。

 

 こうして諸君、すっかり酔っ払ってオウチに帰ると、真夜中のニャゴと目が合ってしまう。「そうですか、お酒を飲んできたんですか。そうですか」。そう呟いて、またどこか暗闇に姿を消してしまう。ニャゴとは、そういうネコである。

 

1E(Cd) Harnoncourt:BACH/WEIHNACHTSORATORIUM 1/2

2E(Cd) Harnoncourt:BACH/WEIHNACHTSORATORIUM 2/2

3E(Cd) Eduardo Egüez:THE LUTE MUSIC OF J.S.BACH vol.1

4E(Cd) Brendel:BACH/ITALIENISCHES KONZERT

5E(Cd) Casals:BACH/6 SUITEN FÜR VIOLONCELLO 1/2

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