Tue 180130 大阪・読売テレビへ／楽しい収録１時間／あべのハルカスの大盛況
２月14日はマコトに多忙な１日であって、朝は豪雪の金沢で目覚め、一瞬の快晴に感動し、感動ついでに東茶屋街へ、高級料亭の高級ランチで感動をさらに高めた後は、東京にすっとんで帰って小田急線に乗り、急行電車で新宿から６つ目の「向ヶ丘遊園」という小さな駅の駅前で公開授業。忙しさに目が回る。
やっぱり、さすがに疲れているのである。２月に入ってからちょうど２週間、東京と大阪の間をシャトル便のように往復し、マイルはどんどん貯まるけれども、中年オジサマの体力はどんどん消耗していく。
ワタクシの精神力はサトイモ並みにねっとり粘り強いから、そう簡単にヘコタレはしないけれども、「少しヘコタレ気味かな」の感覚もなくもない。その証拠に諸君、急行電車で６つめの向ヶ丘遊園に、この日の今井君は「各駅停車で座っていく」という選択肢を選んだのである。
何しろ夕暮れの急行電車は大混雑だ。こんな切羽詰まったスケジュールの中で、万が一痴漢と間違えられたらたいへんだから、ギューづめの電車の中で立っていくにも、手やカバンのやりどころが難しい。おかしな姿勢で他者との接触を懸命に回避しながらの20分や30分は、マコトにツラいものがある。
その点、各駅停車なら、10分ぐらい余計にかかっても、まあいいじゃないか、一番端っこの座席を確保し、ラクな姿勢で眠っていけば、シャトル便の疲労もいくらか回復する。シャトル今井は、翌日午前中にまたまた大阪に向かうのである。今は座っていったほうがいい。
向ヶ丘遊園での公開授業は、19時半開始、21時10分終了。出席者約90名。100名に届かない公開授業は久しぶりだが、だって諸君、こんな狭い会場では、90名でもスーパー超満員、もしもこれ以上つめこんだら、湯気どころか内臓まで出ちゃうほどの大盛況なのであった。
（大阪・読売テレビのスタジオにて。「MONOモノ倶楽部」キャストの矢作さんと）
さて諸君、今日の写真１枚目には、きっとみんなさぞかし度肝を抜かれたことだろう。「何だ？」「何だ？」「何が起こったんだ？」であって、親子ほど年の離れた男女が、ビミョーな距離感を保って立っている。
仲のいいパパとムスメに見えないこともない。パパの方は少し緊張気味。またはかなりの疲労気味。ムスメのほうは、パパの猛烈なダジャレ連発に呆れて、とりあえずニコニコ笑ってみた。まあそんな感じである。
場所は大阪「読売テレビ」のスタジオ。パブリシティ番組ではあるが、久しぶりにテレビに出してもらえることになって、２月15日午後３時、インターコンチネンタルホテルからタクシーに乗って、読売テレビを訪れた。
午後３時の読売テレビといえば、ちょうど「ミヤネ屋」の生放送真っ最中である。警戒警備は厳重だ。ひと目でシロートと分かるサトイモのような外見の今井君は、エントランスでコワーいお顔の警備員にギュッと睨みつけられた。
それでも何とかスタジオに入り込んだワタクシを待っていてくれたのが、今日の写真のお嬢さま。読売テレビサイドのキャスト♡矢作さんである。今井君の出演時間はたった1分であるが、２月27日（火）10:25～「ＭＯＮＯモノ倶楽部」。告知だけは一応しておくことにする。
（大阪・読売テレビ）
これ以上いろいろ書くと、たとえシロートでも「ネタバレ」になってしまうから、あとは全て秘密である。読売テレビを視聴できる地域の諸君は、まあ平日の午前10時だ、録画でもして、今井君の活躍を目撃してくれたまえ。
ホントは諸君、ワタクシほどの出たがり屋なんだから、もっともっとテレビに出してほしいのだ。ブログ読者も、授業を受けたことがある人も、みんな賛成してくれると思うのだが、今井君の話は群を抜いて面白い。大爆笑トークが90分途絶えることがない。
しかしやっぱり何と言っても、他人が書いた台本通りに動くのが苦手。苦手というより、はっきり言って大キライ。自分が好きなように話を組み立てていっていいなら、ナンボでも番組を席巻してみせるが、そんな危険なことをテレビの世界が許してくれるはずもない。
だから、どうにも致し方ないのである。日本中どこに行っても「今井先生はどうしてテレビに出ないんですか？」とマジメな顔で尋ねてくれるファンは少なくないが、お呼びがかからないのに、こっちからズカズカ踏み込んでいくわけにもいかないのだ。
今は警備員のオカタに睨みつけられるサイドで、大人しくションボリしているしかない。１時間足らずで収録はあっさりと終了。「15秒で話してください」と注文されて、収録１回目で15秒ピッタリ。あまりの見事さに自分でも唖然とするが、午後４時半にはもうホテルに帰ってきた。
（読売テレビのスタジオで豪華ケーキをいただく）
１時間ほどお部屋でのんびりした後、午後５時半の地下鉄御堂筋線に乗って、天王寺駅を目指した。今日のお仕事は読売テレビだけではなくて、我々の「あべのハルカス校」で公開授業もあるのである。
日本一の高層ビル「あべのハルカス」が出来てから、もうずいぶんな時間が経過するけれども、今井君のハルカス訪問は、プライベートを含めてこれが初めてである。高層階を独占しているマリオットホテルのロビーでスタッフと待ち合わせ、エレベーターを乗り継いで控え室に入った。
いやはや諸君、こんな贅沢な校舎が存在していいものなんだろうか。新築ホヤホヤの高層ビル、何もかもピッカピカ、「これが東進の校舎です」と言われても、もしも15年前なら、とても信じがたい光景が広がっていた。
出席者は150名。完全外部生も50人。大阪南部を代表する名門、府立天王寺高校の生徒が圧倒的に多い。「志望は、とりあえず京都大学。張り切って東大でもええし、阪大に自宅から通学するのもええわな」。そういうタイプの優秀な高校生たちである。
（大阪あべのハルカス校の大盛況 １）
使用したテキストは、現在大評判の「C」。予想以上の「大当たり」が続いている。2018年のセンター第６問をホヤホヤのまま使用し、長文アレルギーなり長文コンプレックスなりを、一気に取り除いて差し上げる。
県立トップとか都立トップとか府立トップとか、その類いのヤンゴトナキ高校に通う諸君でも、長文アレルギーの受験生は多い。アレルギーが嵩じて、すでに長文ノイローゼになりかけている。
そこでこの大ベテラン♡サトイモ入道が、にゅっとステージに出現し、まず量の面から、次に質の面から、長文攻略に必要なことと不必要なことを、100分にわたって縦横無尽に語り尽くす。もちろん大爆笑の連続も忘れない。
100分間、笑い通しに笑い続けて、ほぼ100％の生徒たちがアレルギーやコンプレックスから完全に脱出して帰っていく。その笑顔は胸のすく思いだ。大学入試レベルの読解問題なんかで、日本中の優秀な若者たちがウジウジしている状況を、ワタクシがビシッと簡単に打破してご覧に入れる。
（あべのハルカス校で、豪華サンドイッチセットをいただく）
こういうふうだから、終了後のスタッフもみんな滅多やたらに嬉しそうだ。「よかったですね」「よかったですね」と大きな声でうなずきあうのだが、それは「超満員だったから」「大爆笑の連続だったから」というより、「生徒がみんなノイローゼから脱出できたから」という意味の「よかったですね」なのである。
この日の懇親会は、東梅田のお店。あべのハルカスからなら、至近の難波や天王寺にナンボでもいいお店がありそうなものであるが、わざわざタクシーを連ねて梅田まで北上した。
「神戸から通っているスタッフが多い」という理由もあったらしいのだが、それより何より、「今井先生に大好きな赤身肉をたくさん食べてもらいたかった」というんだから、こりゃまた、またまた嬉しいじゃないか。
（大阪あべのハルカス校の大盛況 ２）
大好きな日本酒も、100種類近く揃っている。今井君のセレクトで、合計５種類の珍しい日本酒をスタッフの皆さんにも味わっていただいたが、諸君、さすがに日本酒の帝王を自称するワタクシだ。見事なセレクションを楽しんでいただけたかと思う。
アブラの少ない赤身肉を次々と焼いてもらって、ワシワシ次から次へと平らげる。その今井君の勢いに押されて、気を利かせたスタッフが次から次へと注文する。「これほどワシワシ楽しそうに召し上がる情景を、初めて見ました」と言われれば、これもまた嬉しくてたまらない。
かくして大阪の楽しい夜は更けていく。シャトル今井は明日また東京に帰って池袋で公開授業だが、まあいいじゃないか、今夜のところは、飲めるだけ飲み、ワシワシできるだけワシワシする。人生は、要するにそれでいいのである。
1E(Cd) Surface：SURFACE
2E(Cd) Surface：2nd WAVE
3E(Cd) Enrico Pieranunzi Trio：THE CHANT OF TIME
4E(Cd) Quincy Jones：SOUNDS … AND STUFF LIKE THAT!!
5E(Cd) Courtney Pine：BACK IN THE DAY
total m150 y150 d22621