Fri 180119  東京大阪シャトル熊/ホテルの大運動会と祭り太鼓/石神井公園の大盛況 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 180119  東京大阪シャトル熊/ホテルの大運動会と祭り太鼓/石神井公園の大盛況

 2月8日、目が覚めたのは大阪。ただし夕暮れから東京で仕事をして、翌日は朝8時のヒコーキで大阪に戻ってくる。シャトル便というか、シャトル熊ないしシャトル里芋というか、いやはや東奔西走をマンガにしたみたいな男である。

 

 スペインに「プエンテ・アエレオ」というシャトル便がある。マドリードとバルセロナの間を行ったり来たり、マコトに忙しい。ぜひ諸君、この忙しい今井君を「プエンテおじさん」とか「さといもアエレオ」とか、オシャレなスペイン語で呼んでくれたまえ。

 

 何しろ前日の大和八木、あまりにパンパカパンの超満員で、湯気のもうもうと立ちのぼる大盛況の記憶が、翌朝になってもアタマを離れない。公開授業と言ふものは、常にああでなければいけませんな。

 

 8日12時、ホテルを出て伊丹空港に向かう。今回の滞在は、思うところがあっていつものインターコンチネンタルホテルではなく、大阪駅前のヒルトンを試してみた。大阪駅からの近さでは群を抜く。

 

 そりゃ確かにインターコンチも「大阪駅直結」。雨の日もほぼ濡れずに駅とホテルを行き来できる。「ほぼ」であって「100%」でないのは、大阪駅側の設計ミス。一瞬、ほんの10メートル程度ではあるが、屋根のないところがあって、激烈な夕立の時はその一瞬でビショ濡れになる。

 

 ついでにインターコンチの直結は、なるほど直結であっても

① すげー遠い。大混雑の中を地下鉄一駅分ぐらい歩かされる。

② 午前0時半を過ぎると、通路が閉鎖される。一昨年のサトイモは、ちょうど0時半に通路に侵入し、出口と入口の両方を閉鎖され、照明も消えて薄暗闇の空間に1人取り残される悲劇を経験した。

以上、パーフェクトな直結とは言い難いのである。

19463 カレー

(2月8日、伊丹空港でデラックスビーフカレーを貪る)

 

 そこで諸君、特に今回、東京⇄大阪をひたすら往復しまくるプエンテ・アエレオな今井おじさんは、パーフェクトな大阪駅直結のヒルトンを選択。大阪駅の目の前、徒歩1分。横断歩道を1つわたるだけ、地下道も24時間オープンで、薄暗闇に閉じ込められるデンジャラスさも一切ナシだ。

 

 宿泊してみた感想は、「うーん、やっぱりインターコンチのほうがよかったでござる」だ。まず諸君、お隣の超大国からのお客様が多過ぎる。

 

 いや、もちろんワタクシだって、国際交流は大好きであって、この15年は1年に60日も海外をノシ歩く国際派だ。しかし諸君、さすがに超大国の男子小学生たちが朝も昼も晩も、ホテルの廊下を大歓声をあげて駆け回るシチュエーションは耐えられない。

 

 朝飯に向かう時、朝飯から帰る時、ランチに向かう時、ランチから帰る時。男子諸君は大歓声を上げつつドスドスドス、目覚まし時計なんか全く不要である。

 

 今井君はディナーの時間帯は部屋にいないから、ディナーの時がどうなのか、関知するところではない。しかし朝も昼もホテルの廊下は秋の運動会さながら。ホテルサイドとして、何らかの対策を講じなきゃいけないんじゃないか。

19464 三浦半島

(ヒコーキから三浦半島を望む。はるかに伊豆大島が浮かぶ)

 

 そしておそらくその延長線上に、もう1つの問題が発生するのである。お掃除担当のオバサマ&オジサマたちのご機嫌が、あんまり芳しくないのである。

 

 ドアがそこいら中でバタン&バタン音をたて、掃除機は怪しい横笛のような悲鳴をあげている。掃除機の先っちょが壁を激しく打ちつけて、祭り太鼓を打ち鳴らすような勇ましい音が、フロアに鳴り響くのである。

 

 インターコンチのほうは壁もドアもマコトに分厚いから、掃除の時間帯も祭り太鼓は聞こえない。男子の大運動会が繰り広げられないのも、きっと何らかの対策を講じているのである。男子が静かにしているなら、叱りつけるママやパパの罵声が響きわたることもない。

 

 駅に近い、全く濡れずに駅との往復が可能。あまりの忙しさに目が眩んだ今井君は、完全に選択肢を誤ったようである。「時間との勝負だ」「素速く解かなきゃダメだぞ」、そういう予備校講師のつまらんアドバイスに惑わされて、どんどん選択肢を間違ってしまう受験生を笑えないじゃないか。

 

 ま、選んじゃったものは仕方がない。選んじゃって、割引率の高い前払い料金(キャンセル不可)で5泊分も6泊分も支払っちゃって、その後で「大運動会」「祭り太鼓」とかオチョくるのは、オチョくるほうがいけないのである。

19465 真鶴半島

(ヒコーキの窓から真鶴半島を望む)

 

 ここは諸君、素直に反省するしかない。この10年のワタクシの宿泊実績を評価し、「スパイア・ロイヤル・アンバサダー会員」にまでしてくれたインターコンチを、「めっちゃ忙しい」という理由だけでカンタンに裏切ったワタクシめがいけないのだ。

 

 だって諸君、もう一度確認すれば、

① 朝8時のアーリーチェックイン可能

② ワインやウィスキーも含めたミニバーのドリンクが全て無料

③ 午後4時のレイトチェックアウトも無料

こんな特典をいただいているのに、徒歩10分や薄暗闇を恨みに思って別のホテルにウワキするなんて、いやはや、いけない男子じゃないか。

 

 ま、いいか。次回からはまたインターコンチに忠誠を尽くそう。とりあえず2月8日の今井君は、午後3時のヒコーキで伊丹空港から東京に向かった。ホントにすみません。こんなに忙しいんだから、プレミアムシートに座ることぐらいは許してくださいませ。

19466 酒饅頭1

(伊丹名物・酒まんじゅう「酒の露」。おいしゅーございました)

 

 羽田に到着、16時10分。プレミアムシートで出る軽食もお断りして、羽田まで思い切りグースカ眠っていった。隣り合った中高年のオジサマが、CAさんに「日経、ちょうだい」と横柄に注文をつけ、手に取ったその日経新聞をバシャラ&バシャラ激しくめくりまくる音も聞こえないほどだった。

 

 ところが諸君、その中高年♨日経おじさんは、羽田に到着するやいなやスマホを取り出して、通話の相手と激しい罵り合いを開始したのである。到着したのは57番ゲート。ここからリムジンバスのチケット売り場まで、ずっと日経おじさんの後ろを、罵り合いを聞きながら歩いていった。

19467 酒饅頭2

(兵庫県伊丹の酒まんじゅう、お酒の味が濃厚だった)

 

 関西コトバの罵り合いは、どんどん激烈になっていく。

「だからオマエ、何が気に入らんのや?」

「黙って聞けや、このドアホ」

「アホちゃうか。そんなこともわからんのかい?」

「なにゆうてんねん、ドアホ。もう文書で連絡したゆうとるやろ。何が気に入らんのや」

うーん、こんな調子のまま10分近く、ワタクシは他人の罵り合いを聞き続けた。

 

 さてと諸君、羽田空港から石神井公園まで、直通のリムジンバスが存在する。電車で行ってもいいが、電車だと ① 浜松町までモノレール ② 新宿まで都営地下鉄大江戸線 ③ 池袋まで山手線 ④ 池袋から西武線、たいへん複雑な経路で乗り換えを繰り返さなければならない。

19468 石神井

(東京都石神井公園、140名の大盛況)

 

 それに対してリムジンバスなら、羽田から1時間半、座ったままで石神井公園駅まで直行だ。バスを利用しない手はないだろう。16時45分、今井君はホクホクしながら直通バスに乗り込んだ。

 

 ところが諸君、普段なら20分で駆け抜ける首都高速・山手トンネルで「事故渋滞」。ついでに「故障車」も出現して大渋滞。トンネルを抜けるのに1時間もかかってしまった。さらに首都高出口の高島平でも自然渋滞が発生。石神井公園には18時45分にようやく到着。公開授業開始まで、あと45分しかなかった。

 

 スタッフの皆様には、ずいぶん心配をかけちゃっただろう。何しろ諸君、1校舎単独の開催で140名も集めてくれたのだ。完全外部生も70名含まれている。首都高速の事故渋滞や故障車発生のせいで、スタッフ諸君の努力に水をさすところだった。

 

 使用したテキストは2018年の新バージョン「C」。2018年のセンター6番をナマのまま使うこのバージョン、1月からずっとたいへんな人気になっている。これから公開授業を開催する校舎のスタッフの皆様にも、ぜひご検討いただきたい。

 

1E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 11/18

2E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 12/18

3E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 13/18

4E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 14/18

5E(Cd) Haydon Trio Eisenstadt:JOSEPH HAYDN:SCOTTISH SONGS 15/18

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