Fri 180112 大雪の情報/新幹線に切り替える/串カツ/荻窪の大盛況/果糖おそるべし | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 180112 大雪の情報/新幹線に切り替える/串カツ/荻窪の大盛況/果糖おそるべし

 2月2日、「首都圏は再び大雪」「受験生は早め早めの行動を」と、テレビのニュースは朝から大騒ぎであった。大阪に滞在中でも、NHKの画面はひたすら首都圏だ。「ここ渋谷でも」「八王子では」「立川駅前では」。こうまで首都圏一辺倒だと、関西や九州や北海道の人はあまり面白くないだろう。

 

 ワタクシは夕暮れから杉並区荻窪で公開授業の予定だから、羽田空港の状況が気になって仕方がない。見た感じ、気圧配置を眺めても、低気圧は「関東南岸」どころか、はるか南の海上を東進する様子。これじゃ大雪になるはずないが、天気予報のオネーサマは夢中で大雪への備えを説いている。

 

 過剰反応したJALは「すでに30便の欠航を決めました」ときた。「ええっ? この気圧配置で欠航を決めちゃうの?」であって、何ともカンタン&お気楽極楽な欠航であるが、我がANAのほうも、メールで便の変更または解約をオススメしてきた。

 

 今井君はおそらく日本で最も素直な中年に属するから、「ならば新幹線に変更しますかね」と、大っきなお腹を撫でながら考えた。ヒコーキというものは難しい乗り物であって、東京羽田の雪が大したことなくても、「使用機材の遅れ」でいきなり欠航や大きな遅れに発展するものなのである。

 

 こちらは諸君、お気楽&極楽な移動ではない。19時から公開授業があるんだから、18時には荻窪にたどり着いていたい。例えば日本のどこかの空港で大雪が降り、「使用機材が来ないから欠航します」とか、そういうことを言われては絶対に困るのである。

串カツ1

(新大阪駅「だるま」で串カツを貪る。豪華・大阪城セット前半)

 

 ヒコーキの伊丹発は13時。ホテルを出るのは11時ごろでなければならないが、ギリギリになってワタクシはヒコーキから新幹線への変更を決意。東京でも関ヶ原や琵琶湖周辺でも雪が降っていないということなら、新幹線のほうが危険性ははるかに低くなる。

 

 荻窪には18時に着けばいい。ならば東京駅到着は17時ぐらい。だから新大阪出発は14時半。ぐいぐい逆算を進めた結果、ホテルのチェックアウトは13時半で十分ということになった。

 

 今年も今井君はインターコンチネンタルホテルグループのロイヤル・スパイア・アンバサダー会員。「レイトチェックアウト16時」の特権を生かして、1時過ぎまでノホホンと部屋を使わせてもらうことにした。

 

 最近は諸君、「アーリーチェックイン8時」とか「ミニバー全て無料」などという恐るべき特権も加わった。宿泊するとメマイがするほどたっぷりポイントも加算される。あらら、1泊で7000ポイントももらえちゃう。これじゃホントに「マイレージ、マイライフ」の世界じゃないか。

<串カツ2

(新大阪駅「だるま」で串カツを貪る。豪華・大阪城セット後半)

 

 と言ふわけで、予定を変更した今井君は、14時に新大阪駅に到着。もちろん「タクシー」などというマホーのジュータンは使わない。キチンと品行方正に大阪駅から電車に乗って、久しぶりの新大阪駅・新幹線乗り場に入った。

 

 すると諸君、腹が減るのである。ヒコーキと違って、新幹線は何故か腹が減る。ヒコーキのお弁当は0円で出てくるが、新幹線のお弁当はもちろん有料、高い駅弁だと1300円もする。その辺が無意識のうちに腹が減る原因かもしれない。

 

 もちろん駅弁を買って新幹線の中で貪っていくのもいい。しかしせっかくなら、温かいメシが食いたい。何しろ「食いだおれ大阪」にいるのだ。ここで食べなきゃ損だろう。

 

 駅ナカで選んだのは「串カツだるま」。うーん、ラーメンもいいし、タコ焼きもいいし、カレーも食べたいところだが、今は「禁♨炭水化物」の真っ最中。3月25日までに最低5kgは減量する計画だから、ラーメン&カレーは禁物だ。

 

 串カツは、もう日本中ですっかりお馴染みの「ソースの2度づけは厳禁やで」。お馴染みというより、あんまり言われすぎてもうメンドクサイけれども、その辺もまあ「コテコテ」ということで、許してあげようじゃないか。

 

 注文したのは、一番豪華な「大阪城セット」。豚・牛・ウィンナー・アスパラ・キス・もち・エビ・さつまいも・レンコンなど、串12本が2回に分けて運ばれてくる。脱・炭水化物ではあるが、もち1個ぐらいは構わないだろう。

 

 どうだい諸君、今日の写真の1枚目と2枚目。あまりにも旨そうじゃないですか。やっぱり大阪、こうでなくちゃいけませんな。実際には串カツのコロモがダイエットの大敵であって、翌日の今井君は300グラムほど太っていたのであるが、大目にみてくんなまし。

荻窪1

(東京・荻窪の大盛況 1)

 

 久しぶりの新幹線は、これまたお馴染みの9号車D席。しばらく不足していた睡眠をここで一気に取り返そうと、京都から新横浜までほぼ前後不覚にグースカ、徹底的に睡眠に費やした。伊吹山も名古屋も浜名湖も、ほとんど記憶にないのである。

 

 ただし金曜午後の新幹線グリーン車は、赤ちゃんや幼児連れの若いママが多い。「そんなに若いのに、グリーン車?」と羨ましくなるけれども、考えてみればこの今井君も、35歳から先の出張は全てグリーン車だった。東京↔名古屋往復、数えきれないほどグリーン車を利用した。

 

 しかし諸君、さすがに幼児が車内を駆け回るのは勘弁してほしい。歓声をあげて駆け回る兄弟、音声を思い切り垂れ流しつつゲーム、激寝中のサトイモのアンヨに絡みつく幼児、こういうのはさすがに願い下げだ。

 

 アンヨに絡みつかれ、ギョッとして目覚めたのが掛川駅を通過したあたり。1000回以上も東海道新幹線でウロウロすれば、窓の景色を一瞥しただけで自分が今どこにいるかが分かる。

 

 こうして午後5時すぎ、極寒の東京駅に到着。「あれれ、東京って、こんなに寒かったっけ?」であって、こんなに寒いんじゃ、ほとんど札幌とかわらない。ブルブル震えながら中央線に乗り換え。ゆっくり座って30分ほど、無事に荻窪にたどり着いた。

 

 荻窪での公開授業は、つい1ヶ月半前に実施したばかりである。続けざまの開催だが、125名もの高校生が雑居ビルの6階に集結してくれた。125名中、前回も参加者した人が3分の2。完全外部生が45名ほど。昨日に続く校舎開催であって、またまた教室はパンパカパンの超満員になった。

荻窪2

(東京・荻窪の大盛況 2)

 

 1ヶ月半前の参加者が多数を占めるわけだから、まさか前回と同じ話をするわけにはいかない。前回のテキストがBタイプ。今回はCタイプ。大好評「センター試験への戦略と戦術編」の新バージョンであって、まだホヤホヤの2018年センター試験第6問を大爆笑の中で解きまくった。

 

 腹の中には、まだ新大阪の串カツがムンムンしている。1問解くごとに、「この問題はウィンナー」「この設問はレンコン」「コイツはモチで解説」と、何故か胃袋と小腸が反応してくれる。英語長文読解の問題だって、腹が減ってちゃ解けないのだ。若い諸君、たっぷり飯を食いたまえ。

 

 だから、例えダイエット中でも、今井君は出されたケーキもキチンと平らげる。一応ケーキと言っておくが、正確にはフルーツである。フルーツならいいだろう。遠慮なくワシワシいただくことにした。

メロン

(荻窪で豪華メロンセットをいただく)

 

 ただし、これはあくまで今井君の感覚の上のことであるが、もしかしてフルーツが肥満には最も危険かもしれない。昨年4月、キューバとメキシコに2週間滞在したワタクシは、来る日も来る日も異常なほどのフルーツを胃袋に詰め込んだ。

 

 だって、朝食のフルーツはロハである。ロハとは、タダのこと。タダを漢字で書けば「只」。この漢字をカタカナの「ロ」「ハ」の組み合わせと見て、ギョーカイの人はロハと呼ぶ。

 

 高級なマンゴーにパパイヤにメロンが山と積まれ、「これ全部ロハ♡」と言われたサトイモ君は、詰め込むは&詰め込むは、胃袋が破裂して「胃袋、もう3個ください!!」と絶叫するほどに詰め込んだ。

 

 体重が減りにくくなったのは、あの旅の後である。昨年までは4〜5日ダイエットすれば2〜3kgは簡単に減っていたのに、フルーツ満喫の旅の後は、どんなに頑張っても80kgを切るのが困難になった。

 

 果糖、恐るべし。加藤は別に怖くないが、果糖は怖い。今井君の母方の親戚はみんな「加藤」だから、やっぱり加藤は大好きだけれども、果糖の誘惑を遠ざけないと、このままメタボ体質が固定するんじゃないか。

 

1E(Cd) THE BEST OF ERIC CLAPTON

2E(Cd) Michael McDonald:SWEET FREEDOM

3E(Cd) Anita Baker:RAPTURE

4E(Cd) Anita Baker:THE SONGSTRESS

5E(Cd) Anita Baker:RHYTHM OF LOVE

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