Thu 180111  欲張りなサトイモどん/自信満々なキウィどん/阪神青木駅前「油路」 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 180111  欲張りなサトイモどん/自信満々なキウィどん/阪神青木駅前「油路」

 ま、もったいないと言えば、確かにもったいないのだ(スミマセン、昨日の続きです)。西宮北口駅前の公開授業は、「校舎開催」。80名も入れば満杯の教室に、どんなにギューヅメ&寿司詰めをやってみても、130名が限度ギリギリ。これ以上を望むなら、でっかいコンサートホールでも借りるしかないのである。

 

 でも諸君、ワタクシはどこまでも欲張りだ。「これでもか!!」というぐらいに欲張りであって、食べられるものは、どこまでも食べたいタイプなのである。

 

「広島で生牡蠣40個」と言えばみんな驚いてひっくり返るが、もしも許されるものなら「60個」「70個」「80個」、胃袋をもう1つ追加したいぐらいなのである。

 

 アルゼンチンやオランダや佐賀県唐津でステーキを貪った時も同じこと。確かに400グラムのステーキを2枚平らげはしたけれども、800グラム胃袋に詰め込んでも、まださらに400グラムの余裕はあったのである。

牛タン1

(阪神・青木駅前「油路」の牛タン。おいしゅーございました)

 

 ではどうして「もっと!!」と言わなかったかであるが、そりゃ諸君、スーパー知的な英語講師♡としての体面を考えちゃったのだ。サトイモのくせに見栄っ張りな今井君は、「生牡蠣80個」「ステーキ1200グラム」という記録について世間がどう言うか、それを思ってしまうのである。

 

「なんだ、そんな楕円形のクセに世間体を考えるなんて、まだ人間が小さいな」と、冷笑・失笑・嘲笑なさる人も多いだろうが、まあ諸君、「中途半端な有名人」である今井君としては、人の視線を気にせざるを得ない。

 

 これがホントの有名人なら、誰が何と言おうと、食べたいものは胃袋の1つや2つ追加してでも貪りまくる。胃袋4つ、ついに牛さんと化してもいいぐらいだ。ただしそれは「ホンマモンの有名人だったら」という前提である。

 

 今井君の立場は、マコトに微妙、肩身の狭いものである。「テレビに出ている」と言ったって、東進のテレビCMに2秒か3秒、まあすでに10年間出ずっぱりだけれども、「あ、今井だ!!」と思う間もなく次のセンセに画面が切り替わっている。

 

 だから世間の人々は、楕円な今井をほとんど記憶してくれていない。強烈に記憶してくれているのは、実際に授業を受けたことのある若者たちだけである。

 

 ナマの公開授業で1年に15000人。5コマの特別招待講習で1年に十数万人(推定)、実際にオカネを払って今井講座を受講したヒトビトが1年に数万人(推定)である。

 

 それだけでもなかなかの数であって、1年で合計20万人(推定)、東進に移籍して13年だから、推定300万人近い人が今井君の楕円の顔と楕円の肉体を、ギュッと長時間見つめ続けたことになる(あくまで推定でございます)。

 

 Pretty塾・どうすんだい・佐々木ゼミ時代の受講生もプラスすると、推定500万の人が今井をギュッと見つめながら青春時代を過ごした計算になる。

油路

(油路と書いて「あぶらじ」と読む)

 

 ということは諸君、日本の人口の20分の1が、ワタクシのことをギュッと記憶してオトナになったのだ。げろげろであり、うひゃひゃであって、小田急線でも新幹線でも山手線でも、20人に1人が一方的に今井を知っていることになる。

 

 確かに街を歩いていると、世間サマの視線が熱く絡みついてくる。年齢層は、16歳から40歳ぐらいまで。ある一定の年齢から上の人々は、今井のことなんか全くご存知ない。

 

 40歳以下になると、異様なほどググッと比率が上がってきて、「あ、今井だ」「お、今井だ」「ゲロ、今井だ」と歓声をあげ、早速スマホをネロネロいじっては、周囲の人々に「ほれ、今井だ」と画面を見せつける。あとはその周囲の人々が、画面と本人を見比べてニタニタするだけである。

 

 こういう状況で、まさか「生牡蠣80個」「ステーキ1200グラム」「ヒレカツ3枚」という次元に踏み込むことはできないじゃないか。あくまで常識的に「生牡蠣は40個まで」「ステーキは800グラムまで」「ヒレカツは2枚まで」。そういう臆病な日々が始まるのである。

牛タン2

(焼肉パーティーとは、マコトに楽しいものである)

 

 とは言っても、今井が本質的にきわめてグリーディーな人間であることは、どうしようもない事実である。校舎開催で130名も集まるなら、コンサートホールでも借りて大々的にやったなら、500名とか700名とか800名とか、まさに画期的な大規模♡公開授業にも出来たんじゃないか。

 

 阪急・西宮北口駅前は、全国でも有数の塾&予備校乱立地帯である。関西でも屈指の高級住宅地なのであるが、駅前を占拠しているのは、どこまでも塾&予備校。タクシーの運転手さんが苦笑するほど、行けども行けども塾また塾であって、通塾人口はこの駅前の街だけで数千、いや「万」に達する勢いだ。

 

 すると諸君、超グリーディーな今井君は、「今日の公開授業1回で、この激戦にケリをつけてしまいたかったな♡」とか、まあマコトに不遜なことを考えるのだ。

ワイン

(本日は、赤ワイン。スペインの赤ワインを2本飲み干した)

 

 何しろワタクシの授業は、強烈である。かつて佐々木ゼミナール(仮名)で、あえてヒール役を引き受けていたのだって(昨日の記事参照)、そのあまりの強烈さに自信があったから。白鵬みたいな自信のカタマリでもない限り、わざわざヒール役なんか引き受けたりはしない。

 

 当時の生徒たちは「今井に洗脳されるぜ」「あいつも洗脳されちゃったぜ」とか、ニヤニヤ薄笑いを浮かべて語り合うほど、今井の濃厚な影響力を恐れていた。もう15年も昔のことだから、当時ワタクシを恐れていた諸君も、もう35歳を過ぎ、40歳に着実に近づいている。

 

 今の今井君は「基礎力徹底」「音読♡徹底」「単語&文法徹底」というスタンスであって、「怪しいテクニック」と言われるような類いのことは完璧に控えているから、もしそれを「洗脳」と呼ぶなら、洗脳されればされるほど学力にはギュッとポジティブに働くはずだ。

お肉

(赤身肉がたいへん旨い。「クリ」という部位であるらしい)

 

 その強烈な今井が、西宮北口にゴジラないしシンゴジラよろしく出現したのである。オペラハウスでも超満員にして、1000人、いや2000人規模のウルトラ大規模授業なんかやってみたまえ。西宮での我々のステータスは、今後20年は揺るがないものになるんじゃないか。

 

「おお、自信家ですね」と、きっと読者の中にはニヤリないしクスリ、皮肉な微笑で応える人も多いだろう。しかし諸君、もう一度ワタクシの楕円形のルックスを眺めてくれたまえ。昨日の写真1枚目の破顔一笑を目で味わってみてくれたまえ。

 

 こんな困ったルックスで20年、この世界で「大物」をやってきたんだ。授業の強烈な力量は、受講したことがない人でも十分に理解できるはずだ。いやはや、「この際、一気に勝負をつけたかった」。欲張りサトイモはそう考えて、ますます嬉しくなってくるのであった。

焼きカレー

(〆は「焼きカレー」。ほとんど奪い合いになっていた)

 

 超満員&大盛況に、スタッフ一同大いに盛り上がって懇親会場に向かう。西宮から神戸方面にタクシーを走らせて15分、阪神・青木駅前の「油路」という絶品焼肉店である。

 

「青木」と書いて「おおぎ」と読み、「油路」と書いて「あぶらじ」と読む。読者諸君の中に「自分は記憶力のゴンゲです」という人がいらっしゃったら、あるいは記憶していらっしゃるかもしれない。2017年6月にもこの店で焼肉パーティーがあった。

 

Fri 170602 神戸・焼肉大懇親会の顛末/タン・イチボ・クリ/メキシコのマウスウォッシュ」を参照。神戸・御影での300人規模の公開授業の後でこの店を訪れた。おお、今日の写真1枚目をおんなじ牛タンの写真が掲載されているじゃないか。

 

  人間と言ふものは、なかなか進歩しないものなのだ。あれから1年半が経過して、同じ肉に歓声をあげ、同じ肉の写真を撮りまくり、同じ話題に同じ冗談と同じダジャレで盛り上がり、23時半、同じ時間帯にタクシーで同じホテルに帰ったのである。

 

  しかし諸君、「進歩しないこと」もまた素晴らしいのだ。同じところで立ち止まって、同じ地面を同じアンヨで踏みしめる。それを2年も3年も続けるからこそ、人生の基礎と基本が固まっていく。

 

「何でもいいから前のめり」じゃ、若い諸君、すっころぶ、つんのめる、けつまづく、ひっくりかえる。決して基礎をおろそかにしちゃなりませんぞ。

 

1E(Cd) David Sanborn:INSIDE

2E(Cd) David Sanborn:TIME AGAIN

3E(Cd) David Sanborn:LOVE SONGS

4E(Cd) David Sanborn:HIDEAWAY

5E(Cd) Jaco Pastorios:WORD OF MOUTH

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