Sat 171216 まだまだ謹賀新年/ラグビーに酔う/新年会その1・早慶上智でトンカツ三昧 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sat 171216 まだまだ謹賀新年/ラグビーに酔う/新年会その1・早慶上智でトンカツ三昧

 新年1月8日にもなって「あけましておめでとう」と書くのも変なものであるが、まあ諸君、あけましておめでとうございます。おめでたい挨拶は、何度言っても何度書いてもおめでたいので、おお、マコトにおめでたい。

 何しろ年末ギリギリまでシドニーでウロチョロしていたから、床屋さんに行くヒマもなかった。年末&年始、今井君は一応「センセ」と呼ばれる人種の一員なのに、ダラシないボーボーの髪と髭でそこいらを歩き回っていた。

 こうしてビシッと床屋に行ってくると、こんなサトイモ君でも「新年って、めでたいな」と実感するのである。ボーボーの状態では「ずいぶん白髪が増えましたな」と実感せざるを得なかったものが、スカッと散髪をすませると、「オレってまだまだ若いじゃないか」な勘違いに浸ることもできる。

 こんな自分撮りをしてみるのも、やっぱり勘違いのなせるワザである。こうして見ると、なかなかカッケーじゃないか。そこへ行くと、髪&髭ボーボーの今井君はダメですな。諸君、今日の写真の1枚目と2枚目を、よくよく比較した上で、散髪と言ふことの重要性を再確認してくれたまえ。
今井君1
(新年会に向けて、準備完了のサトイモ君)

 1月7日のワタクシは、昼すぎからもうソワソワして、テレビの前を離れることが出来なかった。大学ラグビーの決勝戦が、14時から秩父宮ラグビー場で始まる予定だったのである。

 残念ながら、小学5年か6年の冬から大ファンを続けている早稲田大学は出ていない。1回戦だったか2回戦だったか、緒戦でスッキリ負けちゃって、準決勝とか決勝とか、そんな華々しい舞台には出てくることが出来なかった。

 でもまあ、いいじゃないか。早稲田の代わりに明治大学を応援したい。100年もの間、お互いに好敵手を演じてきた超ライバルが、20数年ぶりの大学日本一を目指して決勝に進出してきたのだ。これを応援しなくてどうするんだ?

 決勝の相手は、ウルトラ王者・帝京大学。昨年まで8連覇、今年は9連覇がかかっている。「V9」って諸君、昭和のジャイアンツが王に長島に堀内、柴田に高田に黒江に土井、金田に高橋一に高橋明、あれだけ名選手をズラリと揃えても、最後は青息吐息で成し遂げたV9を、大学チームが達成しようとしているのだ。
今井君2
(旅に疲れ、ヨレヨレのサトイモ入道。白髪も目立ちますな)

 いやはや、両校ともマコトに素晴らしい戦いぶりだった。前半&後半ともに、明らかに明治が優勢。ボール支配率は明治が60%を超えて70%に迫る。一時は20-7と13点リード。万が一次の得点を明治が取ったら、20数年ぶりの大学日本一も見えてくる。

 諸君、一口に「20数年ぶり」と言ふけれども、話は大学ラグビーだ。いま目の前でプレーしている選手たちは、1990年代の明治の黄金期を知るはずもない。

 生まれる前の伝説どころか、パパとママがまだ出会ってもいない頃かもしれない。下手をすればパパもママもPretty塾や「どうすんだい?」で、今井先生の授業を受けていたかもしれない。

 そういう彼らが、紫紺のジャージーを身につけて秩父宮を駆け巡る。今井君には「何が何でも早稲田の赤黒」というDNAがあって、明治の紫紺が駆けまわれば、DNAはごく自然に紫紺のジャージーが憎くてたまらない。

 しかしやっぱりラグビーは紳士のスポーツだ。DNA的にはどんなに憎くても、V9寸前の帝京に果敢に力勝負を挑む明治の選手たちに、ワタクシは懸命の声援を送ったのである。

 結果は、21-20。わずか1点差で帝京がV9を達成した。パパ&ママの大学生時代以来まさに幾星霜、臥薪嘗胆に耐え抜いた明治のVはならなかった。

 しかし諸君、マコトに見事な戦いぶりであった。来年の活躍を心から期待しつつ、早稲田の復活を願って、心のコブシをギュッと握りしめたサトイモ君なのであった。
さなづら1
(秋田銘菓「さなづら」を食べながらラグビーに酔いしれる)

 ついでに本日は、花園の高校ラグビー決勝にますますコブシを固くした。27-20。大阪代表どうしの決戦は、東海大仰星が大阪桐蔭を下した。

 このブログの読者なら、記憶していてくれるだろう。我が秋田県代表の秋田工が、27—27の同点で涙を飲んだ相手が東海大仰星だった。試合終了直前のインゴールノックオンがなければ、7点差で勝っていた試合だった。

 タラ&レバではあるが、16回目の全国優勝は目前だったのである。「今年のメンバーなら、四半世紀ぶりの全国優勝だって夢ではなかった」。確か今井君は一週間前のブログにそう書きしるし、「たちあがれ秋田」と劇をとばしたはずだ。

 どうだい諸君、さすが小5以来のラグビー観戦歴。シドニーのクリスマス、毎晩深夜まで13人制ラグビーの中継に酔いしれたラグビーファンぶりは、それなりに大したもんじゃないか。
さなづら2
(さなづらは、山ぶどうのお菓子である)

 さて1月7日からは、年の暮れから楽しみにしていた新年会ラッシュなのである。7日、下北沢、8日、銀座、12日、代々木上原。いやはや、人気のサトイモ君は新年からマコトに忙しい。今日のブログ更新が遅くなったのも、銀座の新年会が予定より長引いたせいである。

 7日は、近い将来の日本を背負って立つ有望な若者たちの新年会に招かれた。若者3人の平均年齢は26歳。今井君とは「パパと息子たち」と表現してもおかしくないたいへんな年齢差である。

 慶応義塾大学SFCの卒業生が2名。上智大学経済学部の出身者が1名。そこに今井君を加えれば、何のことはない、「早慶戦」というか、「早慶上智英語」の世界というか、私大文系最高峰の宴会が始まっちゃったわけである。

 勤務先も、なかなか素晴らしい。迷惑がかかってはいけないから、一応ここには仮名で書いておくが、諸君、四菱商事の男子、グルグルの男子、J&Jのオカタ。そこに+今井君、要するに日本を支える私大文系が勢揃いしたわけだ。
さなづら3
(さなづら。鼻に抜ける山ぶどうの風味が奥ゆかしい)

「むかしむかし今井先生の授業に出てました」「C組とB組とA組に出てました」、それどころか「河口湖の合宿で今井先生のクラスでした」「担任助手もやってました」というヒトビト。おお、そりゃ今井サトイモのポヨ毛にも、白髪が混じってきて当然だ。

 こういう会合では、さすがの今井君なんかも最初はずいぶん気をつかう。もしも女子が混じっていれば、センテンス♡スプリングだってピクピクし出すかもしれない。「ゴツい野郎が4名」であることがとりあえず大前提だ。

 8日の銀座も、12日の代々木上原も、野郎4名、野郎5名、やっぱりピクピクには気を配ろうじゃないか。しかも諸君、選んだ店は「トンカツ屋」。さすがにトンカツ屋では、怪しい世界にはなりようがない。
ヒレカツ1
(下北沢「かつ良」、特ヒレカツその1)

 19時、下北沢「かつ良」でワタクシが注文したのは、大好きな「特ヒレカツ・単品」。定食を注文して丼飯をむさぼれば、一晩で1.5kgは太ってしまいかねないから、あくまで「カツのみ単品」で攻撃を開始する。しかも諸君、その単品を2つも3つも追加注文するというのだから、サトイモは恐ろしい。

 慶応も上智も、早稲田に負けてはいない。若者3人、定食の丼飯を平らげた後で、単品のステーキ、単品の海鮮盛り合わせ、4人が4人とも容赦ないほど全身カツくさくなりながら、3時間カツまみれの新年会を満喫したのである。

 こうなれば諸君、22時の下北沢で、まさかこのままバイバイするわけにもいかないじゃないか。慶応SFCの2名は、「アフリカ・コンゴ共和国でしばらく活躍してました」という猛者であり、上智は上智で「いかにも国際派のクセモノ」というツラ構え。ワタクシは、この種のサスライ組が大好きだ。
ヒレカツ2
(下北沢「かつ良」、特ヒレカツその2)

 ならば諸君、何が何でもカラオケだ。今井君は、若者たちとカラオケに君臨するのが大好きなオジサマ。「先に10曲歌わせてくれるなら」という前提で、下北沢のカラオケに4人でなだれ込んだのである。

 いやはや、歌いまくりましたな。まずは慶応「若き血」。続いて早稲田「紺碧の空」。西城秀樹「ジャガー」「傷だらけのローラ」。カラオケなのに、そのへんまではアカペラで絶唱し、ホントに続けざまに10曲歌いまくってから、マイクを若者4名に手渡した。

 どうですか諸君、今井君の激烈な迫力は。まだまだ10年かそこら、若手の追随をカンタンに許しはしませんぞ。

1E(Cd) Barenboim & Chicago:TCHAIKOVSKY/SYMPHONY No.5
2E(Cd) Gergiev & Kirov:TCHAIKOVSKY/SYMPHONY No.6
3E(Cd) Argerich, Chailly & RSO Berlin:TCHAIKOVSKY/PIANO CONCERTO No.1 & RACHMANINOV/PIANO CONCERTO No.3
13A(γ) A TREASURY OF WORLD LITERATURE 33:GIDE & MAURIAC:中央公論社
total m177 y2452 d22396