Tue 171128 デリーのカレー/7年前の生徒と遭遇/浦和の超大盛況/先生ですかラッシュ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 171128 デリーのカレー/7年前の生徒と遭遇/浦和の超大盛況/先生ですかラッシュ

「新講座の収録が迫っているから」と、張り切ってダイエットに励んでいる。さすがに「体重84kg」というデップリしたサトイモのまま、画面に登場したくないじゃないか。せめて75kgか76kg、スカッと爽やかコカコーラボトルタイプで収録されたいじゃないか。

 10月5日、ホーチミンシティから帰国した直後の体重が84.3kg。身長172cmのワタクシとしては、それじゃあんまりデップリすぎて、お医者様にも叱られる。

 あれから2ヶ月半、懸命にダイエットに取り組んで、その成果はおよそマイナス4kg。やっと「80」という数字から卒業できそうである。今から40年も昔、西田敏行主演「池中玄太80キロ」と言ふドラマが話題になったが、この半年間のワタクシは「立派なサトイモ80キロ」だったわけである。

 ワタクシのような生活を続けていると、たった4kgの体重を落とすのにも、それなりに苦労が伴うのである。「少し減ったな♡」と思うと、その翌日には豪華なお食事会が待っている。

 広島に行けば、生牡蠣にお好み焼き。札幌に行けば、大好きな羊の肉に各種絶品ラーメン。長崎で皿うどんにワンちゃんボール。まさか食都・大阪で「ダイエット中ですから」とツンツンするわけにもいかないし、首都圏各校舎ではいかにも旨そうなフルーツケーキが今井君を待ち受けている。
カシミール
(銀座5丁目「デリー」のカシミールカレー)

 と言ふわけで諸君、2ヶ月半で4kg、ダイエットの進行状況はマイルドであるが、お食事会や懇親会や祝勝会のない時のワタクシは、それなりに激烈なダイエットに取り組んでいる。真剣に取り組みすぎて、ぐんぐん身体が冷えてくる。

 特に今年の冬の寒さは強烈だ。食べていないと、ギュッと寒い。床暖房をつけていても、夜中のサトイモは寒くて寒くてたまらない。深夜早朝まで映画を見まくって、それでも震えてブルンブルンいっている。

 こういう時には、「何が何でもカレー!!」と呟くのである。カレー候補の筆頭は、何と言っても埼玉県春日部「ラホール」のジャンボハンバーグカレーであるが、諸君、春日部はあまりにも遠い。

 春日部は、遠きにありて思ふもの。そして悲しく歌ふもの。英語で言うなら「Home is where the heart is」であって、肉汁タップリの春日部ハンバーグカレーには、1年に2回か3回しか味わえない夢の昼メシである。

 すると2番手に登場するのが、今年の夏からすっかり定番になった「デリー」のカシミールカレーである。春日部カレーさえなければ、明らかに1番。世の中には「1番じゃなくていい」「2番で構わない」という控えめな人も多いのであるが、あのデリーを「2番」と言ふのは、さすがに気がひける。
東京駅1
(大改修が完了、東京駅の勇姿が誇らしい 1)

 同じ「デリー」でも、湯島本店と銀座店、どっちを選択するかは、その人次第である。湯島というか御徒町というか、マコトに微妙な位置にあるが、そっちはいつでも行列ができている。15分は並ばないと店に入れないし、やっと入ってもギュッと混雑していて、「お相席」ということになる。

 一方の銀座店は、少なくとも午後3時か4時か5時に行けば、他のお客は数えるほどしかいない。スカッと入れて、しかもマコトにスピーディーである。今井君は銀座店派であって、星が5つもくっついた一番辛いカシミールカレーを、一切の躊躇なしに注文する。

 噴き出す汗は、生半可なものではない。辛いというより、むしろ痛いのであって、万が一こんなものが目に入ったら、むかしの野球マンガの主人公みたいに、お目目が炎をあげてボーボー燃え盛る。汗を3回拭っただけで、ハンカチ一枚がビショビショ、絞れば水滴がナンボでも垂れてくる。

 店のありかは、銀座5丁目。むかしむかし、チョー大昔の電通本社がここにあったから、昔の人は「電通通り」と呼ぶ。焼肉店/寿司店/ベテラン♡ママの店、その他いかにも高そうなお店がギュッとつまった雑居ビルの3階で、熱いインドカレーを堪能できる。

 12月20日の今井君は、ダイエットに夢中になりすぎて肉体が冷え冷え、思わず「ヒエーッ!!」と絶叫したくなるほど冷え冷え状態だったから、午後3時、勇んで銀座のデリーに向かった。

 この日のお仕事は、19時半から埼玉県浦和。同じ埼玉県なんだから、ちょっと春日部に立ち寄ってラホールのジャンボハンバーグカレーと言ふ選択肢もあったが、諸君、春日部から浦和は遠い。

「東武アーバンパークライン」と名を変えたけれども、要するにあの東武野田線に揺られ、はるばる真冬の関東平野の真ん中を横切っていくのは、あまりに寒々しい。ここはギュッと自重して、銀座の店を選択することにしたわけである。
東京駅2
(大改修が完了、東京駅の勇姿が誇らしい 2)

 すると諸君、地下鉄千代田線を待っている今井君に「今井先生ですか?」と元気に声をかけてくれる男子がいた。「7年前に、東進の河口湖合宿で今井先生のH1クラスでした」「その後、慶應義塾大学SFCに進みました」「今はGGL(仮名)に勤務しています」とおっしゃる。

 諸君、GGLとは、もちろん世界をリードする例の情報系大企業のことである。GGLのお世話にならないことなんか、みんな1日たりともないはずだ。

 おお、素晴らしいじゃないか。東進合宿には「HH」と言ふもっとハイハイ難しいことをやっているクラスもあるが、地道に基礎基本を徹底するハイレベルクラス1組から、SFC ☞ GGLだなんて、やっぱり諸君、徹底して基礎基本に取り組むのは、最高の選択なのである。

 地下鉄の中で15分ほど、7年前の思い出やら、現在の仕事のことやら、「チャンスがあったら、飲みに行きましょう」というところまで、彼と集中して語り合った。モト生徒とのこういう出会いはマコトに楽しいのであって、デリーのカシミールカレーも、ますます旨さを増したのである。
浦和1
(埼玉県浦和、超満員の大盛況 1)

 あんまり嬉しすぎたせいか、カレー屋を出て有楽町の駅に向かう途中、いやはや今井君はスッテンコロリ、銀座のど真ん中で足を滑らせてひっくり返ってしまった。現場は西銀座デパート前の路上。修理ができたばかりのツルツル革靴を履いているのを、うっかり失念していた。

 しかし諸君、さすが今井は武道の達人だ♡(もちろんウソでございます)。柔道の受け身は抜群にうまい♡(もちろんウソでございます)。スッテンコロリしながらも、右手でコンクリートの地面を思い切り殴りつけたから、肉体のどこにも打撲を負わなかった。右のコブシをちょっと擦りむいただけである。

 そのまま東京駅丸の内南口までお散歩。コブシのかすり傷をナメナメ、大規模改修がついに完了したばかりの東京駅の勇姿に、思わず歓声をあげた。おお、これを勇姿と呼ばずにどうするんだ? 東京駅から皇居まで、美しい大理石の道路が一直線に結ぶのだ。都民として、あまりにも誇り高いじゃないか。
浦和2
(埼玉県浦和、超満員の大盛況 2)

 浦和でのお仕事は、19時半から21時10分まで。出席者140名。諸君、「入りきれないよ」「アンコが出るよ」「湯気でメガネが曇るよ」であって、立ち見でもまだ足りず、「廊下で受講」という申し訳ない状況になった。

 これからは「今井の公開授業の時は外部に大きな会場を借りる」という方針にしないといかんのじゃないか。確かに初めての完全外部生には校舎を見てほしいのだが、立ち見や廊下受講じゃ、さすがに申し訳なさすぎる。

 この日は、夢のように「今井先生ですか?」が連続したのである。浦和からグリーン車に乗って新宿駅で降りると、40歳代と思われるビジネスマン2人組が「今井先生ですか?」と尋ねてくれた。

「どこかで授業を受けてたんですか?」と訊いてみると、「どうすんだい?」でもPretty塾でもない。「東進のCMでいつも見ています」「超有名講師とバッタリ会えて光栄です」とおっしゃる。うぉ、ありがたいじゃないか。別に「超」がつくほどの講師ではないが、声をかけてもらえるのはやっぱり嬉しい。

 その新宿で小田急線のホームに向かっていると、今度は高校生男子の「今井先生ですか?」「一緒に写真いいですか?」と遭遇。たいへんマジメそうな、しかし積極的な高校生であった。日々の勉強、基礎徹底、ぜひ頑張ってくれたまえ。

1E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 9/10
2E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 10/10
3E(Cd) Alban Berg Quartett:HAYDN/STREICHQUARTETTE Op. 76, Nr. 2-4
6D(DMv) INCENDIARY
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