Fri 171020 荒天の北日本/シンゴジラ/ダルビッシュそっくり/ワタナベ蘭さんの復帰 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 171020 荒天の北日本/シンゴジラ/ダルビッシュそっくり/ワタナベ蘭さんの復帰

 東京を出たのが12時ちょうど、いま山形に着いた。ホテルにチェックインして、何だかちょっとシャワーカーテンが汗臭いのに辟易しながら、早速これを書き出した。かつて広島でも那覇でも経験したが、ワタクシはどうしてもこのシャワーカーテンの汗臭さが気になるのである。

 ま、「そのぐらいガマンしたまえ!!」と言われれば、確かにその通り。「そんなことをツベコベ言っているより、シャワーカーテンなんかないような高級なお部屋に、然るべきオカネを払って宿泊すればいいじゃないか」。いやはや、そう言われれば一言もない。

 しかし諸君、とりあえずここは山形駅前では最高級のホテル。そのまた一番いいお部屋を予約しても、意地でもシャワーカーテンはついてくる。

 贅沢は言わないが、「たまには天日干しぐらいしたほうがいいんじゃあーりませんか?」と呟きつつ、取り急ぎ本日のブログをしたためることにしたい。
新山口
(新山口駅で、発車を待つ)

 爆弾低気圧の影響で、北日本は現在カンペキな西高東低、超冬型の気圧配置になっている。昨日の北海道は等圧線のシマシマがグングン混み合って、暴風が吹き荒れた。札幌発 ☞ 釧路行きの特急列車が、何と「7時間遅れ」。深夜の釧路駅から人々はタクシーで帰宅したんだそうな。

 釧路の荒天には、この数年ワタクシも何度も遭遇している。列車の到着が深夜になった場合、タクシー代を負担してくれるのはJR北海道であるが、こんなに厳しい経営状況で、1人1人のタクシー代まで負担するのは、さぞかしたいへんだろう。

 山形も、昨日はやっぱりググッと冷え込んだらしい。福島から板谷峠を越えて米沢に入るルートは、昨夜の雨にすっかり濡れて、窓の景色はすっかり「冬ざれた」という雰囲気。夕暮れの山形は晴れているけれども、風はめっきり冷たくなっている。

 こういうふうで、11月の今井君はマコトに忙しい。3時に山形着、5時半にはスタッフと待ち合わせて、公開授業の開始が6時半。その後は豪華お食事会の予定が入っていて、ブログをゆっくり書いているヒマもない。

 しかし諸君、2012年6月27日から5年半も延々と続けてきた連続更新記録だ。カンタンに途切れさせるわけにはいかない。山形に到着するやいなや、こんなに勢い込んで原稿を書き始めた。ホントなら、山形名物「板蕎麦」をすすりにいきたいのだが、それもガマンしてこうして頑張っている。
車内
(やまぐち号客車内。昭和の昔がなつかしい)

 ましてや諸君、テレビなんか見ているヒマは皆無である。もともと、現在の今井君はテレビッ子ではない。テレビにハマっていたのは、もう30年以上むかし、いかにもコドモ&コドモしていた昭和のイマイであって、21世紀に入ってからは、すっかりテレビを卒業した。

 テレビに夢中になるのは、ラグビーとサッカーとお相撲と高校野球ぐらいである。なんだ、要するにスポーツしか見ないのである。ならばCSの「Jスポーツ」を4チャンネルだけ契約すればいいわけだが、残念なことにシツコイ地上波が意地でもくっついてくる。

 その地上波「テレビ朝日」で本日夜、映画「シンゴジラ」が放映される予定になっている。テレ朝やTBS自身が今やネットの世界では「偏向報道ゴジラ」の批判の的になってるんだから、何も今さらシンゴジラなんかやらなくてもいいようなものだが、それでもやると言うんだから仕方がない。

 ゴジラがいるなら、ヨジラとかニジラとかクジラなんてのも、存在していいような気がする。諸君、「5時ら」からの連想だ。「4時ら」「2時ら」「9時ら」ということである。窮極のオヤジギャグだ、許してくれたまえ。

 するとちょっとした変化球で「サンジラ」やら「ジュージラ」「ショーゴラ」なんてのも思いつくが、さすがに正午だから「ショーゴラ」ということになれば、「ショーモナ♨」の批判にさらされるだろう。

 もっとも、「2時ら」が「ニジラ」に名前を変えれば、「ニジラ」を「虹ラ」と解釈して、レインボーカラーのゴジラに仕立てるのもよさそうだ。バカなことを遠慮なく言い続ければ、意外にゴジラの発展系やらスピンオフやらが発生するかもしれない、オヤジギャグも捨てたものではないのだ。
路線図
(やまぐち号、路線図)

 このところどういうわけか今井ブログのアクセス数がグイグイ伸びている。アメーバの中での順位も「800位」とか「700位」とか、シロートの個人ブログとは思えない高位置につけている。

 テレビCMでも流れたの? 確かにフィギュアスケート中継では大っきく「TOSHIN」の美しいグリーンのロゴが見えるし、BSでメジャーリーグの中継を見ていたら、バックネットの前にやっぱり「東進 TOSHIN」のロゴが。ワタクシは誇らしくてならない。

 ワールドシリーズでのダルビッシュは、2回の先発ともに、最初から何だか調子が悪そうだった。男子のスポーツ選手は、最初に顔の表情を見た瞬間に「おや、調子が悪そうだな」と分かることがある。今回のダルビッシュがそうだった。「眠そうだな」と感じたら、おそらく不調なのである。
地福駅
(地福駅に到着)

 斉藤雅樹は、1980年代の読売ジャイアンツを支えたサイドハンドの名投手。彼が登板すれば、だいたいその試合はジャイアンツの勝利に終わる。ジャイアンツのキライな人は、斉藤雅樹の先発と分かった瞬間に、テレビのスイッチを切ったものである。

 しかし今井君なんかは、「こりゃ今日の斉藤は打たれるぞ!!」と、マウンドに向かう彼の顔を見た瞬間に分かるのである。その特徴はただ1つ ☞「眠そう」。肉体は弾んでいても、お顔はホントに眠たそうで、お目目が下瞼から閉じそうに見える。そういう日の斉藤は、早い回から打ち込まれることが多かった。

 今度のワールドシリーズで、ダルビッシュはまさにそういう顔をしていた。そして諸君、その眠そうなダルビッシュをBSの画面で眺めつつ、今井君は1980年代の俳優に彼のソックリさんを発見した。俳優・沖雅也どんである。

 それもやっぱり、ヒマな夕暮れのBS番組で「必殺仕事人」だったか「必殺仕置人」だったか、しょーもない昔の時代劇を見ていた時の発見である。藤田まことどんも中村玉緒どんも30歳代、異様に昔っぽい不気味な画面の中に、ダルビッシュそっくりの沖雅也を発見したのである。

 まあ諸君、ここはどうしても「画像検索」にいそしんでいただかなければならない。まずは「沖雅也」。続いて「ダルビッシュ」。どうだいこのソックリさんぶりは。賛同する人は、この情報を遠慮なくブイブイ拡散してほしいのである。

 ということになれば、時代劇ついでに「助サン拡散」ということになるが、それは申し訳ないが「助サン&格サン」「風車の弥七」であって、いやはや「水戸黄門」の世界である。
地福
(地福駅。ここで15分ほど停車する)

 テレビの話題ついでに、昨日の今井君はNHKの天気予報でもビックリさせられた。「お、ワタナベさんだ!!」と絶叫したのである。「ワタナベさん」とは、2年ほど前まで朝のNHKニュースで天気予報を担当していたオネーサマ。しばらく姿を見せなかったが、昨夜7時半、いきなり姿を現した。

 今井君は、NHKのお天気オネーサマがみんな可哀そうでならない。なぜか「東京・渋谷のスタジオ前」に立たされて、全国向けの天気予報なのに、「渋谷の天気」を懸命に説明しなきゃいけないのだ。

 札幌や関西や福岡でも、人々はその「渋谷の天気」を見なきゃいけない。広島でも京都でも神戸でも熊本でも、渋谷の天気になんかちっとも興味はないだろうに、それでもオネーサマは渋谷の天気を熱く伝え続けるのである。

 中でもこのワタナベ・蘭さんは、以前からその熱さがワンランク上だった。まずはビニール傘を差して画面に登場。コートにマフラー、いかにも寒そうな表情である。しかしその台詞は「雨は先ほど止みました」。そういいながら傘をすぼめて見せる。おお、すげー演出だ。

 止んだなら、最初から傘なんか差していなくていいはずだが、しかしそのへんが、熱い演出なのだ。荒天が予想される時には、真に迫ったコワーい表情。秋晴れの朝には、まあそれなりにサワヤカな笑顔。あの熱いオネーサマが画面に戻ってきたのは、こりゃマコトにおめでたいことである。
けむり
(蒸気機関車の吐くケムリは、ご覧の通り真っ黒だ。ケムリの記憶についても、明日の記事で書こうと思う)

「あれれ、今日は山口線の蒸気機関車の旅について、詳細を書くんじゃなかったっけ?」であるが、まあ勘弁してくれたまえ。初冬の山形に到着して、お仕事の時間がぐんぐん迫る中、何とか連続更新記録を継続しようと焦るうちに、ビュンビュン書きまくって、いつの間にかここまできてしまった。

 蒸気機関車と津和野の旅の詳細は、また明日に延期しませう。鉄道ファンの皆様には、今日は写真を眺めるにとどめていただき、「ま、いっか」「しかたねーや」「だってイマイだもん」のタメイキ1つ、いやタメイキ3つ、明日の記事を楽しみにしていていただくしかない。

1E(Cd) Kenny Wheeler:GNU HIGH
2E(Cd) Jan Garbarek:IN PRAISE OF DREAMS
3E(Cd) Lee Ritenour:WES BOUND
4E(Cd) Marc Antoine:MADRID
5E(Cd) Michael Davis:MIDNIGHT CROSSING
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