Fri 170623 いろいろ誕生日プレゼント/たまプラーザの超大盛況/不思議なカーテン | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 170623 いろいろ誕生日プレゼント/たまプラーザの超大盛況/不思議なカーテン

 いやはや、愉快&愉快。あまりにウルトラ超満員の日々が続いて、こりゃ愉快すぎるほどユカイ。ただのユカイじゃ済まなくなってきて、ゴールド・ユカイ、プラチナ・ユカイ、このままじゃダイアモンドみたいにユカイな状況になりつつあるが、おっとその名前は盗作になるから使えない。

 そこで諸君、今や今井君はディアマンテ♡ユカイであり、少し悲哀のブルーを混ぜれば、サファイア♡ユカイな日々である。昨夜は余りにも楽しかった。

 夜9時半に一人で始まった誕生日の宴会は、10時15分にダブルMが加わり、10時半に古文ウルトラ大先生が所沢の公開授業から駆けつけてくれて、合計4人のスンバラシー宴会に発展した。

 諸君、ホントは読者諸君にもぜひ聞かせたかったのである。深夜のナショナル・アンセム ☞ アカペラ大熱唱。National Anthemとは「国歌」のことであり、日本ならもちろん「君が代」だ。

 激しく盛り上がったバースデー大宴会は、深夜3時に及んだ。やっぱり誕生日はこうじゃなきゃいかん。大ベテラン今井ともあろう者が、飲み過ぎて、「こりゃ危ないな」「Puke寸前」「Vomit寸前」という所まで行っちゃった。

 帰り際に、いろんな誕生日プレゼントをもらった。そのほとんどがお酒関係。お酒そのもの、群馬のビール、錫の徳利、いまデスクに並べてみると、「オレって、若い同僚の諸君にも、ものすげー吞ん兵衛に見られているんだな」と実感。今日からはホンの少しだけ生活を改めようと決意したのだった。
乾杯
(プレゼントの1つに「群馬に乾杯」も入っていた)

 そこで諸君、品行方正の方向にギュッと舵をきって船出した新生・サトイモ丸は、15日夕刻、今日のお仕事の神奈川県たまプラーザに向かったのである。

 マツコ・デラックスどんが、「何でそんなに偉そうにしてるわけ?」と真剣に不思議がる東急田園都市線、そのど真ん中が「たまプラーザ」である。

 昭和中期に武蔵野の丘陵地帯を大急ぎで開発した急造住宅地、宮崎台・宮前平・あざみ野・青葉台・鷺沼、泣く子も黙るがマツコは黙らない ☞ マコトにハイソな雰囲気の街がズラリと並ぶ。

「たま」が平仮名なのも、「プラザ」じゃなくて「プラーザ」なのも、昭和のカホリがプンプン立ち込めていて、なかなか微笑ましい。「そろそろ街の名前を変更しないと、何だか古色蒼然としてきたよ」なのであるが、まあその辺は開発の主・東急財閥にお願いするしかない。

 ワタクシ今井がこの街で仕事に励むのは、おそらく5回目か6回目である。2年に1回のペースでここにやってきて、その都度「うーん、『たま』か」「ネコじゃないんだから、『たま』より正直に『多摩』って言っちゃえばいいのに」と軽口を叩きつづけている。

「うーん、プラーザか」という感想も同じ。「アクセントは、音を長く伸ばすこととは違います」「もっと素直に『多摩プラザ』。それでいいじゃないですか」。ま、そんなふうに思うのだ。

 いや、長く伸ばすのも結構。ならば「たまプラーーザ」とか、もっと思い切って「たまたまプラーーーーーザ」なんてのもいいじゃないか。何事も、思い切りが必要。常識的に大人しくしていちゃ、大した飛躍は望めない。
たまプラーザ1
(たまプラーザ、「これ以上は1人も入れません」の状況)

 たまプラーザでの公開授業は、19時開始、20時40分終了、参加者は約125名。定員50名ぐらいの小さな小さな教室しかないのに、125名も集まってしまって、ホントにホントに申し訳ないことをした。

 昨日の巣鴨もギューギュー詰め、一昨日のせんげん台もギューギュー詰め。すっかり「Mr.ギュー詰め」の異名が定着した感のある今井君であるが、さすがに今夜のたまプラーザのギュー詰めは、「そろそろ限界超えじゃないんですか?」というアリサマになった。

 だって諸君、状況はLCCを遥かに凌駕する。足も伸ばせない。背伸びも出来ない。姿勢を変えて筋肉のコリをほぐすことも不可能。100分間、完全に同じ姿勢のまま固まって、イマイ大爆笑の速射砲に耐えなければならない。

 こりゃもう、「人道を無視している」のソシリを免れない。どんなに「人気がある」と言って傲然と見得を切ってみても、「息もできない」「汗も拭えない」「姿勢もかえられない」という状況では、何とか事態を改善する方法を考えなきゃいかん。

 マトモな打開策は、1つしかない。広い外部会場を借りるのである。3日前の新百合ケ丘みたいに、330名が集まっても余裕の会場で、物理的にも時間的にも余裕の公開授業にしたいじゃないか。
扇風機
(いろんな小型扇風機が大活躍する)

 実は昨年、たまプラーザでの公開授業の帰りがけ、ワタクシは校舎長にいろいろ注文したのである。特にホワイトボードについて、「小さなホワイトボード1枚では、どんな科目でも大学受験の授業は不可能」「せめて3枚設置してくれませんか?」とお願いしたのである。

 いくらお願いしても黙殺されることもあるが、諸君、たまプラーザの校舎長はたいへん真摯な人で、ワタクシのお願いをよーく記憶してくれていたらしく、メインのホワイトボードの両側に、小さな小さなボードも準備されていた。

 あまりに生徒がギュー詰めで、その新しいボードには接近すらできなかったけれども、「その意気込みやヨシ」であって、お願いをこんなふうにキチンと聞いてもらえると、サトイモ君はもう嬉しくてたまらない。

 そして諸君、おお、ついに来るべき時が来た。余りの大盛況に「ドアが閉まらない」という事態に陥ったのである。ドアを閉める努力を何度か繰り返したが、やっぱりどうしても閉まらない。

 東進の誇るいろんなセンセが、「酸欠になりそうだ」「机が足りなくなりました」「机を運び出してイスだけにしました」「そのイスも足りなくなりました」「急遽、席を増設しました」と、その大盛況ぶりをいろいろに実況中継してきたけれども、「ドアが閉まらない」はさすがに初めてなんじゃないか。
ゼリー
(さすが高級住宅地、ケーキもまたハイソな感じ)

 困り果てた校舎長は、ついに「ドアは開けたまま」「しかし突っ張り棒にカーテンをぶら下げて、何とか閉鎖空間の雰囲気を演出する」という工夫を始めた。

 授業開始15分までは、教室後方のドアは開けっ放し。「これじゃ生徒が落ち着かないだろうな」とイマイが心配になり始めた頃、校舎長自ら突っ張り棒を設置、これにマコトに古ぼけた布切れをぶら下げて、「ほーら、閉鎖空間だ」という雰囲気を盛り上げた。

 本日5枚目の写真の下の方に写っているのが、問題のカーテンである。しかも諸君、校舎スタッフは「教室が暑くなりすぎないか」を心配。確かに「教室内で熱中症」なんてのは甚だ好ましくない。「熱い」は素晴らしいが「暑い」は最悪だ。

 クーラーは限度まで強烈にして、何とか教室に涼風が行き渡るようにした。しかし諸君、それでも暑い、暑すぎる。生徒諸君125名がみんな真っ赤に燃え上がり、特に教壇のイマイが、蒸気で蒸したサトイモ100個分の熱をもうもうと噴き出しながら喋りまくる。これじゃ「サウナで英語!!」の厳しい世界である。
たまプラーザ2
(不思議なカーテンが、外界との仕切りになってくれた)

 そこで校舎としては、「カーテンの上に扇風機を掲げて風を送る」という工夫にたどり着いた。スタッフがイスの上に立ち、小さな扇風機を両手で持って支え、まるでバレーボールの長身の前衛選手みたいにカーテンの上に顔を出して、懸命に風を送ってくれる。

 そういうマコトにアナログで20世紀的な努力によって、熱中症の発生を完全に阻止。生徒はみんな涼風に癒され、東進スタッフがどれほど生徒思いかを実感しながら、100分の授業を見事に乗り切った。

「爆笑しすぎて気を失うヒトが出たら大変だ」と危惧していたが、それも扇風機の風のおかげで杞憂に終わった。めでたし&めでたし。終了後、逃げるように21時の東急の急行に乗り、三軒茶屋 ☞ 渋谷 ☞ 表参道経由で、無事にオウチに帰還したのである。

1E(Cd) Anita Baker:RHYTHM OF LOVE
2E(Cd) THE BEST OF ERIC CLAPTON
3E(Cd) Michael McDonald:SWEET FREEDOM
4E(Cd) THE BEST OF JAMES INGRAM
5E(Cd) Peabo Bryson:UNCONDITIONAL LOVE
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