Fri 170526 新宿でLINE LIVE収録/出番よ来い♡出番よ来い/北海道で旅情のトリコ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Fri 170526 新宿でLINE LIVE収録/出番よ来い♡出番よ来い/北海道で旅情のトリコ

 心は、はやるばかりである。6月16日朝、カラダはまだ北海道の北見にあるが、心の方はもうひたすら新宿。夕暮れから新宿で公開授業、そこにLINEのスタッフが訪れて、LINE LIVEの収録を行う。

 今井君は類を見ないほどの出たがり屋であり目立ちたがり屋であって、メディアに出るチャンスがあれば、何1つ遠慮なんかしたくない。「もう少し落ち着けば?」と忠告する人がいても、そんな忠告は蹴散らしてでも前進あるのみである。

 しかし諸君、ワタクシは「ルックス」と言ふものに難があって、インスタ映えもSNS映えも期待できないのと同様、「テレビ映え」などということはまず考えられない。

 予備校の世界を代表するようなイケメンの先生方には、まさに「足許にも及ばない」というヤツである。身長172cm & 座高100cmという前代未聞 & 空前絶後の短足を、バラエティなんかで人前にさらす勇気は皆無である。

 最近は、我がポンポンのせりだし具合も悩んでいる。食欲がありすぎて、ポンポンは一向に引っ込まない。鏡に映った姿をあえてプラス評価すれば「強そう」「頑丈そう」「濃厚そう」であるが、細長ーい薄口イケメンが流行中の21世紀、こんなズングリ濃い味の中年に脚光があたるチャンスは滅多に来ない。
収録風景
(LINE LIVE冒頭シーンを収録。新宿校エレベーターホールにて)

 絶対に負けない自信があるのは、本職の「授業」のみである。黒板ないしホワイトボードを背にした本格的授業シーンなら、ホントにスミマセン、おそらく今の今井クマ蔵に勝てる人はそんなに多くない。そう自負している。というか、その自負がなければCMにも出演しない。

 だから「LINE LIVE」の収録、依頼を受けた4月中旬以来、楽しみで楽しみでたまらずにいた。依頼のメールを受け取ったのは、メキシコ・カンクンのホテルに滞在中であった。「出番がほしい」「出番よ来い」と夢の中でも絶叫しつづけているワタクシは、まさに快哉を叫ぶ思いだった。

 昨年11月、「第1回」の収録を新浦安の校舎で行った。「ライブ」というからには、やっぱりホントにライブで収録しなければウソになる。きっちり30分、時間内にピッタリはまるように、細部に至るまで工夫して、収録に臨んだ。

 第1回の放映は12月上旬。評判は予想以上のものだった。もともと今井君自身の予想は、いつも激烈に高いものなので、その予想を遥かに上回るということは、それこそ「前代未聞の大珍事」というに等しい。

 前宣伝 ☞ ほぼゼロの状況、再放送なし、完全な1回単発の勝負で、視聴16万人、ハート11万個。無双の授業を自称する短足&腹出な中年としては、「どうだ?」「どうだ?」と思い切り叫びたい数字が残った。

 だから6月16日、「今夜は新宿での生授業をLINE LIVE収録」と考えると、心は歌い、肉体は踊る。「あれもやろう」「これも喋ろう」。クマおじさんは燃えに燃えていたのである。
フルーツジュレ
(新宿校で豪華フルーツをいただく)

 もし新宿の公開授業がなかったら、きっと鉄道の旅に出ていただろう。危ない仮定法過去完了であるが、何しろ北見のホテルで目覚めたのだ。しかも諸君、「ドーミーイン」15㎡の狭苦しい部屋である。11時チェックアウトということになってはいても、最初から何の未練もない。

 北見からは、網走ゆきの列車も出ている。網走まで行って、網走刑務所や能取湖の絶景を眺めてくるのもいい。遠軽ゆきの各駅停車もある。映画「遥かなる山の呼び声」の中で、高倉健が「弁当2つ、お茶」の名演技を見せる。それが遠軽駅である。

 石北峠を越えて旭川まで、ゆっくり車窓を楽しむのもいいじゃないか。「大雪4号」なら、北見発13時25分、旭川には午後4時すぎに到着だ。北見駅前、ジーチャン&バーチャンばかりのシャッター街をウロウロしながら、ふとフラフラと改札を抜けそうになるぐらいである。

 初夏のワタクシは、寂しいのである。いつもの年なら、江ノ島で丸1日、新鮮な魚介類を貪り、美しいアジサイを堪能する時期だ。三浦半島の先端まで行って、城ヶ島あたりの店でマグロを満喫するのもいい。

 しかし今年は、その余裕もないのである。せめて栃木の佐野まで行って、佐野ラーメンや佐野名物「耳うどん」で胃袋を満たしたいのに、あまりに地味な佐野の街は、「遠きにありて思うもの」の風情。東北新幹線で小山まで行っても、まだ「両毛線」と言ふ電車に揺られなければたどり着けない。
新宿1
(新宿校で公開授業。大盛況であった 1)

 そこで諸君、16日の今井君の頭の中はひたすらLINE LIVE。「あれも喋ろう&これも喋ろう」と、頭の中でひたすら授業案を練りながら、北見バスターミナルから女満別空港に向かった。所要40分、なかなか授業案が確定しない。

 問題は「話したいことが多すぎる」である。全国の受験生が何十万人も、無料で今井体験ができるチャンスなのだ。森永キャラメルなみに滋養豊富&濃厚濃密な30分を組み立て、満足度150%も200%も目指したいじゃないか。

 テーマの取捨選択、30分の構成のあれこれ。何しろ「一流の準備、一流の授業」であるから、一分のスキも残したくない。サトイモ君のコダワリは、普通の講師の数十倍ネットリ ☞ 栄養豊富もいいところなのである。

 ヒコーキが女満別空港を飛び立ったのは、定刻の13時40分。途中、関東平野に発達した積乱雲を縫うように進んだけれども、羽田空港には定刻の15時35分着。コダワリにコダワリを重ねる今井君は、ヒコーキ内の2時間も全て授業準備に費やした。
新宿2
(新宿校で公開授業。大盛況であった 2)

 こういうふうで、たった30分のLINE LIVEに対して、ワタクシの授業準備はおそらく12時間を超える。「予習なんかしていません」と豪語するセンセも存在するらしいが、ワタクシはタイムテーブルまで緻密に作り上げることこそ、若者に見せられる模範演技だと確信するのである。

 新宿校には17時半に入った。天気予報は「東京は夕方から雷雨の恐れ」と予告していた。不気味な黒雲が夕空に点々と横たわって、時おり小粒の雨がパラパラと降り注ぐ。

 こんなに予習と準備を重ねてきたのに、豪雨や雷雨で出席予定者がズル休みしたら台無しだ。もう1度繰り返すが、今井はこの30分で語り尽くしたいことが山ほどあるのだ。

 話したいことを全て話したら、おそらく90分を軽く超える。それを懸命に取捨選択して、身を削る思いで30分に絞りこんだ。今回が今井の「第2回」、もしも「第3回」「第4回」「第5回」があっても、まだまだナンボでも語り続けたいことは残っている。
新宿3
(新宿校で公開授業。大盛況であった 3)

 もちろんネタバレは厳禁だから、どんなことを語り、どれほどの大爆笑が連続したかは、ここには書かないことにする。ウルトラ大成功だった第1回に負けない中身になっていると信じるが、諸君、その評価は見てのお楽しみだ。

 放送は、6月23日。19時30分からの30分。ちょうど1週間後じゃないか。読者諸君にもぜひ見ていただきたいし、家族・友人・知人・隣近所・先生・後輩・先輩、およそ英語教育に関心がありそうな全てのヒトに勧めてくれたまえ。

 もちろん、ジーチャンやバーチャンにも見せてあげてくれたまえ。ワタクシが理想とするのは、街中のヒトがカタズを飲んで見守る昭和30年代の街頭テレビである。

 テレビの小さな白黒ブラウン管の中で大活躍するカラテチョップの力道山。今井もすっかりベテランになったが、みんなで覗き込むLINEの小さな画面の中で、力道山と同じように激しく躍動したいのだ。

1E(Cd) Incognito:WHO NEEDS LOVE
2E(Cd) Incognito:NO TIME LIKE THE FUTURE
3E(Cd) Incognito:POSITIVITY
4E(Cd) Larry Carlton:FINGERPRINTS
5E(Cd) Larry Carlton:DEEP INTO IT
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