Sun 170219 早春シリーズ終盤のオデュッセイア/福岡750名超の大盛況/豚しゃぶしゃぶ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 170219 早春シリーズ終盤のオデュッセイア/福岡750名超の大盛況/豚しゃぶしゃぶ

 3月11日、この日から早春スケジュールの終盤クライマックスが始まった。これはもうハンパなものではなくて、ホントにオデュッセウス並みの強烈な移動が続く。

 福岡 ☞福岡(ダブルヘッダー)☞ 久留米 ☞ 東京 ☞ 函館 ☞ 三重県松阪 ☞ 千葉県柏 ☞ 東京3連続。うひょ、こりゃ嬉しい。やりがいがタップリだ。泳いでいないと死んじゃうマグロよろしく、今井君は仕事をしていないと極端にムカつくのである。

 よく「殺人的スケジュール」というコトバを口にするが、やっぱり諸君、「殺人」は物騒、というか語感的に不快すぎる。ここは「殺サトイモ的」と言い直しておこう。

「サツサトイモ」と発音すると、ふと「あれれ、サツマイモと区別がつきにくいぞ」とも思うのだが、まあそのぐらい甘くホクホクしているほうが、激烈な移動スケジュールもますます甘くホクホクしてくるはずである。

 だって諸君、こんなに日本中を旅することが出来れば、その土地その土地でいろんな食べ物も満喫できる。おそらく博多ラーメンに函館の塩ラーメン。博多の活イカ vs 函館の活イカ ☞ 2大イカのイカ合戦もできる。

 うまく行けば、松阪牛。伊勢の赤福。うまく行けば、期間限定販売の「白い赤福」を味わうことも出来るかもしれない。おお、行け行け&どんどんだ。函館で「きくよ食堂」の海鮮丼も貪れるし、シャケにイクラにウニ、サトイモ入道の逞しい肉体を、すべて海鮮まみれにすることだってできる。

 おお、楽しみだ&楽しみだ。クライマックス後半の首都圏4連続が、若干つまらなそうな感じもあるが、まあそう言わずにギュッと盛り上がってさえいれば、10日の綾瀬みたいな大感動も待っている。今井君はボーボー真っ赤に燃えながら、まずは11日の福岡に向かった。
福岡1
(福岡、約750名の大盛況 1)

 11日は、福岡市の西部地域を中心にしたお仕事。昨年に続き、今年もまたスーパー大規模な公開授業、出席予定者は765名に達した。この規模となると、さすがの今井君も1年に3〜4回あるかないかの大仕事。3月の福岡、9月の金沢、すでに恒例になったこの2つは、今井君最大の楽しみとなっている。

 大いに張り切って、福岡のホテルにチェックイン。昨年までは福岡の宿泊は博多駅前の航空会社系にしていたが、今回は中洲のグランドハイアットを選択。「どうして中洲?」であるが、そりゃ諸君、「河太郎の活イカのため」と答えるしかない。

 名店・河太郎は、夜には中洲の屋台がズラリと並ぶあたり。ということは、グランドハイアットホテルからは徒歩1分。おお、活イカを満喫するには絶好のロケーションだ。イカ万歳、活イカ万歳。グランドハイアット様、こんなところにホテルを作ってくれてホントにありがとう。

 もちろん、このワタクシは何もイカのためにばかり宿泊先を考えているのではない。今夜の仕事は西新地区。福岡県の超名門・修猷館高校のあるあたりである。ならば宿泊先も博多駅前より中洲の方が便利じゃないか。

 そういう言い訳を呟きつつ、早くもイカの吸盤に吸いつけられる思い。しかし恋しい活イカにありつけるのは、明日の夜、はるかなはるかな時空の旅を経た後のこと。今はまず気持ちを落ち着けて、ひたすらお仕事に全力を尽くすのみである。
福岡2
(福岡、約750名の大盛況 2)

 西新の会場は、昨年同様「福岡大学付属若葉高校」。ソフトボールの名投手・上野由岐子選手の母校・九州女子高校が、平成22年に福岡大学の付属校になって名称を変更した。

 何しろ参加者が750名を超えるから、会場は「体育館」である。昨年は厳寒の一日、寒さに震える出席者全員にホッカイロを配布して、何とか90分を凌ぎきった。幸い今年は最高気温が18℃まで上昇、コートも不要なポカポカ陽気で、余裕の公開授業になった。

 対象は、高校入試を終えたばかりの中3生諸君と、その保護者の皆さん。 入試が終わったのが3日前、発表が4日後。そういうマコトに不安定な休日の午後。今井による大爆笑の連続は、心と精神のおクスリとして最高の効果をもたらすに違いない。

 もちろん直接的な目的は「中3生の高校部への持ち上げ」「継続」であって、それを忘れては元も子もないわけだが、そんなにガツガツがっつくと、直接的な効果自体も怪しくなってしまう。ここはまず明るく大爆笑を続けて、合否を不安に思う心を鎮めることから始めなければならない。

 聞けば、福岡の上位県立高校は、倍率が1.7倍に達するんだそうな。2倍近い倍率は、まさに驚くほどバイ。その昔の今井君の母校・秋田県立秋田高校は、倍率1.1倍ぐらいだったバイ。半分近くが不合格になるような県立入試じゃ、そりゃ彼ら彼女らの不安も大きいだろう。
西新初喜
(祝勝会は、お馴染みの西新「初喜」で。豚しゃぶしゃぶが旨い)

 付き添ってきたパパたちやママたちも、さすがに不安な表情。若いママたちの中には、「昔『どうすんだい?』で今井先生の授業を受けてました」「ワタシはPretty塾で」「ワタシは佐々木ゼミで」という人も存在する。今井君の話に聞き入る熱心な表情が嬉しかった。

 さすがに体育館であるから、音響についてはお世辞にも「スバラシー」とは言えないのである。四方の壁からサトイモ入道の声がボンボン反響してきて、反響がお互いどうし複雑に絡まりあい、早口になりすぎると「何を言ってるんだか分からない」ということになりかねない。

 しかしだからと言ってゆっくりになりすぎると、「校長先生の挨拶」ないし「来賓の祝辞」みたいなアリサマになる。21世紀の若者はたいへん厳しいので、たちまち「超ネミー」「凄カッタリー」「激ウゼー」という評価につながりかねない。
お肉
(ラグビー日本代表ユニフォームのような、マコトに美しいお肉である。これで1人前)

 しかし諸君、またまた企業秘密ではあるが、この日の765名もまた爆笑に次ぐ爆笑。反響に次ぐ反響の中から、今井君の授業のストーリーをしっかり理解し、「よーし、今日から今まで以上にギュッと英語の勉強を始めようじゃないか」「音読、ひたすら音読」と、固いコブシを固めながら聞き入ってくれた。

 終了後、800名近くの大爆笑と熱い拍手をまだ耳元に感じつつ、お馴染み「懇親会」「祝勝会」の会場に向かった。「懇親会」と言っても、もうすっかり親しくなったヒトビトばかりだから、やっぱり「祝勝会」の要素が強い。

 今日の主催者は「英進館」。規模も合格実績も九州を代表する超名門塾であって、福岡ドームの左中間に白く浮き出る「英進館」の文字は、ホームランやツーベースのたびに画面に大きく迫ってくるはずだ。

 2年前に現場から退かれたK先生が懐かしい。2年前の3月中旬、福岡県久留米での公開授業でお会いしたのがラストであって、西鉄・宮の陣駅で「今日までどうもありがとうございました」と手を振ってお別れした。
出汁
(絶品スープでいただく。おいしゅーございました)

 そのK先生と一緒に何度も足を運んだ店が、西新「初喜」である。「肉の勉強屋」という精肉店の経営で、豚肉のしゃぶしゃぶがたいへん美味しい。毎年この時期のブログに同じ肉の写真を掲載しているような気がするが、それが今日の写真4枚目である。

 しゃぶしゃぶだから、もちろんテーブルには胡麻だれもぽん酢も用意されているのだが、この店のしゃぶしゃぶは特製の出汁でいただくのが一番旨い。

 ラーメンのスープのような味わい。それもアブラでデロデロな出汁ではなくて、上質の醤油味である。軽くしゃぶしゃぶした肉をスープに通わせるうちに、次第に肉のエキスがスープにしみこんで、ますます旨味が増してくる。

 そういうスーパー美味なお肉を続けざまにワシワシやりながら、近未来について熱く語り合う。あれもやりましょう、これもやりましょう。こんなふうにしたらどうでしょう、あんなふうにしたらどうでしょう。こういう祝勝会ほど楽しい時間は、滅多なことでは味わえないものである。

1E(Cd) Kirk Whalum:UNCONDITIONAL
2E(Cd) Sheila E.:SEX CYMBAL
3E(Cd) Sheila E.:SHEILA E.
6(DMv) HOSTAGE
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