Thu 170209 松山での大盛況/懇親会/鯛めしセット/大阪へ/お、阿闍梨餅だ♡ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Thu 170209 松山での大盛況/懇親会/鯛めしセット/大阪へ/お、阿闍梨餅だ♡

 3月2日、愛媛県松山での公開授業は、19時半スタート、21時終了。出席者280名。うち完全外部生も90名。雨は結局止まなかったけれども、若いスタッフ諸君がマコトによく頑張ってくれて、予定通りの大盛況になった(昨日の写真1枚目参照)。

 東進に移籍してから12年、松山でのお仕事は常に「高島屋ローズホール」だったのだが、今回は初めて「総合コミュニケーションセンター」を利用。松山もやっぱりいろんなイベントが目白押しと見えて、なかなか会場が確保できない。

 公共の建物は、時間のシバリがタイトであって、ついうっかり「授業延長」などということになると、管理側からスタッフが物凄く厳しく叱られる。

 いつだったか日本のどこかで、決してワタクシのせいではなく、今井君の前に話す「前説」担当の先生がノリノリになってしまい、10分の予定を大幅にオーバー、50分も喋りまくった。そのせいで、合計時間を20分も超えてしまったことがある。

 今井君は臨機応変なサトイモであるから、90分の公開授業をその場で60分に短縮。何とか「全体でたった20分の延長」というところまで縮めてみせた。

 しかしそれでも、管理のオジサマがお怒りになったのは言うまでもない。10年近い昔の話だが、スタッフがどれほどキツく叱られたか、今もワタクシの記憶に深く深く刻まれている。
鯛めし
(松山空港で「鯛めしセット」を貪る。ジャコ天もついてくる)

 今夜は「完全撤収21時30分」とのこと。ノホホンとしている訳にはいかない。ビシビシ本題に入って、冒頭からバリバリ生徒を引きつけていく。スピード感の勝負と言っていい。

 ついでに諸君、地方都市では「生徒の終電の時間」なんてのも大きな問題になる。松山ならまだそんな心配はないが、もっとずっと日本のスミズミに分け入った土地だと、
「9時10分に最終バスが出ちゃいます」
「9時半が最終列車です」
「10時になったら周囲は真っ暗闇です」
という鬼気迫るシチュエーションだって珍しくない。

 3月2日、「松山総合コミュニケーションセンター」の周囲はそれなりに激しい雨。繁華街から離れているので、18時半の段階でもう足許は暗い。ワタクシは「チャンと時間通り終わらなきゃ」「ビシビシ行かなきゃ」という責任感でいっぱいになった。

 こうなると、生徒諸君も冒頭からボーボー燃え上がる。燃えに燃え、沸きに沸き、大爆笑に次ぐ大爆笑、激烈にメモをとりまくる。「腱鞘炎になりそう」と満足感で唸りながら家路につくのが理想。今夜の松山でも、その理想が十分に実現できていた。

「今日が初めての東進体験です」という生徒諸君も、あらかじめ今井君の授業を30分体験してきている。昨年12月にLINEで放送されたLINELIVEの授業であるが、東進HPから今も受講できる。

 あの30分のインパクトは、やっぱり凄かったらしい。15万人以上が視聴し、13万人が「いいね」だったか「ハート」だったか、とにかく「スゲーよかった」と反応してくれた伝説の30分だ。あれを見てから生授業に出てくれば、そりゃ冒頭からボーボー盛り上がるに決まっている。
プロペラ
(松山から大阪へは、楽しい楽しいプロペラ機で移動する)

 終了後は、当然おなじみ「懇親会」に突入する。今夜のワタクシは、ワインを選択。赤ワイン1本をお願いして、これを誰にもわたさず、ボトルを小脇にかかえて徹底的に独り占めすることにした。2時間でワイン1本なら、ちょうどいいペースである。

 参加した若いスタッフ諸君もたいへん元気であって、モジモジつまらん遠慮をすることがない。「こうでなくちゃ!!」であって、せっかくの「祝勝会」の真っ最中にイジイジ&ジクジクされたら、今井君だって困っちゃうじゃないか。

 2時間、飲みに飲み、貪りに貪り、笑いに笑い、語れることを語り尽くした。映画「セッション」の話は、特に盛り上がった。諸君、「セッション」(原タイトル:WHIPLASH)、是非とも観てみたまえ。映画の話で盛り上がる懇親会というのも、やっぱり素晴らしいものである。

 翌日は、朝6時に元気よく起床。当たり前だがやっぱり「東急REIホテル」の一室にいる。大っきなマッサージチェアがあったから(昨日の写真2枚目を参照)、朝のニュースを眺めながら30分、背中やら肩やら脚やらをグンニャリ&グンニャリ、徹底的に揉みほぐして悦に入った。
阿闍梨餅1
(大阪・京橋で、大好物の阿闍梨餅が待っていた 1)

 3月3日、桃の節句の今井君は、松山から大阪に移動して、19時半からは大阪・京橋で公開授業である。10時にホテルをチェックアウト。「え?10時チェックアウトですか?」であるが、それが東急REIホテルの決まりなんだから、無駄な抵抗をしてもやっぱり無駄である。

 大阪行きのヒコーキは松山空港13時半発。おやおや、まだ3時間半も時間を潰さなきゃいかん。空港に着いて、しばし茫然とするが、とりあえず朝&昼兼用で腹ごしらえをしたい。

 それが本日1枚目のお写真。「鯛めしセット」である。鯛めしとミニうどん、松山名物ジャコ天もついてくる。ジャコ天以外は炭水化物オンパレードであるが、そういうセットしかないんだからどうしようもない。

 ホントはこのお店のお隣で、お馴染みの「宇和島鯛めし」を食べようと思っていたのだ。宇和島の鯛めしは、鯛も一緒に炊いちゃうのではない。ゴハンに鯛のお刺身がたっぷりのっていて、これに熱い出汁をかけてお茶漬け風に食べる。

 しかしそっちのお店は満員。朝から列に並ぶのは嫌だから、「ごく平凡な鯛めしでいいや」と割り切った。そもそも今の日本は、どこもかしこも超満員すぎないか? 好景気は素晴らしいことだが、電車もバスも何もかもが満員だ。
阿闍梨餅2
(大阪・京橋で、大好物の阿闍梨餅が待っていた 2)

 松山空港へのバスも満員。松山から大阪へのプロペラ機も満員。伊丹空港から梅田行きのバスなんか、もうウルトラ超満員で、補助イスまで全て使用、「もう1人も入れません」「アンコが出るよ」というパンパカパンのおしくらまんじゅう状態で阪神高速を突っ走った。

 大阪での宿泊は、いつものインターコンチネンタルホテル。昨日の「東急REI」で異文化体験は十分にしたから、馴染みのホテルにゆっくりおさまって、マコトに気分がいい。隣の部屋の音なんか、全く聞こえてこない。

 17時半、ホテルのロビーでスタッフと待ち合わせ。大阪京橋の会場に向かう。金曜日夕暮れの大阪はそれなりに渋滞したが、30分ほどで会場に到着した。

「そうか、金曜日か」であって、気がつけば先週の初プレミアムフライデーから、もう1週間も経過している。時の経つのはマコトに速いものである。
阿闍梨餅3
(大阪・京橋で、大好物の阿闍梨餅が待っていた 3)

 控え室に入るや、「おお、阿闍梨餅だ!!」と歓声をあげた。京都名物、大好物の阿闍梨餅が10個も準備されている。若いスタッフの皆さんが今井ブログを熟読してくださっていて、「ブログに大好物と書いてあったので」とおっしゃる。

 おお、嬉しいね。何より嬉しいのが「ブログを熟読してくれている」という事実である。世の中は厳しいので、こうして日本中を回っていても、正反対にブログどころか今井自身について予備知識ゼロのスタッフばかりということも少なくない。

「今井先生は、お酒はお飲みになるんですか?」
「海外は旅行されるんですか?」
「公開授業はたくさんされてるんですか?」
そういう質問をマトモに浴びせられると、世の中の厳しさをギュッと思い知るのである。

 しかし諸君、今日のスタッフの皆さんは、今井ブログも熟読してくださっている。そもそも「ワタクシは阿闍梨餅が大好き」と告白したのは、もう7年も8年も前のこと、まだ阿闍梨餅がメジャーになる以前のことである。

 つまり昨日や一昨日ブログを読みはじめた「にわかファン」ではないのだ。そんなに昔から熱心に読んでくださっているのだ。そう思うと、胸が熱くなった。「よっしゃ、今日も全力を尽くそうじゃないか」と、ますますエンジンのかかるサトイモ入道なのであったが、詳細は、また明日の記事で。

1E(Cd) John Coltrane:SUN SHIP
2E(Cd) John Coltrane:JUPITER VARIATION
3E(Cd) John Coltrane:AFRICA/BRASS
6(DMv) WHIPLASH
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