2017年01月26日(木)

Tue 170103 中央駅らしく/SAKATA発見/中国語の洪水(シドニー夏のクリスマス13)

テーマ:ブログ
 12月24日、いよいよクリスマスイブであるが、またまた地味なオジサン ☞ 今井君とは何の関係もない。朝も早よから目を覚まし、何とホテルを5時半に出て、セントラル駅を目指した。

 シドニー・セントラル駅からカトゥーンバまで、つい昨日も片道2時間かけて往復したばかりであるが、今日も今日とて再び片道2時間の旅をする。

「そんならカトゥーンバに1泊すればよかったじゃないか」
「めっちゃバカやな、アホちゃうか。よほど電車が好きなんだな」
「今井って、結局のところ乗り鉄なんじゃん?」

 その種のご意見&ご推察はマコトによく当たっていて、当方には何の反論もない。カトゥーンバにゆっくり宿泊してさえいれば、朝も早よからシドニーの厳しい坂道を、テクテク徒歩で登っていく苦労はしなくてすんだのである。
セントラル
(シドニー、セントラル駅)

 シドニーの中央駅だから「セントラル」。おお、マコトに素直なネーミングである。欧米ではむしろ当然のネーミングであって、中央駅は恥ずかしがらずにキチンと「中央」を名乗るのだ。

 ミラノ中央駅は「ミラノ・チェントラーレ」。ナポリもパレルモもやっぱり「ナポリ・チェントラーレ」「パレルモ・チェントラーレ」。チェントラーレとは、セントラルに該当するイタリア語だ。

 ニューヨークだって「グランド・セントラル」であって、中央駅が「オレは中央だ。文句あっか?」「アタシは中央よ?疑問の余地なし!!」と、ビシッと発言するのは当たり前のことなのだ。

 ドイツの場合は「ハウプトバンホフ」という。ライプツィヒ・ハウプトバンホフ。ドレスデン・ハウプトバンホフ。同じ市内の他の駅とハッキリ区別して、ハウプト「主要/第一の/おもな」と、バンホフ「駅」をくっつけて呼ぶ。

 ロンドンの場合は「ヴィクトリア」「キングズクロス」「ウォータールー」であり、パリも「リヨン」「サンラザール」「モンパルナス」であって、「ロンドン駅」や「パリ駅」みたいな曖昧なものは存在しない。

 どうやらこの点では、日本が最も特殊なのだ。東京駅・大阪駅・札幌駅を名乗っているが、本来はそれぞれ「丸の内」「梅田」「北6条西4丁目」であって、東京駅のある場所が東京なのでもないし、大阪駅前ばかりが大阪なのでもない。マコトに曖昧なネーミングである。
車内
(シドニー近郊への中距離電車。乗り心地は悪くない)

 どうだろう、日本の駅ももっとキチンと「中央」をくっつけてみたら。「東京中央」「大阪中央」では何だか味気ないというなら、「東京どまんなか」「めっちゃ大阪」「どえりゃー名古屋「なまら札幌」「福岡たい」「広島じゃけん」「仙台だんべ」。そうやってその街のハウプトバンホフであることを強調したほうがいい。

 ほれほれ、ナンボでも思いつく。「東京ざんす駅」「ホンマに大阪やで駅」もいいね。「んだんだ秋田駅」「くまモンと駅」「京都どすえ駅」。「私はこの街のチェントラーレです!!」と、もっと潔く高らかに宣言すべきだと思うのだ。

 閑話休題、こうしてワタクシは12月24日の朝も、前日の朝に引き続きシドニー・セントラル駅から中距離列車に乗り込んだ。昨日より2時間早い。7時発の列車である。おお、今井君には珍しくマコトに勤勉だ。

 今日はカトゥーンバからバスに乗り継いで、鍾乳洞で有名なジェノラン・ケイブを目指すのである。ジェノラン・ケイブ行きのバスは、カトゥーンバ駅前の旅行代理店前を10時30分に発車。すると諸君、何が何でも7時の列車に乗らなければいかん。ま、「逆算」というヤツでござるね。
掲示
(列車内の掲示も可愛らしい)

 しかし「逆算」はいいとして、今度はカトゥーンバで時間の余裕が出来すぎる。9時ちょいにカトゥーンバに着いて、バスの発車まで1時間半。おやおや、ワタクシは何をして時間をつぶせばいいんだ?

 今日もカトゥーンバはハエが乱舞している。駅に着いた途端にハエ軍がビュンビュン襲ってくる。阿波踊りみたいな手マネ&足マネをして、顔にたかってくるハエを追い払う。街中の人々がみんな同じ動作で歩いているから、「ここは真夏の徳島か?」と勘違いするヒトがいてもおかしくない。

 思いついたのは、朝メシ。ハンバーガー屋かサンドイッチショップでも見つけてムシャムシャないしモグモグをやっていれば、1時間半はすぐに過ぎるだろう。店の中ぐらいは殺虫剤が効いているだろうから、うるさい羽音に悩まされることもなさそうだ。

 しかし諸君、まだ飲食店は開いていない。見つかったのは、宿泊先のダブルベイでもお世話になっているスーパー「Coles」のカトゥーンバ支店。クリスマスイブの午前9時からチャンと営業している。日本のスーパー顔負けの勤勉さである。

 ここで発見したのが、何と諸君、酒田米菓の「SAKATA」というおせんべい。山形県、やるじゃないか。山形県酒田市、頑張ってるじゃないか。2016年9月、岩手県花巻での特別授業の前日に酒田を訪れ、駅前の寂れ方に唖然としたのであったが、どっこい酒田は南半球で大活躍していた。
酒田
(酒田米菓のものと思われる「SAKATA」を発見)

 パッケージには堂々と「authentic rice crackers」の文字。「ホンモノのおせんべいだんべ」「ニセモノではねえよ。ホンモノだんべ」というわけだ。

 どうですか、梅田の大阪駅クン。キミも「オーセンティック大阪」を名乗らないか。「ホンマモン大阪」「オーセンティック札幌」。感激の余り「SAKATA」を早速カゴに放り込んでレジに運びながら、今井君の頭にはまたまたセントラルの話題が戻ってきてしまったのである。

 さてと、食いもんも手に入ったところで、カトゥーンバ駅前に戻る。今日も街は中国の人々の天下である。何しろ全ての看板が英語と中国語の併記だ。自分がいま英語圏の国にいるのかどうかさえ、ふと怪しくなってくる。

 昨日「スリーシスターズ」の後に訪ねた「シーニックワールド」は特にそうだった。集まった観光客の9割以上が中国のカタガタ。ロープウェイもゴンドラも中国語の洪水であって、英語アナウンスの必要を感じない。

 そう思っていたら、とうとうホントに「英語アナウンス省略」「中国語のみ」という事態に遭遇した。ロープウェイの案内役が、「ニイハオ」「ニイハオ」と得意の中国語で話しだしたのである。

 案内役は、どうやら地元の高校生と大学生がアルバイトでやっているらしい。もしかするとボランティアか。学校で中国語を勉強しているらしく、中国語の発音も本格的。乗客の90%が中国人なんだから、確かにこれは合理的な話である。

 下車時にも躊躇なしに「再見!!」ときた。うぉ、あと10年したらどうなるんだろう。20年☞30年のスパンでは、もっと恐ろしいことになるんじゃないか。中国語の洪水の中で、ワタクシは少なからず不安に苛まれた。
カトゥーンバ
(KATOOMBA駅)

 ついでに、昨日のシーニックワールドでは、不思議なバスにも遭遇した。時刻表に記載されたより5分以上遅れて到着したバスは、停留所に10名以上のヒトが待っていたにも関わらず、一切を無視。ブーンとアクセルを踏み込んで走り去ったのである。

 間違いなく数名が「乗りますよ」というポーズをとってみせたのに、ドライバーは軽く手を振っただけで、ブレーキさえかけずに走り抜けた。腹痛? 尿意 or 便意で大ピンチだった? 機嫌が異様に悪かった? 彼女にフラれた直後? 「アンタってサイテー」「付き合うの、もうムリ」みたいなメールでも来た? とにかくわけが分からない。

 停留所に残された約10名は、唖然&茫然とするばかり。「どうしたんだ?」「何があったんだ」「夢でも見ているのか?」「理解できない」。しばらくして、40歳代後半と思われるオーストラリアおばさまを中心に、激怒の輪が広がった。

 時刻表によれば、15分後に次のバスが来ることになっていたから、不安や悲痛や悲鳴はなかったけれども、そのぶん不満と怒りがボーボー燃え盛った。いやはや、この地球上では、例え文明国の真っただ中でも、こんなことも起こりうるのである。諸君、ご用心召されよ。
 
1E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN⑦
2E(Cd) Eschenbach:MOZART/DIE KLAVIERSONATEN①
3E(Cd) Böhm & Berliner:MOZART 46 SYMPHONIEN①
6D(DMv) THE ADJUSTMENT BUREAU
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