Tue 161122 LINE LIVEの大反響/湘南台の大盛況/新宿忘年会/留萌本線の高倉健 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 161122 LINE LIVEの大反響/湘南台の大盛況/新宿忘年会/留萌本線の高倉健

 ワタクシの公開授業30分バージョンが、「LINE LIVE」で放送されたのが12月9日。時の経つのは速いもので、もう1週間が経過してしまった。支持してもらえる自信はあったのだが、余りの反響の大きさに、今日の今井君も感謝&感激 ☞ まさに雨&アラレのようであって、思わず熱い涙が溢れるのである。

 最終的には、15万3891人が視聴。「いいね!!」に該当するらしい「ハート」が13万6603。この数字がどのぐらいスゲーことか、LINEについて全く無知であるワタクシは判断がつかないが、とにかくたいへんな驚きが、担当者からいただいたメールにも如実に現れている。

 視聴者からの反応も見せていただいた。
「笑いすぎて、バスの中でヤバかった」
「すんげー面白かった」
「めっちゃ面白い。ヤバい。ヤバすぎる」
「さすが今井やわー。感動」
「今井先生の公開授業、絶対行ってみたい」
「英語って、こんな面白いんだ」
諸君、ホントにありがとう。あんまり嬉しくて、もう涙が止まらない。

 放送開始直後に、「視聴者数、2万超えてビックリ」というのもあった。2万でビックリなら、最終集計が「15万4000」ということになれば、どんなに激烈にビックリしてもらえるんだ?

 そのビックリまで全部ひっくるめて、ありがとう&ありがとう。どんなに感謝しても足りないぐらいだ。大々的な宣伝も広告もほとんどなしに、この視聴者数を達成できたのは、すべて諸君のおかげである。
いちご1
(神奈川県湘南台で、イチゴたっぷりのケーキをいただく)

 だって、これはまさに今井君の本職なのであって、「隠し芸でウケた」「カラオケでビックリされた」の類いとは、全く話が違うのである。本職に対する大喝采で涙を流さない人なんか、この世の中に存在するんだろうか。

 オトナの人たちも、その15万4000の中に目いっぱい含まれていた。
「余裕でオトナなのに、思いっきりのめりこんじゃった」
「15年前の受験生時代を思い出します。あの頃も笑いをこらえるのに必死でした」
「今井先生、やっぱり天才ですね」
諸君、30歳を過ぎても40歳を過ぎても、いや今後50歳を超えたとしても、今井君の授業でウケ続けてくれたまえ。

 12月15日、LINE LIVEに寄せられた感動の渦を胸に、ワタクシは神奈川県湘南台に向かった。今年の公開授業はあと2回。この日が湘南台東口、翌日が葛飾区金町。福岡・京都・大阪・札幌・長崎を縦横無尽に闊歩した日々と比較すれば、確かに若干地味であるが、とにかく2016年の有終の美を飾りたい。
いちご2
(湘南台で。イチゴ以外にもケーキが準備されている)

 渋谷区のオウチから湘南台へは、小田急線を利用する。相模大野までロマンスカー、相模大野で江ノ島線に乗り換えれば、約1時間の通勤電車の旅である。ちょうど通勤通学の時間帯になるから、ギュー詰めの車内で痴漢に間違えられないようにずいぶん気を遣うけれども、他に交通手段がないんだから、どうにも致し方ないのである。

 湘南台に到着、19時。公開授業は20時開始だから、こんな時間帯でも十分だ。湘南台は、おそらく6〜7年ぶり。前回ここを訪れた時は、我々の校舎がある雑居ビルにチェーンの飲み屋がたくさん同居していて驚いたものであったが、今やほとんどの店が撤退して、マコトに健全な駅前に進化していた。

 20時開始、21時40分終了。出席者約105名。うち「初めて東進に来てみました」という完全外部生もおよそ60名。おお、今井君が活火山よろしく真っ赤な火を噴いて燃え上がるシチュエーションが、湘南台東口駅前に、カンペキにセットされていた。

 ワタクシが連日たいへんな噴火を続けているせいか、迎えてくれる側の校舎でも大いに気を遣ってくれる。大好物のケーキを運んでくるスタッフも「ダイエット中とお伺いしましたが」の一言を添え、むしろ申し訳なさそうにケーキを差し出すのである。

 昨日の大泉学園では、メロンのケーキ。この日の湘南台ではイチゴのケーキ。一応「ケーキ」ということになってはいるが、ケーキというよりむしろ「フルーツ盛り合わせ」と言ったほうが当たっていて、ホントにホントに真剣に迎えてくれていることを感じる。
湘南台1
(湘南台の大盛況 1)

 10月初旬、ワタクシは湘南台の近くの町田駅前で、保護者対象の講演会を行った。あれがまた、熱々の感激を呼んだらしい。

「なぜ生授業より映像授業のほうが優れているのか、ハッキリ理解できました」
「講演を聴くまで、『分からないところをすぐに質問できない』んじゃ、全然ダメだと思っていました。しかし今井先生の講演で、質問ということの本質がカンペキに分かりました」
そういう感激の声が殺到したとのことである。

 湘南台の公開授業も、間違いなく感動&感激、深い深い理解の連続だったのである。しかし申し訳ないことに、写真を撮影する担当の若者に「どんな写真をとってほしいか」をチャンと伝えるヒマがなかった。

 最近の首都圏校舎では、なかなか今井君が思っているタイプの写真を撮影してもらえない。「出席者全員の背中が写るように」と、もっと丁寧にお願いしなきゃいけないのだが、ワタクシのお願いの仕方が徹底していないので、パンパンに満員の熱気の伝わらない写真が多くなってしまう。すんまへんな。
湘南台2
(湘南台の大盛況 2)

 湘南台での公開授業も、満足度100%の熱烈な反応が狭い教室に溢れかえった。本来なら机を配置して、定員50名ほどの中教室。その机を全て取り払って、100名超が集合したわけだから、お馴染みの「酸欠状態」も当たり前。そこでまた「15分延長」なんてのをやる。ホントにすんまへんな。

 終了が21時40分だったが、諸君、12月中旬から下旬の中年オジサマは忙しい。忘年会のスケジュールがタップリ詰め込まれていて、お仕事が終わり次第、脇目も振らずに忘年会場にダッシュする。

 それも、スーパー真面目なビジネスマンやサラリーマンの皆様と、ボクチンみたいな予備校講師とでは、話がちょっと違っている。忘年会のタネも、国語・数学・英語、科目別にナンボでもあって、前回の代々木上原が国語&英語系だったとすれば、この夜の新宿忘年会は数理系である。

「今井が数理系の忘年会と何の関係があるの?」と、その種の疑問を持つかもしれない。しかし諸君、ブログや授業で「あたしゃ数学がパーでんねん」と連呼しているにも関わらず、実は受験生時代、数学がメッタヤタラに好きだった人物。数理系の忘年会も、得意中の得意である。

 新宿に集まったのは、数学&理科系のオジサマ4名。その数理集団の中に、ポンと今井君がはまり込もうというわけであるが、他のメンバーが22時に集合を終えたのに関わらず、今井君の新宿到着は23時20分。小田急線という電車はつくづく意地悪が好きなのであって、こちらが急げば急ぐほど、徐行&徐行の連続になる。
新宿忘年会
(新宿での忘年会は、ド派手なデザートで締めくくった)

 会場に到着するなり、遅刻したことについて徹底的に詫びを入れつつ、詫びのコトバとともにビール2杯を一気に痛飲。その脇で「シュポン!!」と気持ちいい音が響いて、おめでたく&クリスマスらしく、シャンペンの栓があいた。

 ワタクシの遅刻のせいで、せっかくの忘年会は23時20分スタート、24時半終了、たった70分の短いものになってしまったが、まあそのぶん密度は窮極的に高まって、濃厚濃密さにおいて過去30年の今井♨忘年会史に太ゴシック体で記される類いの、スンバラシー盛り上がりになった。

 オウチに帰ったのは、午前1時半。もう酔眼 ☞ 朦朧であるが、意地汚い今井君は眠い目をこすりつつ「hulu」にアクセス。こういう時は邦画に限るので、1981年作品「駅 Station」を選択した。高倉健が北海道の増毛駅前で大活躍する映画である。

 かく言う今井君もホンの3週間前に、廃止寸前の留萌本線♡増毛駅前を歩き回っていた。渋い笑顔の高倉健が雪深い増毛の街を闊歩するシーンを眺めつつ、「ああ、あそこだ!!」「ああ、あの待合室だ!!」「ああ、あの風街食堂だ!!」と絶叫しつづけた。

 こういうふうで、結局ベッドに入ったのは午前5時。いろんなことに感激し、興奮し、爆笑し、気分がどこまでも高まって寝られない。就寝、午前7時。いやはや、中年オジサマとしては、もっとチャンと落ち着かなきゃいかんね。

1E(Cd) Ashkenazy & Philharmonia:SIBERIUS/SYMPHONIES 3/4
2E(Cd) Ashkenazy & Philharmonia:SIBERIUS/SYMPHONIES 4/4
3E(Cd) Krivine & Lyon:DEBUSSY/IMAGES
4E(Cd) Rogé:DEBUSSY/PIANO WORKS 1/2
5E(Cd) Rogé:DEBUSSY/PIANO WORKS 2/2
total m111 y1981 d19686