Wed 161005 那覇安里の大盛況/麻婆豆腐に夢中/大混雑さまざま/埼玉大宮の大盛況 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Wed 161005 那覇安里の大盛況/麻婆豆腐に夢中/大混雑さまざま/埼玉大宮の大盛況

 10月21日の沖縄大縦断は、以上のようにして無事に終了した(スミマセン、昨日の続きです)。朝8時からたった1日で、今帰仁城 ☞ 古宇利島 ☞ 万座毛をめぐり、午後4時にはちゃんとホテルの部屋に戻って、仕事の準備も万端整えた。我ながら、なかなか激しい行動力じゃないか。

 そういう自己満足でボーボー熱く燃えながら、午後6時半にホテルロビーでスタッフと待ち合わせ、タクシーで今夜の会場の那覇安里校舎に向かう。ホテルは牧志公設市場のお隣であるから、タクシーの運転手さんに申し訳ないほどの距離。2分もかからずに会場に到着してしまった。

 安里の校舎の経営母体は沖縄有数のビジネススクールであって、資格試験を受験する大人たちも多数通ってくる。「TAC」のノボリなんかも校舎入口ではためいていて、首都圏のハイスクールとはまた違った緊張感が漂っている。

 公開授業開始19時半、終了21時10分、出席者約110名。中心となるのはもちろん高2生と高1生であるが、保護者の姿もちらほら見えて、ますます今井君は張り切るのである。

 最初のうち半信半疑の表情で首を傾げていたママやパパが、10分経過ぐらいからググッと身を乗り出して、30分過ぎからは机をバンバン叩きながら大爆笑を繰り返している様子は、まさに胸のすく思い。最後には残らず今井の大ファンになってくれている。
那覇安里
(那覇・安里での大盛況)

 この夜の那覇も猛暑と強烈な湿気であって、考えてみればフィリピン沖にスーパー台風が1つ、グルグル渦を巻いていたのである。沖縄からフィリピン、沖縄から台湾、その距離は我々が想像するよりずっと近くて、那覇の空港から台北まで、ヒコーキに乗ればホンの1時間で着く。

「日本の真ん中は東京だろうけれども、アジアの真ん中は沖縄だ」と、塾長は繰り返すのだが、まさにその通り。ここから鹿児島までの所要時間と、ここから台北までの所要時間がほぼいっしょということになれば、沖縄の若者たちの視野がよりグローバルになるのも当然だ。

 ついでに言えば、那覇−東京の距離は、那覇−マニラ、那覇−ハノイ、那覇−ホーチミン、それとほとんど同じである。確かに今ワタクシはアジアの真ん中にいるのであって、この夜の懇親会はマコトに美味しい中国料理なのであった。

 店の名前は「燕郷房」。那覇一番の人気店であって、今や予約が取れないことでも有名だ。見るからに高級店な感じの店構えであるが、餃子、春巻き、麻婆豆腐、ごくありふれた料理が旨い。麻婆の辛さは天下一品であって、これじゃチャーハンが旨すぎるじゃないか。
大分
(沖縄で放送されていたNHK大分支局制作「あなたはなんでこのムラに?」。タイトル、ちょいとパクリ過ぎじゃあーりませんか)

 こうして、2泊3日の沖縄の旅は全て終了である。本来、ワタクシのバイタリティをすれば、翌22日も沖縄を目いっぱい満喫したい所である。宮古島とか渡嘉敷島とか、そういう離島にも行ける。離島というほど離れてはいないが、久高島にも近いうちもう一度行きたいのである。

 つい10時間前まで今帰仁城から眺めていた伊是名島・伊平屋島も、時間があればどうしても行ってみたい。運天の港からフェリーに乗れば、たった1時間で島に着く。もっと旅がしたくてしたくてたまらない。東京行き20時の最終便まで、ナンボでも時間はあるのである。

 ところが諸君、マコトに残念なことに、22日の今井君は、13時のヒコーキに乗らなければならない。那覇13時発、東京羽田着15時半。そのスケジュールでは、とても観光どころではない。11時にはもうホテルをチェックアウトして、空港に向かわなくちゃいけない。

 ま、いいか。空港で中華料理のランチでもして行こう。昨夜の麻婆豆腐があんまり旨かったので、この日のワタクシはほぼ麻婆中毒。「意地でも麻婆が食べたいよ」であって、タクシーの中でもウワゴトのように「麻婆」「麻婆」と呟き続けたのである。
メロン
(埼玉県大宮でいただいたメロン。エメラルド色も鮮やか、超おいしゅーございました)

 しかし、うーん、悲しいじゃないか。いつもはガラガラの中華料理屋が、この日に限って「満席」の掲示をデカデカと出している。なんてこった、日本の旅行会社がまとめて席を予約したらしくて、団体ツアーのジーサマ&バーサマが列をなし、完全に店を占拠してしまっている。

 今井君としては、空港の店ではこういうことをしないでほしいのだ。「旅行会社が団体ツアーで占拠」、そういうのはもっと街中の大規模店でするべきであって、空港の店はあくまで搭乗前の忙しい人々のために席を置けておくのがエチケットなんじゃないのかね。

 こうして諸君、「麻婆が食べたいよ」と頭から湯気をあげていたワタクシは、「満席」の掲示をギュッと睨みつけたわけであるが、いくら睨みつけたって、どうにもなるわけではない。

 致し方ない。別の店で「盛り蕎麦&かつ重セット」といういかにもデップリ太りそうなメニューを選び、セットものにしては異様に大量に盛られた盛り蕎麦に辟易しながら、ヒコーキの時間を待ったのである。
大宮1
(埼玉県大宮の大盛況 1)

 どうしてこんなに急ぐかと言えば、今夜は19時半から埼玉県大宮でお仕事があるのだ。羽田15時半、羽田から大宮行きのリムジンバスに乗る予定。どんなに渋滞に巻き込まれても、大宮まで2時間はかからないだろう。「予定到着時刻17時半。よっしゃ」というわけであった。

 ヒコーキの機内は諸君、たいへんな数の女子高生で埋まった。プレミアムクラス以外、全席ほぼ女子高生である。いやはや、何とも景気のいいこった。

 山梨だったか栃木だったか、引率の先生が「羽田からさらにバスで2時間半」と言っていたから、そのあたりの女子高と思われるが、こんな大勢で沖縄にビューンとは、むかしから考えたら考えられない贅沢である。

 だって諸君、今井君が高校生の頃なんか、修学旅行は5泊6日、京都&奈良でござったよ。11月末の冷たい雨に降られて、お寺巡りはマコトに地味でござったよ。沖縄まで数百名の女子高生がヒコーキでビューン、それなのに「景気回復はサッパリ実感できませんね、ははは」ということもないと思うがね。

 もっとも、景気が回復したせいか、首都圏の渋滞がまたまたぐんぐん激しくなってくるような気がする。昨年3月の中央環状線開通以来、驚くほどスムーズになっていた首都高であるが、このごろは特に土曜日の渋滞がひどいように思う。
大宮2
(埼玉県大宮の大盛況 2)

 この日がまさにその土曜日である。16時の大宮行きリムジンバスに乗ったまではよかったが、羽田を出てすぐに渋滞につかまり、「迂回路の入ります」とアナウンス。ところがその迂回路がまたひどい渋滞で、池袋を抜けるまで1時間以上かかってしまった。

 スムーズだったのは、板橋から大宮の手前まで。高速を降りてから再び渋滞が始まり、大宮に着いたのは18時半である。うぉ、ギリギリまで追いつめられた感がある。ヒコーキが2時間半、バスも2時間半、合計5時間の移動で、さすがの今井君も声が出ないほど疲れ果てた。

 この状況で、何よりも嬉しいのは超満員の大盛況である。駅前雑居ビルの一室に集まってくれたのは、高1と高2に限定して約170名。お馴染み「湯気が濛々」「酸欠覚悟」「のっけから大爆笑でジュッと熱々」「熱々すぎてクーラーもききません」という状況。こりゃ嬉しいですな。

 もう1つ嬉しかったのが、今日3枚目の写真に示したメロンのケーキ。あまりに鮮やかなエメラルド色に、ふと沖縄・古宇利島の海を思い出したけれども、それ以外のものをいろいろ思い出さないうちに、ペロリと平らげてしまった。

 ケーキとは言うものの、余計な要素を全て排除したマコトにシンプルなスタイル。要するに「メロンのみ」であって、おお、こりゃ間違いなく最高のお・も・て・な・しなのであった。

1E(Cd) AZERBAIJAN Traditional Music
2E(Cd) John Dankworth:MOVIES ’N’ ME
3E(Cd) Duke Ellington: THE ELLINGTON SUITES
4E(Cd) Bill Evans Trio:WALTZ FOR DEBBY
5E(Cd) Anastasia:SOUVENIR DE MOSCOW
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