Sun 160821 祝♡3000回/ネコたちに感謝/来し方行く末/カウントダウン653を開始 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 160821 祝♡3000回/ネコたちに感謝/来し方行く末/カウントダウン653を開始

 さて諸君、今日が3000回目である。まずはマコトにおめでたい。あんまりおめでたいものだから、ついついお昼までグッスリ眠ってしまった。シチリア帰りの時差ボケで、まだ心も肉体も冬眠直後のクマとおんなじだ。

 3000回のほとんどの原稿が、A4版で3枚を超える分量だ。ということは諸君、すでに10000枚分、200ページの文庫本に換算すれば、見事に100冊を書き上げたことになる。

 こりゃ平成の「甲子夜話」、21世紀の「耳袋」、歴史に残る偉業と言ってもおかしくない。国民栄誉賞はムリとしても、サトイモ文化賞とかクマどん名誉勲章ぐらい、十分いただいてかまわない気がする。分量だけではない。まずはなかなかのクオリティも、確保してきた自信がある。

 何と言っても、「生きながらえてきた」という事実が素晴らしい。書きはじめて8年、「10年続ける」と大言壮語したけれども、8年前に一番危惧したのは、何よりもまず「ホントに10年生き延びられるのか」と言うことであった。

 まず、ちゃんとこうして今も息をしながら書いている。水も飲めば酒も飲み、国内も国外ものしのし元気に歩き回っている。ウナギも食えば蕎麦もすすり、パスタもステーキも、ムールも牡蠣も、かまわずワシワシ貪り続けている。
なでしこ
(なでしこに感謝。なでしこ忌がもうすぐやってくる)

「生き延びた」については、仕事のことも含んでいて、8年前の今井君は「講師として10年生き延びられるか」ということも危惧していた。若者相手の人気商売だ。中年になってオヒゲに白髪が混じり、ヒタイにシワも増えてくれば、よほどのことがない限り、人気は次第に低下する。

 やっぱり誰だって、カッコいいオニーチャン先生のほうがいいじゃないか。ドラマやマンガで描かれるのも、「若く型破りな講師が赴任してきた」という世界。「普通の中年、型通りの講師」である今井君が、10年後まで人気を保てるかどうかだって、不安だったのは当然だ。

 ところが諸君、別に自慢するわけであるが、今井君の人気はちっとも衰えない♡ もちろんあくまで冗談で言うのだけれども、ますます超人気講師♡の道を突き進み、他を圧倒する勢い♡ 余りの人気に、かつての「3大予備校」の一角が崩れたほどだ♨ なかなか「ムフフな世界」である。

 こうしてワタクシは、文字通りにも&仕事面でも見事に「生き延びた」のであって、「10年続ける」と宣言した残り652回も、どうやらビンビンに生き延びていけそうだ。10年目の最終回 ☞ 3652回目を迎えるのは、2018年6月。残り1年10ヶ月ほど、ますます激しく驀進を続けたい。
にゃごろわ
(ニャゴロワに感謝。ますます優雅なネコになった)

 こういう区切りに差し掛かると、なぜか必ず「誰に一番感謝しますか?」「誰に伝えたいですか?」という質問が飛ぶ。感謝するのに「1番」も「2番」もないようなものであるが、ワタクシの場合はもちろんまず読者諸君、支えてくれた人々、とりあえず優等生的なアンサーはそれである。

 しかしそれはそれとして、ごく正直なファイナルアンサーも吐露してしまえば、なでしことニャゴロワ、この2匹なしには3000回達成はなかった。そもそもこのブログを始めたキッカケが、表紙右側に提示してきたなでしこの写真4枚である。まるで4コママンガみたいななでしこの表情に癒され続けた。

 なでしこが天国に旅立ったのが、昨年10月20日の夕暮れ。あと1ヶ月で「なでしこ忌」がやってくる。小さくて優しいシマシマ君にも「3000回、とりあえず書き続けたよ」「残り600回ちょいに迫ったよ」と報告したいと思う。

 一方のニャゴロワは、相棒の死でひとりぼっちになってしまったけれども、優雅な純白のカラダを揺すりながら、今日も美しく駆け回っている。彼女の明るいソプラノを聞きながら、ワタクシは日々書き続けたのである。ネコ2匹に心から感謝する。
蒲焼き
(3000回記念・小祝賀会は西麻布の高級うなぎ屋で。かばやき、おいしゅーございました)

 しかし諸君、「来し方&行く末」と言うコトバがあって、「来し方」つまり過去を振り返ってウットリと目を閉じた後は、必ず「行く末」を思ってビシッと姿勢を正さなければならない。

 つまり「これからどうするか」である。3000回を書ききって、残りはわずかに652回。そろそろ全3652回を書き上げたらその後どうするかを考え、ハッキリ心を決めておくべき時期である。

 まず、① きっぱりと完全にヤメにするという方向性。10年と言って始めたんだからキッパリと10年、そこで潔く全てをヤメにして、12000枚書き上げたブログを閉鎖してしまうこと。確かにブログという世界全体の旗色の悪さを考えると、「店じまい」の準備をするのも悪くない。

 しかし諸君、何もそこまで総撤退&総退却にこだわることもない気もする。実際の日付と名目上の日付が約20日ズレたまま書き続けてきて、「10年」の終了見込みは、2018年6月26日。ちょうど今井君の誕生日に当たるが、誕生日に総撤退だなんて、寂しすぎるじゃないか。

 そこで考えられるのが、② 継続。「10年続ける」という宣言は、「10年経過したらヤメます」という宣言ではない。「とりあえず10年続けるが、もちろんその後も延々と継続します」という意味にもとれるはずだ。無期限で継続し、イヤになるまで書き続けるという方向もアリだ。

 しかし、それではワタクシが疲弊しかねない。今はいくら書いてもちっとも疲れないが、外国旅行の最中も休まず、連日連夜こんなにたくさん書いていると、そのうちグロッキー状態に落ち込む可能性だってある。
白焼き
(しらやき、たいへんおいしゅーございました)

 何より心配なのは、ネタの欠乏である。出来る限り「カブリ」がないように、「その話、以前に読んだことがありますよ♨」と言われないように、可能な限り新鮮なネタを用意し続けるのは、中年オジサマになればなるほど困難になってくるだろう。

 そりゃブログ運営会社の「ブログネタ」とか「ムチャブリお題」「お題スロット」とかに頼って書き続けるのも悪くはない。しかしそれではワタクシのプライドに関わるので、それぐらいなら①「キッパリとヤメにする」の道を選ぶほうがいい。

 しかしその一方で、「ネタの問題があるからこそ、今のワタクシの異様とも言える積極性がある」とも言えるのである。国内ならどこにでもイソイソお仕事に出かけるし、ちょっとでも休暇がとれればビュンビュン世界を飛び回る。

「書くに値する日々を過ごさなきゃ」みたいな、若干恥ずかしい話であるが、もしこれを書くのをヤメにしてしまったら、この積極性も消滅してしまわないか。世界を飛び回るのをヤメにして、オウチの回りをちびちび歩き回るだけの、マコトに寂しいオジサマになっちゃうんじゃないか。
肝焼き
(きもやき、とってもおいしゅーございました)

 そこで③「日刊をやめて週刊にする」という選択肢が浮上する。2012年6月27日以降、すでに4年以上にわたって1日も更新を休んだことがない。地球の裏側にいるときでも、日付変更線を跨いでいるときでも、1回も休まない。それを週刊に変更すれば、しんどさは軽減されるだろう。

 横綱白鵬は「月刊」である。さすがに月刊では間が空きすぎるから、隔週刊、つまり2週間に1回という手もある。むかしむかし情報誌「ぴあ」は「隔週金曜日」をやっていた。さらに頻度を高めて週刊、または「月・水・金刊」。「不定期刊」というヤケッパチなのもありうるだろう。

 ま、そのへんのことはジワジワ考えていくことにして、2018年6月26日の最終回に向け、今日からこっそりカウントダウンを始める。今日がカウントダウン653。「あと100回」に迫った頃から、タイトル欄に掲示する。再来年の3月ごろのことである。

 そのころ、読者諸君はどこで何をしていらっしゃるだろう。高2生は大学の合格通知が届く頃。大学生は卒業式の頃。就職して数年、早くも転職を考えている諸君だっているだろうし、転勤で外国暮らし ☞ 地球の裏側のどこかの街で「おお、カウントダウンが始まったな」とニヤニヤする人もいるはずだ。

 ふと、「大祝賀会」のことを夢見たりもする。だって3652回、最終的には文庫本換算で12000ページを書き上げることになる。固定愛読者の数もビックリするほどになっている。大祝賀会ぐらい夢見たって、十分に許してもらえるはずだ。

1E(Cd) Incognito:LIFE, STRANGER THAN FICTION
2E(Cd) Incognito:FUTURE REMIXED
3E(Cd) Incognito:ADVENTURES IN BLACK SUNSHINE
4E(Cd) Incognito:WHO NEEDS LOVE
5E(Cd) Incognito:NO TIME LIKE THE FUTURE
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