Sun 160522 ミルフィーユとミルクレープ 新宿の大盛況 筋肉痛になっちゃうぞ | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 160522 ミルフィーユとミルクレープ 新宿の大盛況 筋肉痛になっちゃうぞ

 ワタクシは一介の予備校講師であって、エラそうに政治向きの発言をするほどの知恵も能力も資格もないが、「今夜は居酒屋で、オジサマたちの議論がさぞかし盛り上がるだろう」ぐらいの予測はつく。

 あれほど立派な経歴を重ね、ホンの7~8年前までは「次の総理大臣に相応しい人」のトップに顔を出していたオカタである。元は東京大学の助教授で、変に政治なんかに色気を出さなかったら、今ごろは日本の政治学のリーダー格になっていたはずの知能の持ち主。今回のことはマコトに残念である。

 経歴を見ても能力を考えても、この1ヶ月の凋落ぶりは、ご本人自身まさにスーパー悪夢であって、「ふと目が覚めれば全てが終わっているんじゃないか」と、来る日も来る日も脂汗を拭いながら、激烈な苦悩の中を生きていらっしゃるに違いない。

「さて、これで選挙になりますぞえ」である。日本中どこでもオジサマたちの飲み会の語尾は、「飲みにいきますぞえ」「水不足になりますぞえ」「新聞テレビの大騒ぎは続きますぞえ」「政権には打撃になりますぞえ」と、やたらに「ますぞえ」「ますぞえ」の連呼が続くだろう。

 しかし諸君、確かに身から出たサビとは言え、たった1人の白髪のオジサマに、1億人が集中砲火を浴びせるのは、そろそろ終わりにしてあげたいなと思うのである。辞任したんだ。これ以上の追及は、追及のお得意な専門家に任せて、我々はそろそろビシッと前を向いた方がいいんじゃないか。
ケーキ1
(新宿校で、ミルフィーユをいただいた。後に「これはミルフィーユじゃない。ミルクレープだ」との指摘があった。いやはや、世の中は難しい)

 6月13日、1日中いかにも梅雨らしいジメジメした雨が降り続いた。ワタクシは夕暮れから新宿へ。新宿西口で今や最も目立っているのは、間違いなく我々の新宿校である。「何でこんなに目立つんだろう?」と、首を傾げたくなるぐらい、思い切りギュッと目立っている。

 今や我々は「合格実績、日本一」なのである。確かに諸君、750名に近い東京大学♡現役合格は、間違いなく「日本一」なのであって、イヌ・サル・キジを引き連れた桃太郎どんでさえ、数字で示されたされた我々の日本一に太刀打ちするのは困難なんじゃないか。

 日本一の合格実績を誇る我々の、人気CMのトップを飾るのがこのワタクシである。こんなクマみたいなヤツでいいの? サトイモみたいなキウィみたいな、アオバズクっぽいオジサンが、日本一の予備校のCMトップバッターに起用されてていいの? 自分ながらそういう疑念に苛まれたりする。
ケーキ2
(軍艦型ミルクレープ)

 しかし諸君、やっぱりトップバッターには、このオジサンが一番いいのだ。一昨年のCMでのワタクシの一言は、「奇跡なんか、起こさなくていいから。その代わりどんどんやろうぜ」だった。

  W杯サッカーのハーフタイム直前、実況アナが「日本、奇跡を起こしてくれ!!」「ミラクルは必ず起きる!!」と絶叫した直後に、今井君が颯爽と登場、「奇跡なんか、起こさなくていいから」「その代わり、どんどん行こう」と喝破した。

 一歩&一歩、着実に前進。1日1日、たゆまぬ努力を継続。「奇跡は、その先にしかない」と喝破した今井君の勇姿は、誰にも反論できないオトナの魅力に溢れていたじゃないか♡

 昨年のCMでも、今井君は敢然と日本の受験英語に挑戦した。「これから世界に出て、その英語が使えんのか?」と問いかけるクマ助の勇姿。トリビア紹介に終始し「アメリカ人も知らないんだ」「オレだけが知っている」みたいなツマラン発言を繰り返すセンセたちへの、強烈な反論になっていたはずだ。
新宿1
(新宿の大盛況 1)

 そして今年の「ミルフィーユ」だ。「単語・文法。音読。単語・文法。音読。ミルフィーユみたいに...」という落ち着いた発言と、マコトに分かりやすいジェスチャー。いやはや、超ベテラン今井クマ助に相応しい、アオバズクっぽい穏やかな表情。素晴らしい、全く素晴らしい。

 あんまり素晴しいので、講師控え室でもミルフィーユが登場するようになった。新宿の控え室で出していただいたのが、今日の写真1枚目&2枚目のミルフィーユ。ダイエット中にも関わらず、1人でペロリと平らげた。

「新宿 ミルフィーユ」でググると、この店のミルフィーユが1番に出てくるんだそうな。ナルホド、こりゃ旨い。おいしゅーございました。晩ゴハンもいらないほど、ポンポンはパンパンの満腹になりました。

 ただし諸君、世間には難しいヒトも多くいますぞえ。油断していたら、「それはミルフィーユではありません」と、ニヤニヤする御仁が現れた。「写真から判断するに、それはミルクレープ。ミルフィーユとは別物です」とのこと。うぉ、お菓子の世界も、何とも難しいでござるね。

 しかし諸君、今井君はミルフィーユでもミルクレープでも、どちらでも大満足だ。今や人生の大ベテランであるワタクシは、何でもかんでも楽しくて、何でもかんでも美味しくて、何でもかんでも大満足。ガハガハ笑って日々を過ごしているので、眉間にシワを寄せるような不幸な事件は何1つ起こらない。
新宿2
(新宿の大盛況 2)

 ビックリするほど生徒がたくさん集まってくれるのも、きっとワタクシがこうして熱く笑い続けているからに違いない。笑う門には福がくるので、諸君、難しい顔で難しい不服ばかり並べていないで、とりあえずガハガハ笑ってみたまえ。鈴木福くんは来てくれなくても、福そのものはナンボでも集まってくる。

 新宿での公開授業は、19時開始、出席者205名。我々の誇る新宿校の大教室が満員だ。昨年もこの時期に公開授業を実施して、「生徒数は200%増加しました」という報告を受けている。ガハガハの効果はテキメンなのだ。

 今井君は成績優秀者ばかりが好きなわけではないし、「優秀者が多いから嬉しい」ということもない。成績が上がらずに苦労している生徒、いくら努力しても力がつかないで困り果てている諸君、むしろそういう若者たちを苦悩から解放して差し上げたい。

 しかしとりあえず6月13日の出席者一覧を眺める限り、成績優秀者が多く集まったことは事実である。週刊誌なんかが「御三家」と騒ぎ立てる中高一貫校のヒトだけでも、205名中に40人もいらっしゃる。私立国公立超有名高校だけで、出席者の2/3を占める状況。おお、さすがミルフィーユおじさんだ。
語る今井君
(熱く語るミルフィーユおじさん)

 使用したテキストは、「Cタイプ」。基礎基本の英作文と文法問題を7問、選りすぐったテキストである。「カンタン♡」「カンタン♡」「カンタン過ぎる♨」とニヤニヤ笑っていた生徒諸君の95%が、冒頭の1問で誤答を選ぶように、深謀遠慮の仕掛けが凝らされている。基礎基本は、そんなにナマ易しくないのだ。

 1問目で、「幼児のコミュニケーション」と「オトナのコミュニケーション」の違いをイヤというほど味わった出席者は、ググッと前に乗り出してくる。ま、それ以上のことは企業秘密であるから、ここにはとりあえず書かないでおく。

 自分の欲望と欲求をストレートに他者に突きつけるのが幼児の特徴。学校では「イイタイコトを強調して発音するんだ」と教えられるが、果たしてそんな幼児的コミュニケーションでいいのか、他者を思いやる姿勢がなければオトナになれないんじゃないか。冒頭でイマイが指摘するのは、そこなのだ。

 というわけで、冒頭から生徒諸君は熱くメモをとり始める。メモをとりすぎて腕が筋肉痛になる、爆笑しすぎて腹筋も背筋も筋肉痛に悩まされる、そういう濃厚&濃密な集中こそが今井の授業の目標。腕組みをして見ているだけじゃ、誰だって眠くなっちゃうじゃないか。

1E(Cd) Carmina Quartet:HAYDN/THE SEVEN LAST WORDS OF OUR SAVIOUR ON THE CROSS
2E(Cd) Bruns & Ishay:FAURÉ/COMPLETE WORKS FOR CELLO AND PIANO
3E(Cd) Carmina Quartet:HAYDN/THE SEVEN LAST WORDS OF OUR SAVIOUR ON THE CROSS
4E(Cd) Bruns & Ishay:FAURÉ/COMPLETE WORKS FOR CELLO AND PIANO
5E(Cd) Carmina Quartet:HAYDN/THE SEVEN LAST WORDS OF OUR SAVIOUR ON THE CROSS
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