Sun 160221 弥生の福岡 ☞ 黒田節 700名の大盛況に狂喜乱舞 夜の博多は大混乱 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Sun 160221 弥生の福岡 ☞ 黒田節 700名の大盛況に狂喜乱舞 夜の博多は大混乱

 やっぱりそうだ。3月12日は「大安」だったのである。春3月、空は青くうらうらと晴れた。冬型の気圧配置になって風は冷たいけれども、絶好の披露宴日和である。

 長崎「花月」でも、「12日は大きな披露宴があって、大広間で新郎新婦が餅つきをします」と言っていたが、九州全域どこのホテルも超満員。ジーサマもオジサマも昼から焼酎飲み放題、今日ばかりはバーサマにも奥方にも叱られず、いくら酔っぱらっても許される。

 昔から福岡の人は、焼酎よりも日本酒が好きのようだ。「九州なのに日本海側」というこの県は、九州の中で少し特異な存在。披露宴に集まったジーサマ&オジサマは、みんなグビグビ日本酒をあおる。

 何しろ「黒田節」のモト黒田藩だ。
  酒は呑め呑め 呑むならば 
  ヒノモト一のこの槍を 
  呑み取るほどに呑むならば 
  これぞマコトの黒田武士
全日本第一位の槍を飲み干しちゃう恐るべき勢いで、樽のお酒もどんどんなくなっていく。
福岡1
(福岡・修猷館前校舎、700名のウルトラ大盛況 1)

 諸君、黒田節の歌詞・3番を知っとーと? つまり、知っておるかね?
  春の弥生の あけぼのに
  四方の山辺を 見わたせば
  花のさかりも 白雲の
  かからぬ峰こそ なかりけれ

 今日は春3月、弥生も盛りの晴れの日だ。まだ北風が吹いて、四方の山辺も花の盛りには至っていないが、何しろ大安でござる。マコトにおめでたい。

 長崎からの特急「かもめ」は、途中の佐賀から超満員。博多ではおそらく結婚式&披露宴が目白押し。どこのホテルも満員で、滅多なことで部屋が予約できる状況ではない。

 3世代とか4世代とか、たいへんな大家族がまとまって宿泊するから、ホテルの廊下にまで人が溢れ出てワイワイ&ガヤガヤ、とても落ち着いてお昼寝なんか出来ない。

 一週間の長い出張旅行の3日目、ちょうどワイシャツが足りなくなった所だったので、博多駅前の阪急デパートで新しいワイシャツを3枚購入した。

 こういう時に高級なブランド物なんか買って贅沢するのは、要するに贅沢の極みなのであって、むしろワタクシは「平場で一番」主義。あくまで経験則に過ぎないが、下手なブランド物よりも「平場で一番」の安いワイシャツのほうが、質もコスパも圧倒的に勝ることが多い。
体育館
(会場は、高校の体育館。これほどの大会場がホントに満員になるのか、少なからず不安である)

 さて、買ったばかりの新しいワイシャツに腕を通し、披露宴の始まる前から早くも酔っぱらっている九州のオジサマ連を掻き分け&掻き分け、今日の公開授業に向かう。今日は約700名が出席する大規模なお仕事。披露宴の新郎にも増して、今井君の心はカッカと燃え立っている。

 さすがに700名規模のお仕事は、一年に3回あるかないかという頻度。昨年は9月に熊本で600名、その翌々日に金沢で800名、そういう大仕事が連続したけれども、今年は今日の700名が大仕事初めである。

 諸君、今井君は聞いてくれる人が多ければ多いほど盛り上がるタイプだ。補助椅子が出ようが、立ち見が出ようが、ちっとも構わない。どんどん集まってくれたまえ。開催する側の皆さんは、遠慮せずにどんどん人を呼んでくれたまえ。絶対にガッカリさせない仕事をしてご覧に入れる。

 3月12日の主催は「英進館・修猷館前校」。ヤフードームの左中間に大きな広告が出ているから、「英進館」を知らない人はいないだろう。九州きっての名門塾であり、合格実績もマコトに目覚ましい。

 その英進館でも「修猷館前」となると、やっぱり意気込みも強烈なものがある。福岡県立で1番の名門が修猷館高校。黒田藩の藩校から続くウルトラ名門であって、修猷館にさえ合格すれば、何となくそのまま九州大学にストレートで行けそうな雰囲気さえある。
福岡2
(福岡・修猷館前校舎、700名のウルトラ大盛況 2)

 もちろん話はそんなに安易ではないので、名門・修猷館も最近の進学実績を見ると「うーん」な世界。東京大学20名ほど、九州大学は100名超であるが、これは浪人を含めた数字であって、「現役合格」となると数字はグッとシュリンクする。

 修猷館のライバルは、「福岡県立」なら筑紫丘と福岡高校。国立&私立なら久留米大付設とラサール。うにゃにゃ、九州は受験の世界もマコトに熱いのであるが、高校に合格した所でふんぞり返ってちゃダメなのであって、どんどん&バリバリ努力を続けなきゃならない。

 そこで今日の弥生の大安の良き日、今井君のお仕事は高校受験を終えたばかりの中3生諸君に向け、「遠慮せずにバリバリ努力を継続しなさい」と熱く語りかけることなのである。

 これはボクチンにとってまさにうってつけのお仕事だ。私自身、中3までは県内順位5番から落ちたことは一度もない。まあウルトラ優秀中3生だった。しかし諸君、高校合格から先、マジメに勉強した記憶はタダの一度もない。

 まさに「しくじり先生」もいいところであって、15歳、高校受験を終えたばかりの諸君に今井君の轍を踏まないように熱弁を振るうのは、人生 ☞ 失敗続きだったワタクシの義務というか、むしろ最も相応しい天職であるように思うのだ。
九女
(会場は、モト「九州女子高校」の体育館。ソフトボール・上野由岐子投手の母校である)

 会場は、ある私立高校の体育館。「福岡大学付属若葉高校」であるが、改名前は「九州女子高校」。ソフトボール・上野由岐子投手の出身校だ。2008年北京オリンピックで金メダルを獲得できたのも、神を思わせる上野の力投があったからこそである。

 体育館に700名が続々と集まってくる気配を感じつつ、ワタクシは控え室 ☞ 体育教官室でジッと開会を待った。「ホントに700名も集まってくれるんだろうか」「始まってみたら、ガラガラなんじゃないか」。こういう大規模イベントの前は、いつも同じ不安に苛まれるのである。

 17時半、公開授業開始。若干の遅刻者がいたけれども、10分経過の段階で会場はカンペキに満員になった。ただし、こりゃ寒い。冬型の気圧配置で気温がグングン下がる夕暮れ、出席者全員に一個ずつホッカイロを配ったりしたけれども、さすがに広大な体育館では、なかなか気温は上がってくれない。

 それでも諸君、700人全員の熱い大爆笑は、100分間一度も止むことがなかった。クマ助が熱く語りまくれば、早春の夕暮れの体育館の冷気も、グワラン&グワランな体育館独特の反響も、要するに「一切カンケーネー♡」。スタッフの皆様に、感謝&感謝、大感謝である。
ふくの牛
(祝勝会は、「ふくの牛」。伊万里牛を思い切り焼いて貪った)

 終了後、大濠公園近くの焼き肉店にて、オジサマ4名の大祝勝会。焼いたのは佐賀の伊万里牛である。厚切りタン、おいしゅーございました。希少部位 ☞ ザブトン、おいしゅーございました。佐賀のオコメもマコトにおいしゅーございました。

 ホテルに戻ったのは、午後10時過ぎ。ANAクラウンプラザホテルであるが、いやはや、披露宴帰りのジーサマ&オジサマは、もうみんなグデングデンで、ホテルロビーは大混乱に陥っている。

 ホテルエントランスの前に、大っきなGEROの輪を2つも3つも発見。GERO輪の上に、さらに別のGERO輪が重なって、うぉ、これはさすがに見苦しい。楽しく酔っぱらうのはいいけれども、諸君、GEROを吐くまで酔っぱらうのはヤメにしたまえ。

 自分の限度を知ること。ワタクシは日本酒の限度「6合」を常に認識し、7合目をめざすのは、自らに厳しく禁止している。そのぐらいの自制が出来ないうちは、20歳を過ぎても飲酒は慎まなければイカンぜよ。

1E(Cd) Larry Carlton:FINGERPRINTS
2E(Cd) Larry Carlton:DEEP INTO IT
3E(Cd) Luther Vandross:DANCE WITH MY FATHER
6D(DMv) 廃市
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