Sun 160110 東京 ⇔ 仙台2往復 入学式までの2ヶ月が大切 グリーン車もパンパンだ
東 京⇔ 仙台間を1日のうちに2往復するとなると(スミマセン、昨日の続きです)、やっぱり最速の「はやぶさ」に乗りたい。それも、出来れば東京6時半発の「はやぶさ1号」がいい。
となると、あんまりギリギリで走り回るのはイヤだから、オウチを出るのは5時半ということになる。昨夜ワタクシが熊谷から帰り着いたのは午前1時すぎ。ネグラにもぐりこんだのは午前2時半。睡眠2時間ちょいのネムネムグマは、日の出前のまだ暗い住宅街にさまよい出た。
考えてみるに、2月1日の朝なのである。東京&横浜地区の中学入試が始まる日であって、早朝の駅にはパパ&息子、ママ&娘、そういう親子連れの姿がチラホラしている。開成&麻布に、桜蔭&女子学院、きっとそういうヤンゴトナキ中学受験に向かうんだろう。
「5時半とはずいぶん早いですね」であるが、中学受験は「塾の花」なのだ。大手の学習塾なら、早朝からいったん塾に集まって、壮行会やらオマモリ授与式やらテンコモリ。職員の歓声なり歓呼の歌なりで小6生を送り出す。
(新青森行き・はやぶさ1号、グリーン車に乗り込んだ)
このワタクシも、むかし&むかし大昔、埼玉県の塾でバイト気分で働いていた時に、受験の小6生に1日中付き添った経験がある。たった12歳で受験だなんて、何だか厳しすぎて可哀想だが、当の本人たちはピンピンに張りつめ、パンパンに張り切って出かけていく。
あのときワタクシが付き添ってあげた小6生たちも、考えてみるとすでにそろそろ親の立場になって、今日あたり自分の息子や娘に「緊張するんじゃないぞ」とか「全力を尽くせ」とか、その種のコトバをかけている可能性もある。
実際には「全力を尽くせ」というアドバイスほどバカバカしいものはなくて、そんなこと言われなくても全力は尽くすし、「緊張するな」と言っている親のほうがコドモよりずっと緊張しているのであるが、そういう初々しい親子の姿を早朝の駅で眺めていると、ふと初詣の朝よりもウキウキしてくる。
電車の中も、塾の激励ポスターがいっぱいだ。「がんばれ中学受験生」みたいなシンプルなのもあれば、この1年の思い出をかきたてて感動と感激に誘うような手の込んだのもある。みんなが受験に夢中になれる平和な世の中に感謝&感謝である。
(新幹線グリーン車回数券。6枚綴り85000円也)
あれが2月1日のこと。今日はもう2月3日だ。中学入試は決着がつくのがマコトに早いから、1日の受験校は2日の朝に発表、2日に受験した中学は3日の朝に結果が発表になる。
ということは、今ごろほとんどみんなの合否が判明して、喜びに飛び跳ねる者、悲嘆に耐えきれず号泣して崩れ落ちる者、悲と喜のギャップがあまりに強烈で、塾の先生方もどうしていいか分からなくなってしまう。
かく言うワタクシは、いつの間にか全国の塾&予備校講師の親玉みたいな存在になっちゃった。親玉君としては、「悲」のほうの諸君がいとおしくてならない。秘かに「リベンジ!!」と叫び、ポケットの中でコブシをギュッと固める、その熱く激しい気持ちを大切にしたまえ。
リベンジは、6年後。もちろん「3年後」という短いスパンでのリベンジ計画もいいが、ワタクシはあくまで大学受験の世界での親玉君なのであるから、いま12歳の諸君にも大学受験でのリベンジを考えてほしいのだ。
その場合、入学式までの2ヶ月=60日が極めて重要である。進学先の中学で、まずは「英語エース」を目指すこと。英語エースないし英語スターになるには、入学式までに中学英語なんか最後まで終わっちゃうぐらいの迫力がほしい。
今やネイティブさんによる発音教材なんか、いくらでも簡単に手に入る。英文法をどんどん勉強し、ネイティブの発音も2ヶ月聞きまくって、「中学英語はもう卒業です」とニッコリ笑いながら入学式に向かうぐらいがいい。
そういう勇姿を眺めれば、今は落胆の真っただ中にいるパパもママも、「アイツも大したヤツになった」「むしろ受験に失敗してよかったんじゃないか」と、景気よく胸を張るに決まっている。
そして何より本人が勇気と自信に満ちあふれ、「リベンジ」などというチマチマしたことも忘れて、「そんなのは、結果として当然ついてくる」と笑ってウソブクぐらいになっている。
以上の話は、高校受験の諸君も大学受験の諸君も、それどころかシューカツ生だっておんなじだ。「こんな所に来るはずじゃなかった」と、イジけて過ごす時間ほどムダでミジメなものはない。
失敗したら、一瞬で立ち直りたまえ。成功しても、その成功に酔って過ごす時間を出来るだけ短くとどめたまえ。そしてこれから入学式なり入社式なりまでの2ヶ月を、猛然とスパートして過ごしたまえ。
うぉ、何ともエラそうな発言であるが、親玉♨イマイ自身は、以上のアドバイスをしてくれるヒトが身近にいなかったから、2月&3月という大切な2ヶ月を怠惰な「悲」や「喜」にドップリ浸かったまま、何度も浪費してしまった経験の持ち主だ。
さて2月1日、東京駅に到着した頃にやっと夜が明けた。「はやぶさ1号」はもう入線していて、諸君ビックリしなさんな、こんな早い時間の電車なのに、グリーン車はほぼ満員。上野と大宮からも乗り込んでくる人がいて、大宮 ☞ 仙台間は100%満員になった。
いやはや、大繁盛である。というか、そもそもグリーン車が足りないんじゃないか。東海道新幹線なら、全ての列車にグリーン車が3両ついている。一方の東北新幹線は、マトモなグリーン車がたった1両しかない。
確かに、「はやぶさ」に連結される秋田新幹線にもグリーン車はついている。しかしこちらはわずか20席ほどしかないし、座席の幅は普通車と大して違わない。グリーンの名に値しないというか、「まあグリーンのつもり」程度である。
グリーンよりもグレードの高い「グランクラス」というのも1両ついているから、「それを利用すりゃいいじゃないか」というご意見もあるだろう。しかし諸君、たった1時間半のために8000円も払うのは、ちょっとバカバカしくないかい?
グランクラスで出される中途半端なお弁当も、クマ助からみると要するにウザいのである。分量は、普通のお弁当の半分もない。「和」と「洋」から1つを選択するのだが、「洋」なんか、ラップで包んだ小さなサンドイッチが3つと、何故か鶏の唐揚げが、ゴロンと1個入っている。それでおしまいだ。
そんなのを自慢気に配られても、ちっとも嬉しくない。もっと大っきな好みの駅弁を買って、「どれどれ?」「そろそろ食べるかな?」「おやおや、牛肉やわらかいな♡」みたいなほうが、旅は圧倒的に楽しくなる。
というわけで、2月1日朝のクマ助は、パンパンに混雑したグリーン車で仙台まで90分、ジックリ眠っていくことにする。オウチ ☞ 東京 ☞ 仙台 ☞ 長町 ☞ 仙台 ☞ 東京 ☞ 世田谷区経堂、これが午前中のスケジュール。前日は睡眠たった2時間だから、キチンと電車で寝ていかないと、さすがにキツい。
さらに午後のスケジュールは、経堂で1時間あまりの所用を済ませた後、経堂 ☞ 東京 ☞ 仙台 ☞ 長町 ☞ 仙台 ☞ 東京 ☞ オウチの順で移動。「オレはいったい何をやってるんだ?」であるが、スケジュール上、オウチに帰り着くのは夜11時過ぎ。マコトにハードな1日が始まった。
1E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 1/10
2E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 2/10
3E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 3/10
4E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 4/10
5E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 5/10
total m50 y50 d17755
となると、あんまりギリギリで走り回るのはイヤだから、オウチを出るのは5時半ということになる。昨夜ワタクシが熊谷から帰り着いたのは午前1時すぎ。ネグラにもぐりこんだのは午前2時半。睡眠2時間ちょいのネムネムグマは、日の出前のまだ暗い住宅街にさまよい出た。
考えてみるに、2月1日の朝なのである。東京&横浜地区の中学入試が始まる日であって、早朝の駅にはパパ&息子、ママ&娘、そういう親子連れの姿がチラホラしている。開成&麻布に、桜蔭&女子学院、きっとそういうヤンゴトナキ中学受験に向かうんだろう。
「5時半とはずいぶん早いですね」であるが、中学受験は「塾の花」なのだ。大手の学習塾なら、早朝からいったん塾に集まって、壮行会やらオマモリ授与式やらテンコモリ。職員の歓声なり歓呼の歌なりで小6生を送り出す。
(新青森行き・はやぶさ1号、グリーン車に乗り込んだ)
このワタクシも、むかし&むかし大昔、埼玉県の塾でバイト気分で働いていた時に、受験の小6生に1日中付き添った経験がある。たった12歳で受験だなんて、何だか厳しすぎて可哀想だが、当の本人たちはピンピンに張りつめ、パンパンに張り切って出かけていく。
あのときワタクシが付き添ってあげた小6生たちも、考えてみるとすでにそろそろ親の立場になって、今日あたり自分の息子や娘に「緊張するんじゃないぞ」とか「全力を尽くせ」とか、その種のコトバをかけている可能性もある。
実際には「全力を尽くせ」というアドバイスほどバカバカしいものはなくて、そんなこと言われなくても全力は尽くすし、「緊張するな」と言っている親のほうがコドモよりずっと緊張しているのであるが、そういう初々しい親子の姿を早朝の駅で眺めていると、ふと初詣の朝よりもウキウキしてくる。
電車の中も、塾の激励ポスターがいっぱいだ。「がんばれ中学受験生」みたいなシンプルなのもあれば、この1年の思い出をかきたてて感動と感激に誘うような手の込んだのもある。みんなが受験に夢中になれる平和な世の中に感謝&感謝である。
(新幹線グリーン車回数券。6枚綴り85000円也)
あれが2月1日のこと。今日はもう2月3日だ。中学入試は決着がつくのがマコトに早いから、1日の受験校は2日の朝に発表、2日に受験した中学は3日の朝に結果が発表になる。
ということは、今ごろほとんどみんなの合否が判明して、喜びに飛び跳ねる者、悲嘆に耐えきれず号泣して崩れ落ちる者、悲と喜のギャップがあまりに強烈で、塾の先生方もどうしていいか分からなくなってしまう。
かく言うワタクシは、いつの間にか全国の塾&予備校講師の親玉みたいな存在になっちゃった。親玉君としては、「悲」のほうの諸君がいとおしくてならない。秘かに「リベンジ!!」と叫び、ポケットの中でコブシをギュッと固める、その熱く激しい気持ちを大切にしたまえ。
リベンジは、6年後。もちろん「3年後」という短いスパンでのリベンジ計画もいいが、ワタクシはあくまで大学受験の世界での親玉君なのであるから、いま12歳の諸君にも大学受験でのリベンジを考えてほしいのだ。
その場合、入学式までの2ヶ月=60日が極めて重要である。進学先の中学で、まずは「英語エース」を目指すこと。英語エースないし英語スターになるには、入学式までに中学英語なんか最後まで終わっちゃうぐらいの迫力がほしい。
(仙台駅で「牛タンもろみ味噌ジャーキー」を購入。こりゃ旨い。最高だ。旅の友にいいっすな)
今やネイティブさんによる発音教材なんか、いくらでも簡単に手に入る。英文法をどんどん勉強し、ネイティブの発音も2ヶ月聞きまくって、「中学英語はもう卒業です」とニッコリ笑いながら入学式に向かうぐらいがいい。
そういう勇姿を眺めれば、今は落胆の真っただ中にいるパパもママも、「アイツも大したヤツになった」「むしろ受験に失敗してよかったんじゃないか」と、景気よく胸を張るに決まっている。
そして何より本人が勇気と自信に満ちあふれ、「リベンジ」などというチマチマしたことも忘れて、「そんなのは、結果として当然ついてくる」と笑ってウソブクぐらいになっている。
以上の話は、高校受験の諸君も大学受験の諸君も、それどころかシューカツ生だっておんなじだ。「こんな所に来るはずじゃなかった」と、イジけて過ごす時間ほどムダでミジメなものはない。
失敗したら、一瞬で立ち直りたまえ。成功しても、その成功に酔って過ごす時間を出来るだけ短くとどめたまえ。そしてこれから入学式なり入社式なりまでの2ヶ月を、猛然とスパートして過ごしたまえ。
うぉ、何ともエラそうな発言であるが、親玉♨イマイ自身は、以上のアドバイスをしてくれるヒトが身近にいなかったから、2月&3月という大切な2ヶ月を怠惰な「悲」や「喜」にドップリ浸かったまま、何度も浪費してしまった経験の持ち主だ。
(同じく仙台駅で「千日餅」も購入。京都銘菓「阿闍梨餅」とソックリ、思わず「パクリかい?」な感じだが、ずんだ餡とアズキ餡の2種類がある)
さて2月1日、東京駅に到着した頃にやっと夜が明けた。「はやぶさ1号」はもう入線していて、諸君ビックリしなさんな、こんな早い時間の電車なのに、グリーン車はほぼ満員。上野と大宮からも乗り込んでくる人がいて、大宮 ☞ 仙台間は100%満員になった。
いやはや、大繁盛である。というか、そもそもグリーン車が足りないんじゃないか。東海道新幹線なら、全ての列車にグリーン車が3両ついている。一方の東北新幹線は、マトモなグリーン車がたった1両しかない。
確かに、「はやぶさ」に連結される秋田新幹線にもグリーン車はついている。しかしこちらはわずか20席ほどしかないし、座席の幅は普通車と大して違わない。グリーンの名に値しないというか、「まあグリーンのつもり」程度である。
グリーンよりもグレードの高い「グランクラス」というのも1両ついているから、「それを利用すりゃいいじゃないか」というご意見もあるだろう。しかし諸君、たった1時間半のために8000円も払うのは、ちょっとバカバカしくないかい?
(この日2往復目の東京 ☞ 仙台は「はやぶさ」が満席。やむなく併結の「こまち」に乗る。「これが同じ料金なの?」というぐらい狭かった)
グランクラスで出される中途半端なお弁当も、クマ助からみると要するにウザいのである。分量は、普通のお弁当の半分もない。「和」と「洋」から1つを選択するのだが、「洋」なんか、ラップで包んだ小さなサンドイッチが3つと、何故か鶏の唐揚げが、ゴロンと1個入っている。それでおしまいだ。
そんなのを自慢気に配られても、ちっとも嬉しくない。もっと大っきな好みの駅弁を買って、「どれどれ?」「そろそろ食べるかな?」「おやおや、牛肉やわらかいな♡」みたいなほうが、旅は圧倒的に楽しくなる。
というわけで、2月1日朝のクマ助は、パンパンに混雑したグリーン車で仙台まで90分、ジックリ眠っていくことにする。オウチ ☞ 東京 ☞ 仙台 ☞ 長町 ☞ 仙台 ☞ 東京 ☞ 世田谷区経堂、これが午前中のスケジュール。前日は睡眠たった2時間だから、キチンと電車で寝ていかないと、さすがにキツい。
さらに午後のスケジュールは、経堂で1時間あまりの所用を済ませた後、経堂 ☞ 東京 ☞ 仙台 ☞ 長町 ☞ 仙台 ☞ 東京 ☞ オウチの順で移動。「オレはいったい何をやってるんだ?」であるが、スケジュール上、オウチに帰り着くのは夜11時過ぎ。マコトにハードな1日が始まった。
1E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 1/10
2E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 2/10
3E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 3/10
4E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 4/10
5E(Cd) Barenboim:BEETHOVEN/PIANO SONATAS 5/10
total m50 y50 d17755