Tue 160105 新居浜の元気なスタッフ諸君 ジャコ天が旨い 新宿アカシア・極辛カレー | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 160105 新居浜の元気なスタッフ諸君 ジャコ天が旨い 新宿アカシア・極辛カレー

 1月27日、新居浜での祝勝会は、リーガロイヤルホテルからタクシーで10分ほどの焼き肉屋「韓八館」。昨日の記事に写真を掲載した通り、ボリュームたっぷりの焼き肉を5回も6回もオカワリして爆食、いやはやたいへん勇ましい。

 参加メンバーには、3年にわたった産休が明けたばかりのカタもいらっしゃる。男子1人&女子1人、2人の赤ちゃんを立派に育てあげて、職場に復帰されたばかりなのだそうだ。

 マラソンランナーもいらっしゃる。ホントにフルマラソンを完走する人であって、九州大学農学部卒 ☞ 九大大学院にも進学した秀才だ。「今度はホノルルマラソンに参加しますかね」という言葉も、ちっとも冗談じゃないのである。

 公開授業の司会を務めてくれた若者は、「高校生の頃、今井先生の授業をたくさん受けてました」というイケメン君である。ワタクシも授業の最中に「今日の司会はイケメンですね」と2回も3回も繰り返し、場内の喝采を浴びた。

 そりゃ、イケメンにもなろうってもんだ。今井の授業をいっぱい受講して、「授業を受ける」と「授業でウケる」の区別が曖昧になるぐらい大爆笑を繰り返せば、男子はどんどんイケメンになるし、女子はどこまでも賢く美しく成長する♡
鯛飯かどや
(翌日、松山空港で旨い鯛めし屋を発見した)

 そのへんは、まさに厳然とした授業効果なのである。笑えない授業、ちっとも面白くない授業、 眠気を懸命にこらえる授業、ムカつく授業、そういうのをガマンしていくら受けても、美しくもならないしイケメンにもならない。文句タラタラのイジけた日々は、人の人相を凶悪にするものである。

 笑ってナンボ、感激してナンボ。楽しい授業を受け、笑って笑って笑い尽くし、感激と感動を高く高く積み重ね、どんどんいい表情になっていけば、イケメンも美しさも思いのままだ。カッコよくなりたい諸君、今井の授業を選びたまえ♨

 というか、まあ冗談はさておいて、司会のイケメン君とはまた別種のイケメン君が、祝勝会に後から参加した。27歳、中学部のエースである。新居浜や松山では中学部のナマ授業もやっているのだが、新居浜の彼のクラスからは愛媛県の名門・愛光高校に3人も合格者が出た。

 高校進学後は、男子は愛光の寮に入って寮生活をする。女子は寮がないから、何と新居浜から松山まで通学する覚悟でいるのだという。特急で1時間10分の道のり、1両か2両編成の各駅停車だと、片道2時間かかるはずだが、彼女の決意はゆるがないらしい。
虎の尾
(鯛めし屋で、大吟醸「虎の尾」を堪能。この深い色を見てみたまえ、旨いはずだ)

 おお、素晴しいじゃないか。首都圏なら往復3時間4時間の通学も珍しくないが、さすがに愛媛の「予讃線」となると運行本数も少ないし、怠け者のクマ助なんかは考えるだけでメマイがする。

 しかし、南の車窓に石鎚山の勇姿を見上げながらの3年は、「電車の中でやること」さえしっかり決めれば、マコトに豊かな通学時間になりそうだ。どうだろう、「電車の中だけでフランス語をマスターする」みたいなのは。丸3年あれば、決して不可能ではないはずだ。

 加藤周一どんによれば、彼は自宅から東京大学本郷キャンパスに通学する時間だけでラテン語をマスターしちゃったんだそうである。選んだ本は、「ラテン語提要」という薄っぺらい1冊。薄っぺらい1冊にギュッと中身が詰まったヤツを、3度も4度も繰り返して、あの難しいラテン語を頭に入れちゃった。

 そりゃさすがに加藤周一は、頭の構造が違うのだ。渋谷区渋谷金王町出身、東京府立一中 ☞ 一高、東京帝国大学医学部卒、専門は血液学。東大在学中に中村真一郎・福永武彦と「マチネ・ポエティク」を結成。詩人であり評論家である。

 上智大教授、イェール大講師、ブラウン大講師。ベルリン自由大とミュンヘン大で客員教授。ブリティッシュ・コロンビア大教授、「うぎゃぎゃ」でござる。鶴見俊輔、大江健三郎もお友達。いやはや&いやはやであって、今井君なんかと同じ人間とは思えない。
じゃこ天1
(鯛めし屋のジャコ天2種。手前が普通のジャコ天、向こう側がジャコで包んで揚げた手作りバージョン)

 しかし、「電車の中だけでラテン語マスター」ということなら、諸君もマネしていんじゃないか。世の中は英語帝国主義の真っただ中だけれども、フランス語・スペイン語・イタリア語、その辺を「電車の中だけで身につけました」ということになれば、誰だって加藤周一2世にノシあがるチャンス到来だ。

 さて、「愛光高校に3人合格させました」という27歳の中学部エースは、主に英語を担当しているのだとおっしゃる。現在の愛読書は今井宏先生のウルトラ名著「さあ、音読だ」。おお、素晴らしい好みだ。最高の選択であるね♨

 自信にあふれた彼の表情を見ながら、「よっしゃ、こういう先生がいれば新居浜は大丈夫だ」と安堵の胸を撫で下ろした。やっぱりですな諸君、講師と言ふものには常に自信が満ちあふれていなきゃいかん。自信溢れる笑顔が保てるように、若い講師の皆さんは厳しい自己研鑽に励みたまえ♡

 こういうふうで、祝勝会の翌朝もワタクシは気分爽快。「飲み過ぎたな」という不快感とは無縁の朝であった。11時の特急「しおさい」で松山に向かった。松山駅から松山空港までは、昨日書いた通りの「卒タクシー」を実践。気分爽快だと、何から何までが楽しいものである。
じゃこ天2
(ジャコ天・手作りバージョン拡大図。カリカリに揚がったジャコの食感が最高だ)

 あんまり爽快なので、ちょっと空港のレストランで贅沢をしていくことにした。選んだお店は「鯛めし かどや」。宇和島独特の鯛めしを中心に、宇和海の郷土料理を出す。

 注文したのは、① 愛媛名物「ジャコ天」、② この店独特の「手づくりジャコ天」、③ 日本酒大吟醸「虎の尾」。1月28日は公開授業もナシ、単に東京に帰るだけなんだから、お昼のお酒1杯ぐらいいいじゃないか。

 すると諸君、②がマコトにうまい。手作りの柔らかいジャコ天を、たくさんのジャコで外側から包み込み、熱い油で揚げたものだが、外側のジャコがカリカリに揚がって絶妙の食感。あんまり旨いから、早速「これもう1つ」とお願いし、ついでに「大吟醸ももう1杯」と首をすくめて苦笑いした。

 東京にも出店しているんだという。従業員のオバサマに「東京店もあるんですね?」と声をかけたら、すぐにリーフレットを持ってきてくれた。西麻布「霞亭」と、今度新しく虎ノ門にも支店をオープンしたそうな。15%引きのクーポン券までいただいた。諸君、やっぱり愛想よくしてみるものである。
辛口カレー
(羽田空港「新宿アカシア」の極辛カレー。Mac君の変換によれば「獄辛」らしいが、確かに「獄」な感じの強烈な辛さである)

 ますます気分の爽快さを増したワタクシは、「こりゃ、羽田でカレーを貪って行くべ」と決めた。鯛めしはまた西麻布か虎ノ門でいただくことにして、今日は誰が何と言っても「新宿アカシア」のカレーだ。

 松山から羽田まで、1時間半ほどのフライト。ヒコーキの中でもお弁当が出るのだが、お弁当はほどほどに切り上げて、ワクワクしながら羽田到着を待った。だって諸君、松山でジャコ天3皿に大吟醸2合を満喫 ☞「新宿アカシア」の極辛カレーで〆だなんて、こりゃ最高の出張じゃないか。

 ま、体重の増加は少しだけ気にかかる。しかし人間のカラダは、食べたもので出来ている。ならば遠慮なくしっかりワシワシやって、丈夫なカラダを作んなきゃ。

 3月23日までの驚異的スケジュールを乗り切るには、やっぱり一番大事なのは日々のワシワシだ。そう自分に言い訳して、羽田に到着するが早いか、ビューンとカレー屋に疾走するワタクシなのであった。

1E(Cd) COMPLETE MOZART/DIVERTIMENTI・SERENADES 7/11
2E(Cd) COMPLETE MOZART/DIVERTIMENTI・SERENADES 8/11
3E(Cd) COMPLETE MOZART/DIVERTIMENTI・SERENADES 9/11
4E(Cd) COMPLETE MOZART/DIVERTIMENTI・SERENADES 10/11
5E(Cd) COMPLETE MOZART/DIVERTIMENTI・SERENADES 11/11
total m25 y25 d17730