Tue 151124 武蔵小金井/北千住の大盛況 ユンケルが嬉しい 超有名マンガ誌の取材を受ける | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Tue 151124 武蔵小金井/北千住の大盛況 ユンケルが嬉しい 超有名マンガ誌の取材を受ける

 「武蔵小金井」と文字で書くと、何だかカッコいい。宮本武蔵みたいなスゴいおサムライさんが、山のテッペンのお城からゾロゾロ姿を現しそうである。籠城中、さぞかし汗臭いだろう。みんなゴツい髭をボーボー生やして、目玉もギョロギョロ、その視線だけで敵を圧倒してしまうだろう。

 ところがそのイメージとは裏腹に、21世紀の武蔵小金井ははなはだ瀟洒な街である。つい4~5年前までは、中央線の「開かずの踏切」が街を南北に分断し、北から南へも、南から北へも、滅多なことでは移動できなかったが、中央線が高架化されてからは、そんな不便もなくなった。

 1980年代、この街に古い友人が住んでいた関係で、若き今井クマ蔵は何度も武蔵小金井を訪れた。高田馬場や高円寺で泥酔した果てのことであるが、あの頃は「武蔵小金井ゆき」という中央線の最終電車があって、ミジメな気持ちで深夜の武蔵小金井駅前をうろついたものである。

 前回この街を訪れたのは、8年前のことである。まだ東進がこんなに大繁盛になる前で、しかも当時は「開かずの踏切」がネック。雑居ビルの校舎で開催した公開授業に集まったのは、あの時は確か50名に満たなかったと記憶する。

 しかし諸君、2015年12月17日、クマ助が久しぶりに武蔵小金井を訪問してみると、80名を超える生徒諸君で教室はパンパンになっている。昨日が人形町、今日が武蔵小金井。小規模な公開授業が連続するが、それはそれでまた楽しいものである。
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(ケーキとユンケルの光景 @ 武蔵小金井)

 講師室には、お馴染みのケーキとユンケルが用意されていた。ケーキについてはダイエットのことを考えてしばらくブログ掲載を控えていたが、開催してくれる校舎サイドでは、相変わらず毎回毎回すばらしいケーキを準備して待っていらっしゃる。

 校舎長は「むかしサッカーをやってました」という好青年。サッカーをヤメてから急激に体重が増えてしまったそうであるが、頑張ってたくさんの受講生を集めてくれた。昨日の人形町に続いて目頭も胸も熱くなり、クマ助は100分間ボーボー燃えに燃えて授業に取り組んだのであった。

 終了後は吉祥寺で単独祝勝会。というか、この夜は恐竜時代から長い付きあいの友人と1年半ぶりに飲んだのあるが、旨い鹿児島料理を肴に焼酎をグビグビやっていると、同じカウンターに「むかし宮城県の仙台で先生の授業を受けてました」というヒトがいらっしゃった。

「授業を受けてた」というより、おそらく正確には「授業でウケてました」なのであるが、彼女がウケていたのは6年前のことなのである。その後、超有名な女子大学を卒業して、今は製薬系の会社に勤務しているとのこと。いやはやマコトにおめでたい。

「ホントに面白かったです」「毎回、チョー♡ウケてました」「何であんなに面白いんですか?」と話はどこまでも盛り上がったが、「何であんなに面白いか?」を尋ねられても、それは今井君本人にも分からない。
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(ケーキとユンケルの光景 @ 北千住)

 まあそのへんは、このクマ助の人生の充実ぶりが全てなんだと思う。スカスカ人生では、授業だって面白くはならない。クマ助の人生の充実度はネトネト&ネバネバ、その糸を引くような濃厚&濃密ぶりは自分でも驚くばかりである。

 どのぐらい充実しているかは、このブログ読者ならお分かりだろう。ブログ開設以来7年半で書いた文章量は、すでに普通の文庫本100冊分。海外への旅も、この10年で500日。うぉ、こんなに濃厚じゃ、授業だって破格に面白いに決まっている。

 クマどんがあんまり面白いから、とうとうウルトラ有名なマンガ雑誌が取材を申し込んできた。間違いなく日本で一番有名な雑誌の1つである。12月17日、北千住での公開授業に、有名なマンガ家さん1人と、編集スタッフ2人が見学&取材に来てくださった。

「どの出版社の何という雑誌か」「マンガ家さんのお名前は?」であるが、その辺は約1ヶ月後、雑誌が発売される頃にお知らせする。160名以上の生徒が集結してパンパン、熱気でムレムレになった北千住の大教室で100分。マンガ家さんもスタッフさんも、涙を流しながら大爆笑を続けてくださった。

 あんなに面白いんだから、大爆笑の果ての熱い涙も当たり前であるが、諸君、笑いの専門家であるマンガ家さんが「あんなに激しく笑い続けたことは久しぶりです」と太鼓判を押してくれたのだ。笑いの質も保証済み。諸君もこれからどんどん公開授業に出て、遠慮なしにボンボン笑ってくれたまえ。
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(パンパン大盛況の光景 @ 武蔵小金井)

 北千住でもケーキ&ユンケルが待っていた。2015年の秋冬シリーズ、札幌から鹿児島まで全国行脚しながら40回を軽く超える公開授業をこなしてきたクマ助は、終盤になってさすがにグロッキー気味。連日のユンケルがマコトにありがたい。50mlをグイッと飲み干して教室に向かった。

 今はもう自分で買うことはないけれども、駿台時代から代ゼミ時代にかけては、ずいぶんユンケルのお世話になった。むかしはタモリ先生がCM出演して「1日1本!!」のユンケル生活を推奨していらっしゃったけれども、実際にむかしのクマ助は1日1本を実践していたのである。

 ただし、それじゃやっぱり贅沢すぎるじゃないか。1本700円だか800円だかの栄養ドリンクを「1日1本!!」というんじゃ、1ヶ月で2万円を超える。バブル真っただ中の証券マンあたりならともかく、予備校講師がそういうド派手な消費生活をしてたんじゃバチがあたる。
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(パンパン大盛況の光景 @ 北千住。約165名の出席で、立錐の余地もなくなった)

 そこで当時の今井君が愛用したのは、どこの薬局でも山積みになっていた「サモン」というヤツ。成分はユンケルと一緒だが、どういうわけか「3本で500円」とか、そういう安売りの対象になっていた。3本500円なら「1日1本!!」をやっても1ヶ月で5000円だ。まあそのぐらい許してくれたまえ。

「そんなの飲んだって、ホントに効き目があるの?」であるが、まあ少なくとも気持ちのほうは違う。肉体的にもグッと力が入って、腹の底からモリモリ声が出るような気がする。

 声に力が入らなければ授業だってうまく行かないから、駿台&代ゼミでのクマ大成功は、3本500円のサモンどんに支えられていたのかもしれない。いやはや、何だかちょっと寂しい大成功だったのである。

 しかし諸君、昨日の武蔵小金井でも、今日の北千住でも、準備していただいたユンケルはホンモノ。というか、数あるユンケルブランドの中でもグッと高級なほうのユンケルである。

「ありがたや&ありがたや」であって、こんなのを飲んじゃったクマ助はますますボーボー燃え上がり、訪れた外部生70名を残らず東進ファンにせずにはおかない。だって諸君、出席者160名のうち、純粋な外部生だけで70名って、そりゃチョー名誉なことじゃないか。
きりたんぽ鍋
(東京駅前・丸ビルの「今井屋」できりたんぽ鍋を楽しむ)

 さて終了後は、1時間ほどマンガ雑誌の方々のインタビューにお答えし、今日の公開授業の実行委員の諸君と写真にも収まって、意気揚々と校舎を出た。当然のことであるが、その後はまたまた単独祝勝会。東京駅前・丸ビル「今井屋」で、きりたんぽ鍋を満喫することにした。

 今井屋のきりたんぽ鍋は、秋田人の目から見てもホンモノである。ゴボウ、セリ、キノコの分量も理想的。特に大切なのはゴボウ君であって、この不思議な根っこから出る摩訶不思議なダシこそが、きりたんぽ鍋の真骨頂なのだ。

 熱燗を1本頼んで、盃1杯の日本酒を鍋に追加すれば、その一杯でカンペキな鍋になる。秋田人なら誰だって、この「最後に日本酒を盃1杯」を欠かさない。これで外がピープー吹雪だったらなお楽しいのだが、ま、東京・丸の内だ。そこまで贅沢を言ってはいられない。

1E(Cd) Max Roach:DRUMS UNLIMITED
2E(Cd) Tommy Flanagan Trio:SEA CHANGES
3E(Cd) Art Blakey:NIGHT IN TUNISIA
4E(Cd) Walt Dickerson Trio:SERENDIPITY
5E(Cd) Surface:SURFACE
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