Mon 151102 広島県福山で湯気があがる 常に結果を重視する 祝勝会で蒸し牡蠣を満喫 | 今井宏オフィシャルブログ「風吹かば倒るの記」Powered by Ameba

Mon 151102 広島県福山で湯気があがる 常に結果を重視する 祝勝会で蒸し牡蠣を満喫

 京都から「のぞみ」でひたすら西に走り(スミマセン、昨日の続きです)、広島県福山に到着、17時53分。スタッフが笑顔で出迎えてくれたけれども、みんな「今井先生は広島から、上り電車でやってくる」と信じ込んでいる。

 まさか東の京都の方角から下り電車で来るとは思っていないから、「あれれ、こんな時間に上りの新幹線がありましたっけ?」と怪訝な表情を浮かべていらっしゃる。

 ワタクシはこういうイタズラが大好きだ。誰だって、ちょっとぐらいビックリさせられるのは好きなはずであって、「えええっ、広島に宿泊して、京都に日帰り旅行してきたんですか?」と、何とも言えない驚きの笑いの花が咲いた。

 2週間前の広島での公開授業と同様、今回の福山も校舎開催である。ホテルの宴会場やコンサートホールを借りて大規模な催しにするのも素晴しいが、校舎の大教室に入れるだけ、生徒たちがギュッと詰まった熱いムードもまた悪くない。

「初めて東進に来てみました」という外部生にとっても、実際の校舎の雰囲気を経験できるのはいいことだ。アットホームな雰囲気を味わい、担任や担任助手と会話をかわし、掲示物や清潔な受講ブースを実際に眺めれば、「ここに来てバリバリ勉強しよう」という熱意も高まるはずだ。
福山1
(広島県福山の大盛況 1)

 19時、時間通りに教室に入ってみると、諸君、たいへんだ。70名も入れば満員の教室を、何と約190名高校生が埋め尽くしている。熱気も最初からムンムン音が出るほどであって、超満員の教室からは間違いなく湯気が上がっている。

 よく「湯気が上がるほど」と形容する人はいるが、諸君、ホントにホントに湯気が上がっている。クマ助のこのコトバがウソでも大袈裟でもない証拠に、ちょいと写真を見てくれたまえ。どう見ても湯気とおぼしき白いモヤモヤが確認できるはずだ。

 この密度、まさに「恐るべし」であって、広島でも息が真っ白く見えるほどに冷え込んだ11月23日の夜、この教室では何と「クーラーを最大限まで目いっぱい」という非常識な空調を試みた。

 しかし諸君、クーラー君にはマコトに申し訳ないが、クマ助♡公開授業の熱気は、クーラー君がいくら唸るほどウントコサ頑張ったって、一向に効き目なんかないのである。

 まずクマ助がボンボン燃える。その燃え方はこの世で最も火のつきやすいタキギを10万本集めてきたほどの激烈さである。ウソだと思うなら、大寒波が襲ってきた晩にでもクマ助のそばにきて、熱く燃えるクマ助に手をかざしてみたまえ。

「たき火だ&たき火だ、落ち葉たき」「あったかーい♡」どころの話ではござりませぬ。「気をつけろ、近づきすぎると燃え移るぞ」というレベルなのだ。その輻射熱で目玉焼きだってジュッと瞬間的に完成するほど、お湯を沸かすことだって可能なんじゃないかと自負している。
福山駅
(福山駅に到着)

 すると諸君、目の前の生徒諸君もそこいら中でボンボン燃え始める。特にこの日の福山は、燃えたくて&燃えたくて、我慢できないほどボンボンしている諸君ばかり。こりゃ大変だ。最初から防火用水が必要なボンボンぶりであって、「外部生が80名も含まれています」というコトバが信じられないぐらいだ。

 外部生は本来、緊張のせいでおとなしい。または「ホントにコイツってスゲー講師なわけ?」と厳しい懐疑と疑惑の目を向けているヒトが多い。それが190名中80名も含まれていたら、最初のうちは冷え冷えとしたシラケムードで始まるのが一般的である。

 もちろんどんなにシラケムードで始まろうが、クマ助のパワーは常に強烈であって、5分どころか3分も経たないうちに、シラケムードさえ燃料に変えてボンボン盛り上がる。

 しかしこの夜の福山は、とにかく冒頭から「まあ落ち着け」「いいから落ち着け」と今井君が手綱をしめなきゃいけないほど。うぉ、イヤというほど盛り上がって、湯気はますます濃厚&濃密になり、15分経過の時点で教室は「サウナもかくや?」というところまできた。
福山2
(広島県福山の大盛況 2)

 今井君は常に「結果に重視する」のである。公開授業とか講演会とか、まあ要するにイベントだけが盛り上がって「スゴかったねー」「楽しかったねー」「面白かったねー」で終わってしまったのでは、実際には何の意味もない。

「結果に重視する」とは、公開授業の後に「どのぐらい生徒が増えたか」「どのぐらい成績が上昇したか」「どれほど校舎の雰囲気がよくなったか」、そのあたりを講師の勲章と考えるということである。

 2週間前に広島の「新白島」という校舎で公開授業をやって、生徒諸君のムードが急激に高まったのだという。1週間に6日でも7日でも校舎に来て、どんどん授業を受講するは、自習室も音読ルームも満員だは、外部生はどんどん冬期招待講習を申し込むは、まあ昔風に言えば「うれしい悲鳴」なんだそうな。

 だから評判が評判を呼んで、この夜の福山公開授業には、周辺の広島市や府中市からの参加も少なくなかった。わざわざ広島市から10名。府中市からも参加があった。首都圏の感覚で論じてはならないので、広島 ☞ 福山の移動は電車で1時間半もかかる。

 府中 ☞ 福山の移動もたいへんだ。府中とは中国山地の町であって、「福塩線」というローカル列車が山ひだを縫って、1時間に2本トコトコ走るだけである。今夜の福山には、パパやママが長時間クルマを運転して送り迎えしてくれたんだそうな。

 そういう話を聞けば、よせばいいのにますますクマは燃え上がる。ジャンジャンジャン、ジャンジャンジャン、激しく半鐘が打ち鳴らされ、め組のイナセな火消しのオニーサンたちが駆け回るほどのアリサマ。20時30分まで90分、大爆笑が収まることは一度もなかった。
蒸し牡蠣
(祝勝会。広島で牡蠣を貪る。この蒸し牡蠣が5回運ばれてきた)

 さて、そうなれば当然のことながら祝勝会であるが、今夜の祝勝会は福山から広島に移動して、「どうしても今井先生に広島の牡蠣を召し上がっていただきたい」というスタッフの熱いコトバに甘えることにした。

 新幹線からクルマに乗り継いで、着いたお店は「豊丸水産」。個室を予約してくれていて、出席者は8名。うーん、今井君世代のオジサマは「豊丸」という名前を聞くと思わず一瞬コワばってしまうが、まあその辺はあまり触れないことにしておこう。

 1980年代後半、テレビの深夜の時間帯を席巻したのが「豊丸」。お相撲の力士で「豊丸」なんてのが登場しそうでコワい。武蔵丸に臥牙丸、シコ名に「丸」のついた力士は少なくない。豊山に豊真将に豊響、「豊」の文字も定番だ。「豊丸」の登場は、時間の問題かもしれない。

 そんなツマラン話は置いといて、祝勝会に集中しようじゃないか。もちろん牡蠣の本場の広島だ。牡蠣の旨さは申し分ナシ。次々と運ばれてくる蒸し牡蠣を、開いては貪り、開いては飲み込み、あっという間に20個近くをポンポンに収めた。

 今日の写真の4枚目が、1回で運ばれてくる蒸し牡蠣。これが5回も出てきたのだから、どれほど多くの牡蠣どんがクマ助のポンポンを満たしたか、まあ想像してくれたまえ。
新岩国
(翌日は山口県岩国まで錦帯橋を眺めに行こうと決める)

 公開授業を主催してくれた「田中学習会」は、今や広島県全域を席巻しつつある。英語はほぼ100%が今井君の受講生であって、先生方もみんな中年グマを実に大切に扱ってくれる。

「結果にコミットする」という今井君の姿勢にも、たっぷり敬意を払ってくれる。この夜は「まだ大学生です」という男女2名も参加していたが、ともにかつては熱心な今井受講生だったそうだ。

 女子のほうは「最初はセンター模試で100点程度。C組 ☞ B組と受講して、本番では185点とれました」。男子のほうはもっと激しくて「最初は60点」。「でもD組 ☞ C組 ☞ B組と受講して、本番では175点まで行きました」。おお、これならコミットのしがいがあるというものだ。

「中学英語から卒業するための『E組』を作ってくれませんか?」という話も出たが、それもまた検討事項ということで、真剣にお話を拝聴した。

 確かに諸君、日本人の英語の学力はこの20年ずっと右肩下がり。世間には夢のような話にばかり夢中のヒトが多いようだが、ベテラン♨クマ助はビシッと地に足をつけて、音読&音読で地道に学力向上を目指す役割を担おうと心に決めている。

1E(Cd) Incognito:NO TIME LIKE THE FUTURE
2E(Cd) Incognito:POSITIVITY
3E(Cd) Larry Carlton:FINGERPRINTS
4E(Cd) Larry Carlton:DEEP INTO IT
5E(Cd) Luther Vandross:DANCE WITH MY FATHER
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